社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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もうすぐだよ

2022/03/16

多くの方々がご存知かと思いますが、0・1・2歳児は一度の食事で摂取できる栄養が少なく、1日3回の食事だけでは ”必要な栄養を補えない” ことなどから、朝の集まりなどを終えるとおやつの時間となります。しかし、週間後には2歳児ほし組・つき組の子どもたちは朝のおやつの時間がなくなり、9時頃から園庭出て、これまで3・4・5歳児が楽しそうに遊ぶ姿を羨ましそう(憧れて)見ていた三輪車などの乗り物でも遊ぶことができるようになります。そんな進級後のことをイメージしてなのでしょう、今日ほし組・つき組の子どもたちがいつもならばおやつを食べる時間には園庭に出て遊び始めているのです。それが余程嬉しかったのでしょう、園庭中央にゴザを敷き砂で団子を作っていたと思ったら、砂だらけのゴザの上に寝そべり、そこへ布団の代わりに砂まみれのゴザを掛けて眠るなどごっこ遊びを楽しむ姿が見られました。4月になるとこんな姿が当たり前になり、朝から身体を動かすため、給食が待ちきれないほどお腹が空くものの、疲れていて食事中に眠くなってしまう姿も見られることでしょう。
 さて、今日も春の日差しが降り注ぎ、暖かい一日となったこともあり、園庭は賑やかな声と笑顔が溢れました。2月上旬には凍ってしまうことがないように止められていた水道も自由に使えるようになり、砂場に水を運んで遊ぶ様子も見られるようになり、園庭も霜が降りてカチカチになることもなくなり、誰が描いたのか面白い絵が描かれる上を子どもたちが元気に走り回っていました。こんな風に暖かくなると暖炉で温まる姿は見られなくなってきますが、秋冬に困らないように薪づくりは継続しなければなりません。今日もチェーンソーを手に丸太を玉切りしたのですが、目立てをしても切れ味が悪いため、新たな刃に交換したところ、これまで何をしていたのだろう(時間と体力の無駄)と思うほどの切れ味に、これが本来の切れ味だったんだ!切れ味の悪い刃物の方が怪我につながるようにチェーンソーも同様であることを思わされ、もっと早く交換すればよかったのにと反省しました。

「かんどうした!」

2022/03/16

 コロナ禍の一年でしたが、年長児のぞみ組と年中児あい組は何かと行事を一緒に行ったり、一緒に遊んだりする機会が多く、あい組の子ども達にとってのぞみ組さんは良い兄姉のような存在でした。
 今日はそんなのぞみ組さんとあい組のお別れ会がありました。あい組が思っていたのぞみ組さんとの思い出、「かっこいいなー、すてきだなー」と思っていたことを絵に描いて発表してくれたり、「ともだちになるために」という歌をプレゼントしてくれたり、心を込めて作ってくれた手作りフォトフレームのプレゼントを渡してくれました。
 「ともだちになるために」の歌が終わると聴いていたのぞみ組のあちらこちらからすすり泣きの声が…。中でも特に号泣していたK君が「かんどうした!」というと、またあちらこちらから次々に感動が伝わり号泣するお友達もいて涙あり、笑いありのステキな会となりました。
 今日、あい組の歌った「ともだちになるために」の歌詞が今の世界の情勢を考えた時とても心に残ったのでご紹介いたします。

「ともだちになるために」
作詞 新沢 としひこ
作曲 中川 ひろたか

※くりかえし
ともだちになるために ひとはであうんだよ

どこのどんなひととも きっとわかりあえるさ
※くりかえし
いままでであった たくさんの きみときみときみときみときみと
これからであう たくさんの きみときみときみとともだち

※くりかえし
おなじようなやさしさ もとめあっているのさ
※くりかえし

※くりかえし
ひとりさみしいことが だれにでもあるから
※くりかえし

※くりかえし
だれかをきずつけても しあわせにはなれない
※くりかえし

卒園・進級に向けて

2022/03/15

今週土曜日に卒園式を控えた5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちは当日に向けて練習を重ねてきましたが、いよいよ今週は最終確認を兼ねた仕上げの段階となりました。今日も午前中、司会のY先生、ピアノ(奏楽)を担当してくださるM先生にも入ってもらい行いました。週一回の礼拝とは違った雰囲気、いつも遊んでいる時とは違う少々緊張した顔つきの子どもたちが影響したことがないと思いますが、常に平常心で落ち着いていて、失敗するイメージなどないM先生が讃美歌を弾いていた際、一度だけリフレインするところを二度弾いたことに驚き、確認し合うように目をキョロキョロ!ところが、先生たちだけでなく子どもたちも、いつもと違うことに気付いたようで、壇場に立っている僕の顔をニヤニヤを見ながら歌っていてとてもリラックスしていたように思いました。もしかするとM先生が緊張している子どもたちをリラックスさせるために演出した故意の間違い(サービス)だったのかも知れません。
 さて、春めいてきたことは嬉しいのですが、スギ花粉に悩まされる季節の到来だけは有り難くないこと!そんな先生が複数人いるのですが、可哀想なことに幼くしてスギ花粉症に悩まされる子どもたちがいます。中でも5歳児のぞみ組のY君は重度の花粉症と診断され、3月中は外遊びを控えるように指示されてしまい、保育園生活が限られてしまっているというのに、仲良しのみんなが楽しそうに園庭で遊んでいる様子を職員室で遊びながら眺めるだけになり「僕も遊びたいなあ〜!」と呟いていました。反対に4月には進級する子どもたちは嬉しくて仕方なく、特に4歳児あい組・はと組の子どもたちは落ち着かない様な気がします。また、入園したばかりの頃は、泣いてばかりだった0歳児ひかり組の子どもたちの成長からも驚きと喜びを感じさせてもらっていますが、そんな子どもたちが羨ましい限りです。

Im OK.

2022/03/14

多くの職員が3月5日・6日に三度目のワクチン接種を受けたのですが発熱や体調不良など、副反応と思われる症状でお休みしなければなりませんでした。ところが僕はといえば、一度目二度目同様、接種した翌日から接種した部分に数日間痛みと痒みを感じたものの、発熱も身体の不調も全くありませんでした。ところが、別件で先週月曜日からお休みを頂くことになったため、先生たちは「園長先生も副反応が出た!?」と驚いていたとか・・・。そして、HPの更新がなかったことを心配してくださった県外の幼稚園(認定こども園)の園長先生が電話を入れてくださいました。大した内容ではありませんが、その日の出来事をお伝えすることは大切との思いから、できる限り映像とともに記事を書くようにしていて、確かに、海外に出かけた時以外、一週間まるまる更新しないということはほぼ無かったため、有難いことに日々HPをご覧くださっている方々には違和感があったのかもしれません。しかも、それが他の園の園長先生だったことに恥ずかしさを覚えると共に、震災から11年目の3月11日を含め、先週子どもたちがどのようなことをしていたのか知りたかったそんなことを思いました。そして、仮に保護者の方々の中にもHPを楽しみにしてくださっている方がいるとしたら、梅の花が開花し始めたこと、桜の蕾も大きくなっていることなど、簡単でいいので更新することを続けなければならないと思わされました。
 さて、以前からお伝えしているように今年6月に園舎の移転新築から10年という節目を迎えます。そのために、これまでの10年間の園庭の変化などをまとめようと思っています。そして、園のリーフレットなどに使っているイラストを10年前に描いてくださったKさんにお願いして、現在の園庭の様子を描いていただくことを依頼し、今日は現場を見にいらしてもらいました。10年間という時間の中で様々な変化していたことに驚きながら「どこから見た景色を描きましょうね」と構図に頭を悩ませていました。これから何度もラフを描いてもらい、手直しを重ね素敵な作品を描いてもらい、それに負けないような内容を頑張ってまとめようと思っています。

思いがいっぱい

2022/03/14

 3月も中旬になると卒園児にとって保育園生活最後の○○、が出てきます。今日は礼拝の話を隔週しに来てくださるM先生が今年度最後だったのでのぞみ組やあい、てんし組からお礼をしました。今日は卒園式の入場の様子もM先生に見ていただいたので、のぞみ組のみんなの堂々とした姿に感激し涙ぐんでおられました。M先生をはじめ、保育士以外で保育園に関わり子ども達を見守り、成長を喜んでくださる人がたくさんいることに本当に感謝です。
 のぞみ組では卒園式にアルバムのほかに保護者や保育士からのメッセージや大きくなったらの絵などを描いた「思い出色紙」を作っていますが、今日はテラスで足型をとっていました。絵筆で足の裏に絵の具をつけてもらうとき、くすぐったくて大笑いしていました。いろんな思いがいっぱい詰まった「思い出色紙」も楽しみにしてくださいね。

3.11の祈り

2022/03/11

 東日本大震災から11年。3月になると「あの時はあの場所に誰といて、どんなに怖かったことか」でも必ず「助け合った」「励ましあった」ということを覚えている人が多くいました。悲しいことやつらくてどうすることもできない時に慰めてくれたり、支えてくれる人がいるということがどんなにありがたいか、この時こそ身にしみて感じたのではないでしょうか。
 「光の子保育園」が大事にしている聖書の言葉に「ひかりのことしてあゆみなさい」があります。暗闇にひかる光のような人になってほしい、そうありたい、と思う3.11です。

みんなで平和を

2022/03/10

みんな平和を願っています♥

みんなで平和を Ⅱ

2022/03/10

みんな平和を願っています♥

みんなで平和を Ⅲ

2022/03/10

みんな平和を願っています♥

最初と最後

2022/03/04

5歳児のぞみ組・めぐみ組の子ども達にとって、今日のサッカー教室は保育園生活最後となりました。しかし、あい組・はと組に進級する3歳児は4月からサッカー教室が始まる(できるようになる)ため、毎年、年度最終回の際にコーチとの顔合わせを含め、短時間ですがボールに触れる程度のサッカー体験をさせてもらいます。いつもであれば天気が良ければ東部グランドで行ってもらうのですが、このところ霜が降りることもなくなった慣れ親しんでいる園庭のコンディションが良い上、緊張感も和らぐかとの判断で園庭で行ってもらいました。4・5歳児のようにビブス(ベスト)を身につけることがありませんでしたが、コーチの指示を聞き、手を使わないよう必死になりながらボールと戯れていました。一方、のぞみ組・めぐみ組はいつものようにボール遊びをした後、グループごとの対戦、そして、最後の最後に担任・コーチチームとグループごとの対戦をしたのですが、子どもたち以上に本気モードだったのがのぞみ組のR先生!コーチから受けたボールをゴールめがけて蹴ったボールは畑を越えて行き、子どもたちから「すっげ~!」と声が上がり、コーチはニヤニヤ、そして、R先生当人は恥ずかしかったのでしょう、照れ笑いをしていました。毎月仙台から来てくださっているコーチたちは仙台市内を中心に活動していますが、第一光の子保育園は隣接する東部グランドと体育館、園舎2階ホールと園庭と環境に恵まれているとおっしゃっるだけでなく、園庭に新たな遊具(遊ぶスペース)が出来たにも関わらず「何だか、園庭広くなりましたか?」との質問までありました。サッカーをするために園庭に2面使っても、いつものようにストライダーやペダルカーが走るスペース、縄跳びや砂遊びをすることが出来る環境、そんな中で行われた、最初と最後のサッカー教室、コーチたちにも感謝です。サッカー教室後、4歳児はと組のW先生が畑に残っていたマルチシートを撤収してくれていました。前述の通り、このところ朝の冷え込みが緩んできて霜が降りなくなってきたので、野菜を育てるために少しづつ準備を始める季節の到来を感じます。
 さて、そんな平和な保育園の園庭とは正反対に、ロシア軍がウクライナの原子力発電所を攻撃し火災が発生したとのニュースを知りました。広島に初めて、そして、長崎に最後に原子爆弾が投下されて以降、原子力爆弾が使われたことはありませんが、チェルノブイリの事故、東日本大震災の津波の影響で東電福島第一原発が爆発事故の経験・怖さを繰り返すような愚かなことが決して起こりませんように!

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