社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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来週は遊ぼう会

2019/09/27

 今朝園庭で「先生!すごいよ!」とてんし組のS君。「見て!雲がないよ!」と空を見上げています。「ほんとだね~」と、しばらくの間みんなで雲ひとつない青空と澄んだ空気を堪能しました。
 来週10月5日(土)に行う『親子で遊ぼう会』のリハーサル2回目を行いました。各クラス、今年クラスで流行ったあそびや好きな絵本、好きなあそびの展開や延長でプログラムを組んでいるので、子ども達の「だいすき!」がにじみ出ていました。『遊ぼう会』を通して今子ども達が取り組んでいる活動やその様子を見ていただきつつ、お家の方と一緒に体をうごかす事を楽しんで欲しいと思っています。

楽しいことがいっぱい!

2019/08/27

子どもたちはもちろんのこと、子どもたちと関わる先生たちが笑顔で過ごしている様子(表情や言動)を見ると、保育園生活が「楽しい」と思っていることが、その様子から伝わってきます。そして、そんな先生たちを見ていると僕までが「楽しい」と思うことがたくさんあります。まず今朝おもしろいと思ったこと、それは玄関前の掲示板に貼られている4歳児はと組の担任M先生が書いたクラスの様子です。今回の内容は、来週スウェーデンから7名の方々が保育園を視察にくるため、お迎え入れする前にスウェーデンという国がどこにあるか、自分たちが住んでいる日本はどこなのか、そして保育園がある大河原町がどこにあるかクラスに地図を広げたときの様子が目に浮かぶように書かれているのです。自分たちが住んでいる星が地球でそこには色々な国があることは聞いたことがあっても、ピンとこない子どもたちにとって一枚の地図を見るだけでスウェーデンだけでなく行ったことのないところを旅行をしている気分になっているのかも知れません。来週、直接お会いすることで自分たちと違う国があり、違う言葉を使っている方々がいることを実体験することはとてもいい経験になる事でしょう。また、今朝の朝番担当だった3歳児ひつじ組のM先生が園庭に落ちていた先が二股に分かれている杉の枝を上手に使い子どもたちが乗った三輪車を押してあげているのです。枝の長さや装着具合があまりにも自然で、まるで当初から附属されていたパーツのようで驚きでしたが、こんな風に先生たちが遊びや道具を工夫するからこそ、子どもたちの発想力が育つのでしょう。そして、0歳児ひかり組のM先生とK君は玄関前のインターロッキングとアスファルトのところをハイハイして楽しそうに遊んでいるのです。いったい何をしているのかと思いきや玄関前で拾った栗の実を投げては拾うの繰り返しという0歳児ならではの栗拾いをしていました。そのK君のほのぼのとした姿とM先生を始め保育の現場(最前線)で懸命に子どもたちと関わっていてくれている姿にジーンとさせられました。感謝です!

ポエム

2019/09/26

このところ、某環境大臣の発言がポエムのようで分かりにくいなどと揶揄されていますが、保育園の子どもたちとの会話は常にポエムの連続です。今朝も空の雲を眺めて気づいたのか、これまでの夏の雲との違う雲を見つけた4歳児はと組のSちゃんが「ねえ、園長先生、雲がボツボツしていて気持ち悪いよ」と話しかけてきました。「どの雲?」と聞くと「あそこの雲」と空を指差します。そこには、秋の雲の一つである「ひつじ雲」が浮かんでいます。夕焼けや日没が早くなったことには気づいたとしても、日常生活の中でSちゃん(子どもたち)が雲を眺めていたとはびっくりです。それだけではありません。お母さんが虫を怖がらないことが自慢の5歳児めぐみ組のKちゃんが「ねえ、園長先生、さっきの鳥のお話聞こえた?」と言うのです。それは、Kちゃんが多くの子どもたちの声が響く園庭の中でも保育園にやってきた小鳥たちのさえずりに耳を傾けていたということの証し。それを「お話し」と表現するのですから恐れ入ります。先月末、福岡から保育園の視察にお見えになったある先生に2歳児の子どもが園庭中央の木製遊具の陽の当たっている部分と日陰の部分との温度差に気づき「ここ触ってみて!こっちより熱いよ」と話しかけてくれたとお聞きし、子どもたちの気づきや発想にびっくりさせられました。某大臣が意図してポエムのような発言をしているかどうかは分かりませんが、子どもたちのポエムはいつ聞いても心を和ませてくれます。
 さて、今日は航空写真撮影の日でした。これまで何度か撮影していますが、その際は仙台空港からセスナ機が飛んできたのですが、今年から、セスナ機に代わり、ドローンでの撮影となりました。子どもたちの多くが初めて見る不思議な飛行物体「ドローン」に興味津々!撮影前のテストフライトが始まると聞くと、立ち入り禁止の線の近くにドローンを囲むように集まり、離陸する様子に釘付けになり「ブーン」と音を立て飛び立った瞬間「うお〜!」と歓声をあげ口を開けたまま空(ドローン)を目で追っていました。そんな中、5歳児のぞみ組のE君は「飛ばすためにはアプリをインストールして〜」と5歳の子どもたとは思えないようなことを言うので撮影に来た担当者が驚いていました。ところで、無事!?園全体の撮影が終わったあと、全園児の集合写真、クラスごとの撮影となったのですが、結構な時間がかかってしまったこともあり、2歳児は無理なくクラス写真は断念。そして、最後にクラス写真を撮影することになってしまった4歳児あい組の子どもたちは別なことをしたかったこともあり、待ちくたびれたS君が遂にカメラマンに向かって「早くして〜!」と叫んでいました。こんな本音が聞かれた撮影でしたが何とかかんとか終了!どんな写真になったか仕上がりが楽しみです。

もうすぐ運動会 ②

2019/10/25

総練習行ってきました。
第一光の子のバスをお借りして三往復。
バスに乗るだけで子どもたちの興奮はマックスに…。
バルーンもきれいに上がって、魚もバルーンの上ではねてました。(運動会のテーマが«うみ»で海仕様の小道具が多いんです)
後は本番を待つばかり

「あっそう!」

2019/09/25

今朝のこと「ねえ、園長先生、火を燃やしたいんだけど、よく燃える葉っぱとか枝どこにある?」と5歳児めぐみ組のW君と数人の男の子が職員室へ聞きにやって来ました。いったい何をするのかと思い「えっ?火を燃やして何をするの?」と尋ねると「あのさあ、カブトムシが死んじゃったから、燃やして天国に行ってもらわなきゃいけないんだよ」と言うのです。なるほど、彼らはカブトムシを火葬してあげようと考えたということがわかりました。そこで、「じゃあ、森に行って杉っ葉とか集めてこなきゃ」と話すと少々納得いかなかったのか両手を広げ「う~ん・・・」と言って困った様子。面白い発想だと思ったので彼らが杉っ葉や小枝を集めてきたら願い通り「火葬」のお手伝いをしようと思っていたのですが、諦めたのか、砂遊びがしたくなったのか、しばらくすると今度は「ねえ、園長先生スコップ貸して」とやってきます。「いいけど、振り回さないことと、使ったらちゃんと片付けるんだよ」と約束をしてスコップを使うことをOKすると夢中になって砂場を掘り起こして遊び始めました。すると彼らが遊んでいる砂場のすぐ傍に、何と火葬されるはずだったカブトムシが土葬され間もなく咲こうとしていた彼岸花が供えられているのですからびっくりするやら可笑しいやら。結局、「火葬」でも「土葬」でもなく「あっそう!?」っていう感じの結果になりましたが、彼らは死んでしまったカブトムシを決して忘れることなく土に埋めてから遊んでいたことに感心させられ、嬉しくなりました。その後は薪にするためにチェーンソーで切った木を軽トラックに載せる手伝いをしてもらったのですが、何も言わなくとも荷台にきれいに並べて積み込むのにも驚きでした。そしてランチルームの北側に運び積む手伝いもとても上手で僕一人でしていたら半日近くかかったであろう仕事が1時間程度で終わりとても助かりました。まだ切っていない木があるので、次回もぜひ手伝ってもらおうと思います。
 さて、10時前から近所の公園におやつを食べに出かけた2歳児ほし組とつき組の子どもたち、予定していた公園で枝の剪定作業が行われていたということで急きょ東部体育館のところにある大きな桜の木の下でおやつとなりました。その近くでは5歳児が軽トラックの荷台から薪を運んでいるので、気になって仕方がなかったようです。その後、本当ならば公園でする予定だったであろう鬼ごっこを園舎東側のアスファルトで行い、そのあとは先生たちが必死に叩き落とした栗を子どもたちが一生懸命に拾っていました。凄い執念です。

もうすぐ運動会

2019/09/23

今週の土曜日は運動会です。
それぞれのクラスで先生たちが準備を進めています。
今日は大きいクラスが近所の公園でかけっことリレー、バルーンを練習しました。
角田光の子保育園の園庭は以前の公立保育所の時の広いグランドではなくて、起伏のある形状です。その園庭を子どもたちは毎日楽しそうに駆け回っているのですが、かけっこなどの全力で走るものは経験が不足しているのでは…と密かに心配していました。
でも、練習で生き生きと走っている子どもたちを見ると、経験不足なんていう思いは全くの取り越し苦労で、かえって起伏のある園庭で体幹がしっかりしてきたかな?という走りを見せてくれた子どもたちです。
明日の総合体育館での総練習も楽しみです。

深まりゆく秋

2019/09/24

大人でもそうですが、休み明けの月曜日の朝はまだ調子が戻って(エンジンがかかって)いないこともあり、子どもたちの多くが登園してもお家の方と離れられず愚図ってしまう様子が見られます。ましてや、今日のような連休明けの朝となると尚更で、今朝も5歳児めぐみ組のKちゃんが階段の踊り場でお母さんとバイバイするのが名残惜しく涙ぐんでいました。そんなKちゃんに「ねえ、Kちゃん、どうしたの?園長先生お手伝いして欲しいことあるんだけど聞いてくれる?」「・・・・・」「あのさあ、栗の木からたくさん栗の実が落ちてきてたんだけど、一緒に拾ってくれないかなあ?」と話してみました。すると、少~し興味を持ってくれたのか、涙がとまり、お母さんと「じゃあね、バイバイ」とタッチをして別れることができました。そこで、改めて「じゃあ、外で待っているから、2階の先生に『園長先生と栗拾いしにいってきていい』ってお話して、『良いよ』って言われたら帽子を被ってお外においで」と話をしました。すると、程なくして笑顔のKちゃんが「園長先生、『良いよ』って言われた」と言いながら走ってきました。そんなKちゃんにバケツを持ってもらい栗の木の下で栗拾いをしました。すると、登園してくる子どもたちは僕たちが何をしているのか気になるらしく「園長せんせいおはよう!何してるの?」と聞いて来ます。Kちゃんは「栗拾ってるんだよ!」とドヤ顔。そんなKちゃんのお陰であっという間に結構な数の実を拾うことができました。本当ならば、他のクラスの子どもたちにも同じような経験をしてもらいたかったのですが、今度はKちゃんに拾い方を皆に伝えてもらい、他のクラスの子どもたちにも楽しい経験をしてもらおうと思います。
さて、栗拾いを終え園庭に戻ると、どこからともなくこ甘~いいい香りが漂っていることに気付きました。その匂いはいったいどこからなのか探してみると、園庭の「銀木犀」の匂いでした。金木犀ほど匂いがしないこと、そして、ここ数年ほとんど花を咲かさなかったこともあり驚くと共に嬉しくて仕方がありませんでした。本当はもっとたくさんの花を咲かせるのかも知れませんが、しばらくは深まりゆく秋を感じながら、優しい香りに癒されたいと思います。

凄い!

2019/09/20

日本では「食欲の秋」「芸術の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「実りの秋」などと称することは特別なことではありません。しかし、海外には「◯◯の秋」という概念がないらしく、日本人以外はピンとこ何のだとか・・・。しかし、ここは日本、園生活の中で「◯◯の秋」と表現したくなることがあります。今日はサッカー教室があり、コーチの指導のもと4・5歳児の子どもたちがそれそれ東部運動場で身体を動かしました。ところが、5歳児の子どもたちは疲れを見せるどころか、園に戻って来てすぐ、のぞみ組・めぐみ組に分かれて並び、日課のようになっているリレーを始めるのです。そして、驚くことに、夕方の延長保育では男の子と女の子のグループに分かれリレーをしているのです。しかも男の子の数が少なかったこともあり、男の子は二度も走るのですからその体力に、ただただ驚かされます。そんな子どもたちは1日一体何歩歩いているのでしょう?一度万歩計をつけて計測してみたくなりました。その他にも、2階のバルコニーまで届いている支柱を上手に登る子どもたちの腕力やバランスの良さにも感心します。何はともあれ、こんな風に身体を動かし遊ぶ子どもたちの様子から「スポーツの秋」そして、体力がついてきている姿から「実りの秋」を感じます。
 一方、秋の深まりと和を感じさせる、「ほうれん草と菊の花とキノコのおひたし」「栗ごはん」という今日の給食のメニューから「実りの秋」と「食欲の秋」を実感させられました。玄関前の栗の木にはこれまでににないほどの数の実がついています。もうしばらくするとそのイガから実が落ちてくることでしょう。その実を子どもたちと拾って美味しく食べたいものです。

イベントにレッツゴー

2019/09/20

 秋は色々なイベントや企画が様々な事業所であるようで、保育園の掲示板にもたくさんのポスターが貼ってあります。今朝、あるポスターの前でてんし組のN君とお母さんが「明日、行こうね」と話していました。それは、駅前図書館に読み聞かせをしてくれる本のヒーロー『輝望閃詩(きぼうせんし)ダクシオン」』がやってくるというものでした。読み聞かせのほかに握手会、撮影会もあり本の貸し出しのお手伝いもしてくれるそうです。とても興味深いですね。
 また、10月は世代交流いきいきプラザ(保育園の隣です)で木の工作教室や仙台大学で「東北こども博」があるなど子ども向けのイベントが盛りだくさんです。興味関心のあるところに親子でお出かけするのもいいですね。

待ち遠しい

2019/09/19

スノーボードやスキー、スノートレッキング、ソリなどのウィンタースポーツや湖上でのワカサギ釣り、そして雪合戦や雪だるま作りが大好きという方は、これから寒くなり早く雪が降って欲しいと願っているのかも知れません。しかし、年々、体力の衰えを感じる僕としては、寒さが身に染みる寒い冬はありがたくない季節に感じてしまいます。ところが、今朝もいつものように外の掃き掃除を終え、園庭で放射線量の測定をしているときのこと、僕の、すぐ傍でじ~っと見ていた、素敵な花柄の服を着た4歳児、はと組のSちゃんが「早く冬にならないかなあ」と急に話し掛けてきました。その表情から冬になるのが楽しみで仕方がないという様子は伝わってきました。しかし、いったいなぜだろうと思い「え~っ!?だって冬って寒いから暖かいほうがいいんじゃない?」と聞いてみました。すると「だってSの誕生日は12月だから、お母さんが誕生会にきてくれるんだもん」と今から誕生会にお母さんが来てくれることを心待ちにしているということがわかり、なるほどと納得しました。それだけではありません、どうやら、おばあちゃんにも来て欲しいらしく「おばあちゃんはお仕事してないんだけど、来てくれないんだよね。『敬老会』で疲れちゃったのかなあ!?」とブツブツ独り言を言っているので、「じゃあ、お母さんにお話ししてあげる?」と話すと「大丈夫!S自分でお話してみる!」とニコニコしていました。今日も誕生会のために5歳児のぞみ組のA君やめぐみ組のT君のお父さんやお母さんが来てくださいました。そして誕生日を皆で祝ってくれていました。このような経験があるからこそ自分の誕生日(誕生会)が楽しみで待ちきれないのでしょう。Sちゃんの願いが成就するかどうかわかりませんが、Sちゃんの誕生会当日は嬉しさのあまりデレデレでしょう。そんなSちゃんに触発されたわけではありませんが、寒くなったから慌てないようにこのところサボっていた薪作りを再開しました。その中にキクラゲと思われるきのこが育っている木がありました。さすがに食してみようとは思いませんでしたが、自然界には様々なものが生きている(生かされている)ことを再認識させられました。
 さて、来月の今日は「親子で遊ぼう会」の予定日です。お天気が良ければ園に隣接するグランドをお借りして行うことになっていますが、グランド全体に草が伸びていることがずっと気になっていました。当日このままでは大変になるだろうと思い、時間がある時に草刈りをしようと思っていたのですが、そんな僕の心配や思いが伝わったのか今日の午前中グランドの方から草刈り機と思われるエンジン音が響いてきました。そこで、その音源を見てみると、これまであまり見たことのない立派な機械を使い刈り払い作業が行われているではありませんか。という訳でたった一日だけできれいさっぱり刈り取り作業が終わり、僕の懸案だったグランドの草の心配がなくなり、明日のサッカー教室はもちろん、遊ぼう会もすっきりした中で出来ることでしょう。よかった!

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