保育日誌
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園庭で遊ぼう会
2019/11/22
のぞみ・あい・てんし組それぞれに秋の園庭で遊びました。
台風の影響で園庭の木々は大分葉を落としています。葉っぱが「綿あめの」匂いの桂の木も、紅葉がきれいな楓の木もすでに葉が落ちていて残念。
それでも『はっぱのまど(写真)』を作って満足そうな子どもたちでした。
それぞれで面白かったのが、目をつぶって園庭の音に耳を澄ませ、それを描いてみる『にわのおとをきこう』
5才児ののぞみ組は「ぎざぎざ」「ぴぴぴ」などの字で表す子、(ギザギザ、なみなみ、グルグル)を線(形)で表す子、絵で鳥の声を描く子、様々でしたが、自分のイメージを形にすることができていました。
4才児のあい組は初めに描き始めた子の傍に行って、安心したように描き始める子も何人かいました。最後まで描きたいとがんばる子、声で教えてくれる子と幅があります。
3才児のてんし組は目をつぶっているうちから、何度も目を開けたり、クスクス笑いが止まらず、とにかく楽しそう。目を開けたとたん「わーっ!!」っと走り回っていく子につられ、みんなが走り出して行き、集まると今度は「わーっ!!」っと大きな声でかわるがわる叫び、「楽しそうだから、ま、いっか⁉」となりました。
こんな風に同じ題材も年齢によって反応は様々です。保育ってだから楽しいんだよねとニヤニヤして子どもたちを眺めました。
今週も色々ありました。
2019/11/22



今週に入ってから朝の最低気温が一桁となり、日中の最高気温も日に日に下がってきました。それと比例するかのように、発熱や嘔吐、腹痛など体調を崩すような子どもたちが急に増えてきました。県内各地でインフルエンザが流行りだしているというニュースが伝えられていますので、うがい手洗の励行、栄養と睡眠をしっかり取り感染防止を心掛け、元気に登園して欲しいと思います。どうぞお気をつけください。
さて、今日は大河原警察署にご協力いただき、防犯教室(人形劇)をしていただきました。すっかり恒例となったとは言え、見慣れない大勢の大人に圧倒されたのか、1歳児そら組のY君をはじめ泣き出す子どもたちがいました。3歳児てんし組のHちゃんは「お巡りさんが1人なら大丈夫だけど、複数いることが怖い」と言って人形劇のステージの方を向くことさえ嫌がっていたので椅子をステージと反対に向けそこに座ってもらったのですが、それでも両手で目を塞いでいます。しかし、いざ人形劇が始まると怖いもの見たさがあるのでしょう、椅子をステージの方に向けても泣くことはなく、それどころか指を少し広げそこから劇を見ています。そして、二話目、三話目と話し(劇)が進むにつれ、目を覆うこともなく、劇に釘付けになっている姿が可笑しくてなりませんでした。しかし、劇が終わり「いかのおすし」の標語を教えてもらった後、特別ゲストとしてやってきてくれた、大河原警察署のキャラクター“あんちゃん“の登場に多くの子どもたちが大喜びする中、Hちゃんは思い出したかのようにまたしても「怖い」と言いだしました。そして、みんなが人形たちとタッチして保育室へ戻る時もタッチすることなく保育室へ戻って行きました。それでも表情から人形劇を見ることができたという満足感が感じられました。ちなみに、前述の1歳児そら組のY君が泣き止んでくれるようにと給食を作っている様子をホールから厨房を見下ろしたのですが、今日は大根やゴボウ、人参など様々な野菜が使われるメニューだったものの、見事な手捌きで切っているスタッフに僕が見入ってしまいました。毎日食べているにもかかわらず、給食がどのように作られているかじっくり見ることはほぼ皆無。そんなこともあり、今日、ほんのわずかな時間でも作業を見ることができたこと、また、作業を見ることができる建物の作りになっていて良かった、そして、「毎日本当にありがとう」そう思いました。
お見事 №2
2019/11/21



今日の午後は労務管理セミナーに出席し、働き方改革に伴う様々な話を聞いてきました。会場は仙台駅前のビルの30階、事務のOさんも参加してもらいましたが、僕が会場についたのは開始時間ギリギリになってしまったこともあり席はほぼ埋まっていて空いている席は一番前!当然そこに座ることになったのですが、司会の方が「では、早速◯◯先生にお話をしていただきましょう」と言ったと思ったら、僕の隣に座っていた方が立ち上がり演壇に向かって歩き出すのです。そうです、お隣に座っていた方こそ今日の講師の労務士の先生だったのです。テーマがテーマだけに硬い話だろうと覚悟していたのですが、レジメと資料集を使い、見事なテンポ、歯切れの良い話し方と分かりやすい例話・説明に眠くなることもなくとても勉強になりました。中でも印象に残ったのが「職務遂行能力」、「能力評価」の部分でした。日本では多くの企業(公務員を含む)・職場で職能資格制度(能力給)階級号俸表によって給与が支払われていますが、等級によって項目の数が変わり、また同じ項目であっても等級によって求められる内容に違いがあるということでした。そして、能力評価表を改めて見た時、自分が園長としてまだまだ勉強不足であることを痛感させられました。今日の資料を読み、しっかり勉強しなければ・・・。
さて、前述のように今日の会場は毎日通勤する際に通っている仙台駅前のビルの30階。一番前の席だったこともあり目の前にはガラス以外遮る物はなにもなく太平洋まで見渡せ、大型の船が水平線に消えていく様子や空港を飛び立った飛行機などが見えるのです。セミナーが終わってから市内を見下ろしながら写真を撮りましたが、幼いころ駅裏と呼ばれお寺ばかりだった仙台駅東口も開発が進み道路が拡張され沢山のビルが建築されていること、毎日通勤するために通っている道をいつも見上げているビルから見下ろすと何だか不思議に見えてなりませんでした。そして、鳥だったこんな見事な景色をいつでも自由に見下ろせるのかと思うと羨ましくて仕方がありませんでした。
お見事
2019/11/21



いつも軽トラックとバスの整備をお願いしている自動車屋さんのYさんが「園長先生、干し柿用の柿入りませんか?もし必要だったら持ってきますよ!」そうお声がけくださったので「じゃあ、お言葉に甘えて2〜30個頂きます」と返事をすると「何言ってるの!そんなレベルでなくもっと取ってくるから」とおっしゃるので「では・・・」とお返事をしておいたのですが、今朝バスのタイヤ交換のためにお見えになった時「先生、柿持ってきたよ」といただいたのは売り物になる見事な大きさの立派な柿がいっぱい入った段ボール二箱。そこで、朝の打ち合わせの際、「柿をいただいたので干し柿作りをするクラスがあればどうぞ」と伝えてもらったところ、早速、5歳児めぐみ組のN先生が子どもたちと一緒にピーラーを使って皮剥き作業に取り掛かり(仕上げはN先生がしていましたが)結構な数の柿を剥いていましたが、手を切ったりすることなく見事に皮を剥くことができるのは、お泊まり保育などこれまでの料理の経験が生きていることを感じました。
話は変わりますが、いつも凸凹している2歳児の保育室の近くの砂場の近くを通りかかった時、いつもと違い何だか規則正しい模様ができていることに気づきました。一体何が・・・?と思い見てみると、魚の型抜きを使って見事な魚の山が作られていました。誰が作ったのかしっかり見ていないので確証はできませんが、3歳児ひつじ組の子どもたちと一緒に代休代替のA先生と今週4日間観察実習に来ている学生さんの1人が、しばらくの間、しゃがみ込み何かをしていたので、作者はきっとひつじ組の子どもたちで間違いないでしょう。その魚の模様の山が、個人的にはナスカの地上絵に見ました。
水曜日はスイスイスイ⁉️
2019/11/20



園庭から見える蔵王、昨日までは雪化粧していなかった白石蔵王スキー場のゲレンデに雪が積もったことが今朝はっきりわかりました。夕刊や夜のニュースによると、青森や弘前、横手市、蔵王を越えた山形市でも雪が積もったことが伝えられていましたが、今日保育園に吹いた風の冷たさは蔵王から吹き下ろす風だったと思います。こんな様子から保育園に雪が舞うのも間も無くでしょう。一方、彩りがなくなってきたので冬を越す花の苗を買い求め園庭に植えようと思いながら実現できず時間が過ぎてしまっていますが、今日のような寒さを考えると時間的にリミットとなりそうで心配です。ところが、そんな彩りのない園庭に気付いてくださったのか、今朝、2歳児ほし組のS君のお母さんが綺麗なコスモスを持ってきて下さいました。これまでも紫陽花やひまわりなど季節のお花を届けてくださっているのですが、今朝いただいたコスモスをほし組の子どもたちが赤紫蘇が植えてあったタイヤの花壇に植えてくれたことで園庭が明るくなり子どもたちはもとより、ミツバチが早速寄ってきて蜜を集めていました。S君のお母さんありがとうございました。
さて、話が一転しますが、皆さん「ウンジャラゲ」と言う歌をご存知でしょうか?よほどご機嫌だったのでしょう、4歳児あい組のK君が「♪月曜日は ウンジャラゲ 火曜日は ハンジャラゲ 水曜日は スイスイスイ 木曜日は モーリモリ 金曜日は キンキラキン 土曜日は ギンギラギンのギンギラギンの ギンギラギンのギン 日曜日は ランラ ランラ ランラン!ウンジャラゲのハンジャラゲ スイスイスイのモーリモリ キンキラキンのギンギラギン ランラ ランランで一週間」と歌いながら僕のところにやってきました。1969年に発売されたというこの歌をK君が振り付け付きで口ずさんでいることにびっくりし「ねえK君どうしてこの歌知ってるの?」と聞いてみました。すると「お父さんに教えてもらった!」と言うのです。お父さんととは言えどどう考えてもこの曲がヒットした時には生まれていないはず。しかし、K君のお父さんの明るさを思い浮かべると妙に納得でき、二人で歌いながら踊っている姿とそんな2人の様子を苦笑いしながら見ているであろうお母さんの姿が目に浮かび可笑しくなりました。K君が今後も懐かしの曲を口ずさみながらやってきてくれることを期待したいと思います。そして、今日、とても楽しそうな子どもたちの姿を見ました。それは今日の夕方の保育の時間のこと、ランチルームの薪ストーブに薪を入れようとランチルームに行った際、1歳児そら組のRちゃんとK君がままごとで使うボールを被って嬉しそうにしているのです。一体何をしているのかと思いきや遅番を担当してくれていたひかり組のM先生が「お誕生日ごっこしているんです」と教えてくれました。そうです、ままごと用のボールは2人にとって素敵な冠そのものだったのです。しかし、大変失礼な表現ですが、僕にはユダヤ人が被る帽子か西遊記に登場する沙悟浄のように見えてなりませんでした。そんなことを知る由もない2人、冠(ボール)を被りご満悦でした。
嬉しい手紙
2019/09/20
先日「感謝祭」で訪問した末広地区のお年寄りの方からハガキが届きました。
子ども達にも紹介しますがここでも記載したいと思います。
「みごとな秋晴れの11月13日 坊ちゃん、お嬢ちゃんの訪問を受け大変感激いたしました。 (中略)その日のうちにいただいたさつまいもをふかし、近所の方といただきました。身も心もホカホカ、幸せな一日でした。(中略)散歩中に子どもたちの元気な声を聞くたび顔がほころびます。全身で喜びを分かち合ってくれる子ども達に幸多かれと祈るばかりです。今後ともジーチャン、バーチャンをよろしくお願いいたします。」
子どもたちの訪問を心から喜んでくださり、散歩中の子どもの声を決してうるさいとは思わないというご近所の方に支えられ、この地で保育が出来ていることを本当にありがたいと思います。
また、保護者の皆様のご協力のおかげで子ども達が「喜んでもらえる喜び」を感じられる機会を与えられたことを感謝します。
嬉しそう!
2019/11/19



結構な風が吹く中、5歳児めぐみ組のR君が何かを入れた大きなゴミ袋をサンタクロースのように担いで園庭を歩いています。きっと先日掘ってきた❝さつまいも❞を使ってやきいも作りをするために落ち葉を集めてきたのだろうと思い「R君何運んでるの?」と聞いてみました。すると、わざわざ僕のところまで近づいてきて袋を見せながら嬉しそうに「えっ!? 木の枝とか燃えそうなもの!」と教えてくれたので「そっか、やきいもするんだ!?」と話すと「違うよ!ご飯炊くの!」と言うのです。どうやら、やきいも作りより先に、田植えや稲刈りでお世話になった田んぼの先生(Hさん)が以前届けて下さった❝ひとめぼれ❞を21日木曜日炊いて食べるために必要な燃料を確保していたというのです。確かにR君が担いでいる透き通った袋の中にはご飯を炊くのに手頃な枝や木の皮が入っているのがわかりました。こんなことが出来るのも、暑い夏、お泊り保育でご飯を炊いた経験から、どんな枝がぴったりか(必要か)理解していること、そして、どれだけご飯炊きが楽しみなのかが表情から伝わってきました。ところが、Hさんのスケジュールが変更になり、ご飯炊きは来週に延期になったとのこと・・・。それでも嬉しいことは楽しみにしながら待つことができることと思いますし、来週までもう少し燃料集めが出来るとポジティブに考えてくれることでしょう。
話は一転しますが、今日の午後のおやつは「豆腐入りごま団子」でした。僕も検食でいただきましたが、豆腐が入っていることがわからないもののとても柔らかく美味しく食べることができました。子どもたちの多くがお団子が好きなのでしょう。お皿に配膳された団子をあっという間に食べ終え、嬉しそうにお代わりをしていた3歳児ひつじ組のA君のひげが生えたような口元が、いかにおやつが美味しかったかを物語っていました。
来年の春
2019/11/19

木枯らしが吹く中、サッカー教室がありました。最初は「おさんぽドリブル」でボールとなかよしになりながら体を慣らしました。シュートの練習もして、4歳児でも試合となるとルールを理解しかっこいいシュートを決めようとトライする姿はさまになって来ています。
先月感謝祭の芋煮会にも来ていただいた末広地区のおばあちゃん達からも玄関前のお花畑がきれいと褒められましたが、今日はあい組の子ども達がパンジーの苗とチュウリップ、ムスカリの球根を植えました。寒い間も可憐な花を咲かせてくれるパンジーをまたご近所の方々が見に来てくれるようにやさしく土をかけていました。
最初球根を見たときは「たまねぎ?」「くり?」と言っていた子ども達ですが、植える向きや土のかぶせ方を聞いてきていたので上手に植えていました。来年年長組になったとき今日植えた100個のチュウリップやムスカリが咲くかと思うと本当に楽しみですね。
冬への備え
2019/11/18



11月も半ばを過ぎ、朝夕の寒さや日の短さからクリスマスや冬が駆け足で近づいてきていることを実感させられます。今日の礼拝では、イエスさまが誕生する前に誕生した洗礼者ヨハネについてM先生にお話をしていただきましたが、来週の礼拝からいよいよクリスマスの出来事について触れるようになり、園全体が一気にクリスマスモードに入っていきます。そして、子どもたちはワクワク、先生たちは緊張や不安でドキドキの毎日が続くようになります。そんなクリスマスや冬を迎える前に、やらなければならないこと、その一つが、園バスと軽トラックを冬用タイヤに交換することです。軽トラックであれば数十分もあれば交換できますが、バスはそうはいかないこともあり、結局二台とも自動車屋さんにお願いして交換しています。今朝そのタイヤを軽トラックに載せる作業をしていると、寒さから身を守るためなのでしょうタイヤを重ねて置いたところに驚くほどの数のカマドウマが密集しているではありませんか!これには一瞬「ドキッ」としましたが、寒くともジャンパーなど暖かいものを着るわけでもないのにしっかりと生きている虫たちの生命力に驚かせられます。
さて、今日2歳児ほし組の子どもたちは干柿づくりをするため担任のN先生が園庭の柿の木に登り(見ている僕はドキドキでしたが)実を収穫していました。昔は冬の保存食として干柿づくりをする家庭が多くあったでしょうが、最近では家庭で干し柿作りなどすることなどほとんどないでしょう。そんなこともあり興味津々の子どもたちが木の下で収穫した実を入れるカゴを持ちお手伝いしていました。台風19号で被害に遭った丸森町は「干柿」や「へそ大根」が特産品ですが、今年は干柿づくりどころではないのかも知れません。そして、へそ大根用の大根も収穫できるのかどうか心配です。もし、例年通り作ることが出来たならば、復興の力になれるよう買い求めなければ・・・。
おバカさん!?
2019/11/15



保育園には子どもたちの外遊びに欠かすことのない乗り物の玩具があります。その中でも人気があるのがたった一台のペダルカーですが、その次に人気があるのが三輪車でしょうか?その三輪車も一般的なものだけでなく2人乗りできるものなど1人だけでなく誰かと一緒に遊ぶことができるなど数種類の三輪車があり、その他にも、砂や砂場で遊ぶ遊具を運んだりできるようなカートがあります。その多くがJ社(保育業者)の製品なのですが、製品の規格が基本的に共通しているらしく、その特性を生かし、子どもたちの発想で三輪車にカートをつなげるなどして、遊びに必要な品々を載せて走る姿をしょっちゅう見ていました。その工夫・発想が更に磨きがかかり、今日は5歳児のぞみ組のR君、T君、M君が三輪車の後ろに連結させたカートに乗り込み三輪車とカートを押して結構なスピードで園庭を周回して遊んでいるのです。その様子を丸太に上って遊んでいた3歳児てんし組のS君とR君が目をまん丸にして(驚き・呆れ・憧れ)見ていました。運転手、搭乗者、押す係を順番に交代しながら大笑いして園庭を爆走する3人の姿を見ていて「なんてバカなことをしているのだろう?!」と大笑いしましたが、この創意工夫は「バカ」ではなく「利口」そのもの!こんなことを許している園は少ないのかもしれませんが、今後どんなことを発見し、遊びを展開していってくれるか期待しようと思います。
さて、仙台の冬の風物詩となっている、年末の「光のページェント」に向けて定禅寺通りのケヤキに照明が取り付けられたことがニュースで伝えられていましたが、今日、退勤する時、大河原駅前の広場の木々に取り付けられたピンク色の電飾が光っていていました。こんな様子を見ると、否応なしに今年も残り少しになっていることを感じさせられます。
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