社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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あの日の様

2019/10/15

台風の影響で電車が運休だったため今日は車で出勤しましたが、保育園に向かう道中あちこちに風と大雨により折れた枝や大きな岩が避けてあったり、事故に遭い動けなくなったと思われる車が置かれていたりする風景が東日本大震災後に見た様子とどこか重なり当時のことが蘇ってきました。園に到着し、園舎の内外に被害がないか確認しましたが、園舎のガラスが割れることも雨漏りもなく、園庭の車掌車た遊具小屋も被害なく、それどころか遊具小屋とそれを取り囲む板の壁の間に子どもたちがごっこ遊びで使ったと思われる椿の実が芽を出し育っていました。また、冠水してしまっていたHさんの田んぼの水や近隣の道路の水も引いていて胸を撫で下ろしたものの、ニュースでは詳細が伝えられていないだけで、大河原町内でも被害があり、浸水被害に遭われたご家族がある現実に胸が締め付けられました。また隣接する角田市でも水が上がり冠水した道路があちこち通行止めとなっていると聞き、この春、新設された角田光の子保育園のことが心配でしたが被害がなかったと知りほっとした反面、角田から通勤している職員が出勤できないという現実に、園に被害がなかったから良かったなどと軽々しく口にしてはいけないことを思わされました。そして、テレビや新聞などで報道されている通り、丸森町の被害は甚大で全容解明と復旧・復興には時間を要することでしょう。震災の時、停電で明かりを失った街の空にはいつもは見ることができない様な星までが輝き、夕方は夕焼けが空を染め、いつもと変わらず朝日が昇りました。そして、今日、帰宅する時窓から見た月はやけに大きく見えました。しかし、被災した方々は月や星を眺める余裕などないことと思います。今回の台風で被害に遭われた方々、被災地が一日でも早く復興することを祈ります。

自然の脅威と驚異

2019/10/15

 今回の大型の台風が残したもの。市内のいたるところで発生した道路の冠水、家屋の浸水、車の水没、大きな材木や屋外の物置が道路まで流されて来ている様。いつもの風景が一変し、夢の中にいる心地がしました。それは子どもたちにとっても同じに違いありません。
 被災して保育園に来られないご家庭もあります。車が水没したために送迎の足がない、自宅から出られないなどの理由ですが一日も早く日常が戻ることを祈ります。
 今朝、避難所にいる保護者から「今日は休ませます」との連絡がありました。別件で避難所になっている場所に用事もあったので、会いに行ったところ「園長先生~!」と私のところに笑顔で駆け寄ってくるのです。普段は恥ずかしがっている子が、大勢の知らない大人たちの中にいてよほど緊張していたことが改めて分かり、お母さんとのやり取りで登園することになりました。
 園まで手をつないで歩く中ずっとおしゃべりしていたSちゃん。おしゃべりすることで今回の恐い経験が浄化されるといいなと思いつつ園に向かいました。担任に迎えられてにこにこしながら日常に戻っていくのを見て、保育園の役割を改めて認識した朝でした。
 夕方、西の空に夕焼けとおいしそうな魚の形の雲。数日前の台風が嘘のような穏やかな空に、思わず「同じ空だよね」と言いたくなるほどの平和な空。まさに自然が見せてくれる脅威と驚異だなと思います。でも、「脅威の方はもう結構です」と空にお願いをしました。

台風被害お見舞い申し上げます

2019/10/15

 今回の台風は各地で大きな爪あとを残し、大変な目にあわれた方々も多くいらっしゃいました。被害に合われた方々にお見舞い申し上げます。
 大河原も町の中央に白石川が流れているので、今回も必ず大丈夫とはいえない状況でした。実際12日夜半に「あと16センチで川が氾濫する」という情報が流れ、ライブカメラでも実際にその様子が映し出されました。午前2時に雨がやみその後徐々に水が引いていきましたがあと少しで当園も水没していたかもしれません。今回は助かりましたがいつまた起こるかわからない災害のために万全を期していきたいと思います。
 子どもたちの中には、携帯の緊急災害速報の音におびえたり、夜遅く避難し大勢の中で一夜を明かした事を思い出し不安定になっていたりするお子さんもいるようです。しっかりと寄り添い安心して過ごせるようにしていきましょう。

一夜明けて

2019/10/13

台風19号による被害はありませんか?物凄い雨と風で寝不足の方々が多いのではないでしょうか?遊ぼう会を終え帰宅する際、既に雨が強まってきていたので保育園のことが心配で、様子を確認しに行こうかと思っていましたが、お願いした訳でもないのにM先生が様子を見に行ってくれたということで映像を送ってくれました。幸い園舎は小高いところにあるため被害はなかったようですが、大雨のたびに水が上がる近隣の道路や田んぼは冠水し通行止めになっていたとのこと。今日は日曜日で保育園がお休みだったことは幸いだったと思いますが、県内あちこちで被害がありましたが、川が氾濫した丸森町の映像に仙南保育所連合会に加盟している子ども園の園庭や園舎が被害を受けている映像が映し出されとても心配しています。そして何もして上げられないことが残念でなりません。また、先週保育園にお見えになったスウェーデンの先生方も台風の影響で予定していた飛行機が欠航し、帰国が木曜日まで延びてしまうことになりました。よりによって帰国間近に台風がやってきた上に夜には地震あったのですから、さぞかし心細く心配していることでしょう。何か力になれることがあればと思いM学院女子大学のN先生と連絡を取り合っていますが、どうか日本に悪いイメージを持つことなく帰国してもらえるよう、できる限りのことをしたいと思います。

歯痒い思い

2019/10/12

台風19号の接近に伴い、プログラム内容を大幅に変更して行った今年の「遊ぼう会」参加してくださった3・4・5歳児の保護者の皆様のご協力により、事故や怪我もなく終えることができました。0・1・2歳児の子どもたちがいなかったことはやはり寂しくもあり残念でしたが、お集まりいただいた3・4・5歳児の保護者の皆様が子どもたちに大きな声援を送ってくださり、また、一緒にプログラムに参加していただきました。中でも4歳児の保護者同士の綱引きや5歳児の保護者のリレーなどは迫力満点で、子どもたちも興奮しながら応援していたのが印象的でした。小学校の体育館をお借りして行うのは今回が2度目だったということもあり、イメージができていたこともあり以前より要領よく行うことができたと思います。個人的な感想は、3・4・5歳児だけだったこともあり、保育園の行事でありながら幼稚園の行事のような雰囲気を感じたこと。また、5歳児の応援合戦と例年のことですが最後のリレーに心を打たれたということです。そして、今回の判断は少々歯痒かったものの3・4・5歳児だけのプログラム絞ったことで子どもたちに多くの先生たちが関わることができたこと、そしてプログラムの備品が少なかったため準備や片付けが早かったということです。それは、決して0・1・2歳児に手が掛かるということではなく、広い体育館でも適正な人数があるということです。とはいえ、今回の経験は今後の行事にとってもいい経験になったと思います。雨の中ご参加いただいた3・4・5歳児の保護者の皆さん、反対に楽しみにしながら参加していただけなかった0・1・2歳児の保護者の皆様に感謝します。最後に、これまで準備をしてくれた先生たち、雨の中、お手伝いにきてくれた元職員T先生にも感謝します。「ありがとう。そしてお疲れ様でした!」

 

苦渋の決断

2019/10/11

大型で非常に強い台風19号が東日本に接近、上陸し記録的な大雨や暴風の恐れがあると伝えられています。すでにJR東海やJR西日本、首都圏のJR在来線は計画運休になるようですが、東北南部も明日12日のお昼過ぎから翌13日にかけて激しい雨が降り、浸水や河川の増水、土砂災害の恐れがあるため、厳重な警戒を呼びかけられ、東北新幹線や在来線も計画運休が決まり駅ビルの店も早めに閉店することが決まっています。そのようなこともあり、明日計画されていた「遊ぼう会」は3・4・5歳児クラスだけのプログラムに予定を大幅に変更して開催することにしました。この日のためにこれまで一生懸命に準備を進めてきた0・1・2歳児クラスの子どもたちと担任の先生、そして、子どもたちの成長を見ることを楽しみにしてくださっていた保護者の皆様の思いを考えるととても辛い苦渋の決断でした。明日は例年より少々寂しい「遊ぼう会」になるかと思いますが、大きな事故や怪我、災害ががないように願いながら楽しい時間にしたいと思います。もちろん、明日くることができない子どもたちの分もプレゼントはしっかり準備しましたので来週お渡しします。お楽しみに・・・!

大型で非常に勢力の強い台風

2019/10/11

こどものつぶやき 
その1(5歳女児)
今朝雨が降った園庭の水溜りを見て「ありにとっては海だね…」
その2(1歳男児)
車の絵本をみて「ショベルカー、ミキサー車…すき、すきなんだよぉ」(絵本を抱きしめて)

 今は嵐の前の静けさで、かえって静かすぎて不気味な気がします。ニュースなどの報道でご存知のとおり明日から明後日にかけて最大級の台風が接近するようです。不要不急の外出は避けたほうが良いかと思います。やむを得ず登園する場合も雨風が強まると言われている4時前にはお迎えをお願いします。
 警報レベル3で避難となります。数十年前にあと少しで白石川氾濫の危険がありました。今回だいぶ川の水かさが増しているようなので心配です。今の静けさがずっと続くことを願っています。
 また、明日は同じ法人の第一光の子保育園の「親子で遊ぼう会」です。午前中の行事なので台風の直撃は避けられそうですが、無事行えることをお祈りしています。

時代が変わっても

2019/10/10

2000年(平成12年)に「ハッピーマンデー制度」が導入され、10月の第2月曜日に変わるまで、今日10月10日は「体育の日」でした。この日ほ、晴れの特異日と言われるほど天気が良い日が多く、小学校を始め、乳幼児施設などでも運動会が開催されたものです。そんな晴れの特異日を表すかのように今日も曇ひとつない晴天、まさに秋晴れ。そんな空を見ていると、週末開催予定の「遊ぼう会」の日が台風の影響で大雨が降るという天気予報が信じられません。ところが、子どもたちは我々大人と違い、天気予報を気にすることよりも、もし雨が降っても小学校の体育館で遊ぼう会ができることを楽しみに今日も遊んでいるように感じました。しかし、我々はできることならば、清々しい青空の元で開催したいという思いがあり、気分だけでも晴天時の遊ぼう会を感じてもらえるようにとの願いを込め園庭に手作りの万国旗を張りました。すると、たった一本だけ旗が張られただけで、普段の園庭と雰囲気が一転し、モチベーションが上がった子どもたちは嬉しそうに旗を眺めながら、いつも以上に元気に遊んでいました。我々も子どもたちのように気持ちを切り替え、体育館でも楽しく過ごせることを期待し、準備をしようと思います。余談になりますが、2020年(令和2年)だけは、東京オリンピック・パラリンピック特措法で、2020年東京オリンピック開会式の7月24日(金曜日)に変更されるそうです。そして、10月10日は偶然にも土曜日!来年度はその日に遊ぼう会を予定するといいのかもしれません。
 さて、昨日職員室前にある階段から「じゃんけんぽん」「あいこでしょ。あいこでしょ」「やった〜!『グリコ』」と言う声が聞こえてきました。その会話から、階段で何をしているか見ることなくわかりました。時代が平成から令和に変わった今でも昭和の遊びが廃れることなく、子どもたちに引き継がれていることがわかり、なんだかほのぼのとした気持ちになりました。そして昨日の朝、乗っていた危険を知られる電車が緊急停車し、あるところで4分ほど停車したのですが、緊急停車する時と安全確認が済み発車する際、「安全が確認できましたので発車します。揺れますので、お立ちになっているお客様は手すりかつり革につかまってください」と言う車掌さんのアナウンスが入りました。このアナウンスを聞き、これまでも思っていたことですが、今の電車は園庭にある車掌車が走っていた時代と違い、つり革と言っても素材は皮ではなくなっているのに名称は「つり革」。面白いものです。そう言う僕も下駄など履いてくる先生や子どもがいないのに靴箱を下駄箱と言っているのですが・・・。

ニコニコ!

2023/11/09

保育園の園庭でもいつもより風が吹く中、いつもと変わることなく子どもたちが遊んでいましたが、3歳児ひつじ組のA君とA君が園庭中央のケヤキの木の木製遊具ところで遊んでいます。その楽しそうな様子は少し離れていたところから見ても伝わってくるほどだったので何をしているのか見に行ってみました。すると、A君は捕まえたカエルに逃げ出されないようにしながらもカエルが潰れないようにおにぎりを握るような手つきで優しく握りしめているのです。そのすぐ近くでは4歳児あい組のS君が高さ1mはある丸太の上に自信たっぷりで立ちニコニコしながら自分の行動をアピールしています。また、高さは比較になりませんが、まだ人の行き来が少ない朝の時間、仙台駅前のビルで窓の掃除が行われていました。この清掃作業は朝定期的に行われているようですが、その度、作業を下から眺めて「あんな高いところで作業をするなんて凄いなあ」と思っていました。今朝は結構な風が吹いていたこともあり、なおのこと作業員の方々の凄さを思い知らされました。大多数の人たちはビルの中から外の景色を眺めるものですが、作業員の方々は景色を楽しむこともなく、ビルの中を覗くようにしながら窓の清掃業務に専念しています。一般的には見ることができないビルの外での作業、高い所が平気な人には最高のシチュエーションなのでしょう。
 さて、先月9/22日の夕方のこと昨年度の卒園児めぐみ組だったS君がお父さんと一緒に「園長先生こんにちは!遊びに来たよ」と保育園(職員室)へやってきました。一年生になり身体も一回り大きくなり少年ぽくなったとはいえ保育園に来ると、当時にタイムスリップするのか、嬉しそうに園庭に飛び出し、先生たちに挨拶しながら半年前まで一緒に遊んでいた子どもたちと楽しそうに遊んでいました。そして、昨日の夕方、駅に向かって歩いている時、前述のS君と同じクラスだったM君が自転車の練習を兼ね、おじいちゃんと一緒に散歩をしていました。在園中には補助輪が付いていましたが、その補助輪も外されていることもあり、おじいちゃんはM君の後を追うのも大変そうでした。その際「園長先生、そういえば、保育園で海外に送る靴はまだ集めていますか?Mが履けなくなった靴がたくさんあるので、もし集めているならお届けしようかと思って」とのこと。おじいちゃんは靴を買うことができないケニアの子どもたちに靴を送るプロジェクトを覚えていてくださり、継続しているのであれば届けてくださるとおっしゃるのです。そこで、「今でも集めています。もしよろしければお時間のある時にお届けください」とお返事をしたところ、早速今日の午前中、早速届けにきてくださいました。大きな袋に入れられていたM君が履いていた靴は綺麗に洗ってあり、まだまだ十分履ける立派なものばかり。今日届けていただいた靴と、在園時の保護者の皆さんがこれまで準備してくださった靴と合わせお送りしたいと思います。これまで靴を履いたことのない子どもたちにとって、初めて靴を履いた時の喜びと感動は言葉にならないことでしょう。今日お届けいただいた靴はこれまで集まっている靴と一緒にケニアに届けてもらいます。M君のおじいちゃん、本当にありがとうございました。

見ててね

2019/10/09

 1歳児は言葉の発達が著しく、たどたどしいながらも意味のあることばを言ったり大人の真似をしたりするので面白くて可愛い時期です。そら組のT君は大人の真似が上手で、保育士の口真似をして笑いを誘っています。I君は保育士や友達をすっかり覚え、N君は色を理解してクレヨンの色を口に出しながら楽しそうになぐり描きをしています。
 そんな1歳児がよく口にする言葉は「見ててね」です。今日もT君が山のような形のマットをバランス良く歩く時「みててね」とそこにいる全員の保育士に声を掛けていました。上手に歩ききって得意満面の笑顔です。 
 まだ「見ててね」と言えない子どもたちの「見ててね」にも、そら組の保育士たちは「いつも見てるよ」の温かいまなざしを注いでいます。

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