社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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嘘のよう

2019/11/12

記録的豪雨により各地に大きな被害をもたらした台風19号から1ヶ月、いつものように出勤しましたが、蔵王の裾野にきれいな虹が出ていることに気づきました。いつもならばあっという間に消えてしまう虹ですが、今日は一時間以上消えることなく、時間の経過とともに裾野から山頂へ移動していました。そんな虹を見ていると1ヶ月前のあの日の天気が信じられませんでした。あの雨によって春にサツマイモの苗を植えさせてもらった柴田農林高等学校の畑も全て水に浸かってしまったこともあり、今年の芋掘りは断念しなければならないと思っていました。ところが、担任の先生に問い合わせをしてもらったところ、特別問題はないので、もし、保育園で芋掘りをしたいと言うのであれば例年通り対応してくださるとのことだったので、保護者の方々に了解を得て例年通り芋掘りを行うことにしました。そして、それが偶然にも台風19号から1ヶ月の今日でした。子どもたちは春に植えた苗がどのように育っているか楽しみで仕方がなく掘る気満々!そんな子どもたちの思いを叶えてくれるようにサツマイモが育っていてくれることを祈りながらも、心のどこかで心配な思いを抱えバスを畑に走らせました。ところが、畑が水に浸かったことが嘘のようにネギをはじめ様々な野菜が例年と何も変わることなく育っているのです。そして、子どもたちが植えさせてもらったサツマイモの畑は芋を掘りやすいように学生たちの手により蔓が刈り取られマルチシートが剥がされていて、掘り方を教えてもらった後、早速作業に取り掛かりましたが、長靴の中で野菜が育てられるのでは?と思うぐらい長靴の中を泥だらけにして掘る子どもたちが見られました。そんなことからも、今日芋掘りができて良かったと思っています。その一方で、ネギをはじめ白菜などは処分することになるそうです。例年、この時期になると収穫した野菜をリヤカーや一輪車に載せて学生たちが町内に販売に出かける姿・様子が町内の風物詩のようで素敵だなあと思っていたのですが、それが見られなくなってしまったことが残念です。しかし、これまで何ヶ月も手入れを続けてきた学生と先生方はざぞかし残念(無念)でならないと思いますが、それも自然の姿。良き学びになってくれることと思います。

みんなで収穫感謝

2019/11/12

 早朝は窓をがたがたさせるほどの強風だったので、「焼き芋」ができるか心配でしたが、予定の時間前に風がやみ静かになったので予定通り木や落ち葉に火をつけて、濡れ新聞とアルミ箔で包んださつま芋を焼き芋にすることができました。さつま芋のほかに土手の畑で収穫した里芋やネギ、リンゴも焼いてみました。里芋はねっとり甘く、ネギもジューシィに、リンゴも甘さが増してとろけるよう。火の力ってすごいんだなと改めて感じました。
 感謝祭の今日、神さまが野菜や果物が育つのに必要な物をみんな準備してくださっていること、そしてたくさんの人たちのおかげで私達が大きくなれることに「ありがとう」という気持ちを忘れることがないようにお祈りしました。
「わたしたちのたべるもの」の讃美歌の中に「だいじなこのしゅうかくは わかちあっていただくもの そらをひとりじめできないように みんなのものだよ たべものは わかちあいましょう かんしゃのこころで」とあります。明日は、ご近所のおじいちゃん、おばあちゃんの所に、保護者の皆様からご寄付いただいたり、畑で収穫した野菜や果物をみんなでお届けする予定です。

願いと祈り

2019/11/11

日本では11月になると古くからの行事の一つである「七五三」が行われる時期ですが、教会でも神さまに子どもたちの健康を感謝し、また、これからの成長をお祈りする「子ども祝福式」という礼拝が守られます。昨日は大河原教会でも合同礼拝・子ども祝福式の礼拝が行われ、第一・第二光の子保育園の子どもたち・先生たちが教会員の方々と一緒に礼拝を守りました。そして、今日は保育園でも祝福式礼拝を守り、0・1・2・3歳児はホールで、4・5歳児は教会まで出かけ、大河原教会の牧師であり、光の子児童福祉会の理事長、第二光の子保育園の園長からお話を聞かせていただきました。当初の予定では、4・5歳児はクリスマスページェントでペアを組むクラス同士で手をつなぎ、教会まで歩く予定でしたが、天気予報で午後から降り出すといっていた雨が早い段階から降り出したこともあり、バスでクラスごとにピストン輸送(移動)となりました。しかし、子どもたちにとって暖かいバスに乗っての移動は快適そのものということもあり興奮気味。しかも、時間的余裕もできたこともあり、普段行く(見る)ことのない、教会の2階も見学することもでき大喜び!しかし、いざ礼拝が始まると本当に静かに聖書の話に耳を傾けることができ、その後、平塚先生が大きな手で一人一人の頭に手をのせて、子どもたちの成長を祈ってくださいました。今月末には間違いなくあちこちのクラスからクリスマスの讃美歌が響くようになると思いますが、今日の子どもたちの成長した姿を見ると素敵なクリスマスページェントを作り上げてくれることを確信し、今から楽しみで仕方がありません。
 一方、今日11月11日は東日本大震災から8年8ヶ月、104回目の月命日です。保育園に隣接するグランドには先日の台風19号によって被害を受けた様々なものが運び込まれ、処分されたものの数や積み上げられた山が大きくなっていることを実感します。あの台風がなければ、このような光景は見ることもなく、置かれている品々もゴミではなく大切な家財道具だったはずです。連日運び込まれ、また運び出されていくゴミが全てなくなり、元通りのグランドになるのは新年度になる様ですが、被害の大きかった丸森町や大郷町、長野市などは、比較にならないような状況が続いていることでしょう。これから益々寒さが厳しくなっていきます。被災された方々が気落ちすることなく前を向いて生活していくことができるように祈り、出来ることなら、丸森の子どもたちを園にお招きし、一緒に過ごしたり、炊き出しに出かけたりできるといいのですが・・・。

柳の下のどじょう

2024/04/08

「柳の下のどじょう」とは、一度柳の木の下でどじょうを捕まえたからといって、いつも柳の木の下にどじょうがいるとは限らない。一度うまくいったからといって、同じやり方で何度もうまくいくとは限らない、たまたま幸運なことがあったからといって、いつも同じようにそれを得られるわけではないという意味で使われることわざです。ところが、保育園ではそのことわざは通用しないことが起きました。昨日の夕方のことです。4歳児あい組のK君が芋掘りを終えた園庭のサツマイモ畑を掘ってみると、K君の拳と同じくらいのサツマイモを掘り当てたのです。これにK君は驚きながらも大喜びで「ねえ園長先生見て!K、畑でおいも見つけた!」と興奮気味。そんなK君に「じゃあ、袋あげるからお家に持って帰っていいよ!」と声をかけビニール袋に掘ったおいもを入れてあげました。このK君の奇跡的な出来事に他の子どもたちが触発されたようで、「園長先生、スコップ貸して!」と言って朝から畑を掘り起こす子どもたちの姿が見られ、それが夕方、暗くなる頃も続き、今日も複数のさつまいもが掘り出されました。もちろん、八百屋さんやスーパーで売られているような立派なおいもではありませんが、子どもたちにとって宝物以外にありません。今朝K君のお母さんに「昨日のおいもどうなさいましたか?」とお聞きしたところ、「食べましたよ!おいしかったです」という返事が返ってきました。子どもの拳程度の大きさのさつまいもをみんなで分けて食べたとすると、口に入ったのは当然ほんのわずかだったはず。それでもおいしいと感じたというのであれば、今年のおいもは本当に美味しいのかも知れませんね。一方、3歳児の子どもたちは、そんな芋掘りをする子どもたちのことなど全く気にすることなく、園庭中央の太い丸太の穴に虫が出入りしているのを見つけたようで「園長先生ちょっと来て!ここに虫が入っていったから捕まえて」というのです。もし子どもたちが言うように虫が入っていったとしても、ひつじ組のA君が小枝で穴をつついているのですから捕まえるどころか、命が絶えていることは間違いありません。それでも穴から虫が出てくることを期待し必死に穴を見つめ、夢中で小枝で穴をつつき続ける子どもたちの目は輝いていました。
 さて、今週一週間かけて、収穫感謝礼拝で集まった野菜や果物を近所の方々やお世話になっているところに届けに出かけました。今日、僕は5歳児のぞみ組の子どもたちをバスに乗せ、春に味噌づくりを指導してくださった、村田町のS味噌屋さんに出掛けてきました。その際、現在2階の倉庫で熟成中の味噌を見てもらうようにN先生が仕込んだ味噌を一つだけ持って行ったのですが、順調に育っているとお墨付きをいただきほっとしました。この調子で3月の卒園式まで更に熟成することを楽しみにしたいと思います。

焼肉や大繁盛

2019/11/08

 夏の間夕方の6時を過ぎても明るかった園庭が、もう5時前にはすっかり暗くなり夕方に外で遊ぶ時間が段々短くなってきました。でも外で遊びたいので、2歳児は午後のおやつを食べ終えるとすぐに園庭に出て薄暗くなるまで遊ぶようになりました。
 最近の園庭では、シートやテント、プラスチックのコンテナやベンチを使って「焼肉やさんごっこ」が流行っています。落ち葉や木の枝を焼肉に見立てたり、焼鶏にしたりして大繁盛のお店屋さんです。「秘伝のタレ」作りにはまっている子もいて、今後どのように焼肉やさんが発展していくのか楽しみです。

素敵な贈り物!

2019/11/07

ネコが暖かいところや涼しいところを知っているように、暖炉に火が入るようになるとどこからやってくるのかランチルームや職員室を始め園舎内にハエが飛ぶようになります。きっとハエも外の寒さより暖かい室内が過ごしやすいこともありやってくるのでしょうが気になって仕方がありません。また、同様に寒さを凌ぐためなのでしょう、室内には入らない(入れない)ものの、網戸の隅にカメムシが動かずに止まっている様子も見られます。そして、今日の夕方、送迎用の車が通れるようにゲートを開けに行ったときのこと、今年初めて一匹の雪虫が飛んでいるのを見つけました。この雪虫が何度か飛ぶようになると平地でも「雪が降る」と聞いたことがあります。このような虫たちの行動や園庭の畑の白菜が見事に結球していること、ケヤキや桜が葉っぱがほとんど落とす様子からも、もう少しすると雪が降り出すということでしょう。そして、今月末にはクリスマスに向けて準備が始まっていくようになります。特に4・5歳児の担任の先生たちは兄弟・姉妹の関係上ペアクラスが必然的に決まっていることもあり、徐々に話し合いが始められているようです。
 そんな折、広島県竹原市の聖愛幼稚園からクリスマスページェント(聖誕劇)の衣装が一式届きました。100年以上の歴史に幕を下ろし、昨年度をもって休園とした聖愛幼稚園で使っていた衣装は保護者の方々の手作りで、しかも、その保護者の中には自分も子ども時代に聖愛幼稚園で過ごしたという方がおられ、心を込めて作られた衣装だというのです。そんな大切な衣装を「とにかく大切に使ってくれるところに送りたい」ということで奥様と話し合い、洗濯・修繕までして送ってくださったのです。全国各地にキリスト教保育連盟に加盟する幼稚園・保育園・認定こども園がある中で、地元の中国地区、または関西地区ではなく、東北の地、その中でも第一光の子保育園に送ってくださったことが本当に光栄であり喜びです。一方で前述の通り、聖愛幼稚園(井原忠郷の作り上げてきた)の長い歴史と、様々な思いが込められて作られた衣装を引き継ぐプレッシャーと責任を感じずにはいられません。そんな思いを知る由もない子どもたちは、届いた大きな段ボール箱から出てくる、素敵な衣装を見て「凄〜い」「これは誰(どの役)の衣装?」「かっこいい」「僕はガブリエルやる!」と急にクリスマスモードに入っていました。今年のクリスマスはこれまでと違う衣装に身を包みクリスマスのメッセージを伝えてくれるであろう子どもたち、しっかりと井原ismを継承していきたいと思います。そして、今まで使ってきた衣装は、今年度初めてクリスマスページェントを行うものの衣装をどうしようか悩んでいた角田光の子保育園の子どもたちに使ってもらおうと思います。

時代錯誤!?

2019/11/06

今週はお天気が続いていて薪作りにはうってつけの毎日。そこで玉切りしたままになっていた丸太を割って乾燥させるべく作業をしていると、いつもの事ながら興味を持った子どもたちが「園長先生何してるの?」と近づいてきます。そこで、冬を迎える前に薪を作っていることを説明すると、納得したのか「ふ〜ん」と返事が返ってきて、割った薪をリヤカーに積む手伝いを始めてくれるのです。そんな子どもたちに「やってみる?」と聞いてみると、ビックリしながらも嬉しいようで「やるやる!」と目を輝かせ、何も言われないのに列を作って並び始めます。そこで、斧に手を添えて、一緒に割るのですが、3kgもある斧の重さに「重〜い」と驚いていました。今日、30分ほど子どもたちに手伝ってもらい割った薪は小さなリヤカー2台分、それを運ぶことまで手伝ってくれたことで仕事が捗りましたが、小さな子どもたちでも、アリや鉢たちのように大勢集まれば大きな力になることを再認識することができました。
 さて、昨日に引き続き、今日は5歳児のぞみ組の子どもたちをバスに乗せて園舎の建築をしてくださった町内の工務店に野菜や果物を届けに行ってきました。専務を始め職員の方々が子どもたちを歓迎してくださったこともあり、緊張気味でしたが、しかりと挨拶をし、さんびかを歌い、カードもお渡しすることができました。ところが、その後、「何かお遊戯とか見せてくれない?」という急なリクエストが入りました。担任のR先生は歌のリクエストが入ることを想定し、数曲分の楽譜は準備していたようですが、想定外のリクエストに動揺した様子。それでもR先生が「パプリカなら踊れるんじゃない?!」と声をかけると子どもたちが、「そうだった!」といった表情い変わり、アカペラで歌いながら踊り、皆さんに喜んでいただき園に戻ってくると、4歳児あい組とはと組の子どもたちが楽しそうに園の山(崖)上りをしている真っ最中。それを見た多くの子どもたちから「いいなあ〜!上りたい!」との声が上がったこともあり、園庭ではなく崖上りに直行!そんなこともあり先に遊んでいた4歳児が圧倒されるほどでした。その崖上りに満足すると、今度はアスファルトの部分でリレーを始めることになったようですが、男の子たちが「円陣組むから集まって〜!」と肩に手を回しながら仲間を集めているのです。相手が誰かと言えば同じのぞみ組の女の子というのが可笑しいところですが、遊ぼう会の時のリレー以来、応援することや勝ち負けを意識するようになったことが感じられました。それにしても「円陣」なんて言葉、いつ・どこで・だれが覚えてきたのか驚きです。何はともあれ、前述の薪割りや薪運び、園内で崖のぼりができるとは時代錯誤な保育園なのかもしれませんね。

やさしい中学生

2019/11/06

 3日間、1クラスずつ大河原中学校の3年生が保育体験に来てくれていました。受験で忙しい時期とは思いますが、生徒の皆さん
子ども達と笑顔いっぱい、元気いっぱいで遊んでくれました。8年前の卒園児も何人もいて、「もっと広いと思ってた」「先生のこと覚えてるよ」「聖誕劇がなつかしい~」と子どもの頃にタイムスリップしているかのような気分になっていたと思います。
 今年の生徒さんたちもやさしく、抱っこをせがむ子ども達一人ひとりにしてあげたり、鬼ごっこをやサッカーを汗びっしょりで思い切り楽しませてくれました。
 今年の中3生は東日本大震災時に年長組だった生徒さんたちです。記憶にあるかどうかは分かりませんが、今回の災害はいつまでも記憶していることでしょう。どうか忘れずに次の災害が来た時の教訓として思い出してほしいと思います。

地域の文化・習慣

2019/11/05

今日は「収穫感謝礼拝」のために子どもたちが持ち寄ってくれた果物や野菜をホールに飾り、礼拝を守りました。礼拝後、僕は4歳児、はと組・あい組の子どもたちをバスに乗せて警察署と消防署に出かけてきました。いつもは警察署でパトカーや白バイを見せてもらうのですが、今日は消防署で消防自動車を見せてもらうことを担任の先生たちがお願いしていたこともあり、隊員の方が時間をかけてポンプ車を紹介してくれました。ここ数日、朝の気温が急に低くなってきたと思っていましたが、夕刊や夜のニュースで蔵王で平年より12日遅く初冠雪を観測したと伝えられていて納得しましたが、こんなニュースが伝えられると、これからほぼ毎日ランチルームの薪ストーブに火を入れなければならなくなります。しかし、これから空気が乾燥する季節になるので火事や火傷には細心の注意を払いながら、薪が底をつかないように頑張らないといけないことを再認識させられました。
 宮城県と岩手県の限られた地域では火事から家を守るために、"火伏せの神"と言われる釜神様を台所のかまどの近くに飾る風習がありますが、沖縄では「水」という漢字に見える貝殻の形から「水字貝(スイジカイ)」と言われる貝があり、水を連想することから、火難避け・魔除けとして使われています。7年前、沖縄を訪れた時、昼食を取った食堂の近くの漁港で何も知らず見つけた(拾った)貝殻が、そのスイジガイで、沖縄では火事から守る習慣があることを案内してくれたタクシーの運転手さんに教えてもらって以来玄関に飾ってあります。そんなことを普段考えることなどなかったのですが、先日、真っ赤な火に包まれてしまった首里城を見た時、急に玄関のスイジガイを思い出すとともに、改めて火事の怖さを再認識させられました。首里城を訪れた時、スイジガイが飾られていた記憶は全くありません。きっと琉球王朝時代にはそのような習慣はなかったのでしょう。しかし、もし、首里城にもスイジガイが飾られていたら・・・。そんなことを考えてしまう数日です。

この時期になると・・・。

2019/11/01

今日は合同避難訓練の日。いつもであれば発災時間を職員会議で確認しておくのですが今回は午前中とは伝えてあるものの何時に発災しアナウンスが入るかは子どもたちにも先生たちにも伝えられていません。そのため、今日も子どもたちはいつもと変わることなく園庭で遊んでいましたが、10時30分、何の前触れもなく「地震です!地震です!」と言う主任のY先生の声が園舎内外に響きました。僕も子どもたちと同じように外に出て、砂場のところで2歳児ほし組の子どもたちに見守ってもらいながら竹を切っていたのですが、発災時間になっていたことを忘れるほど夢中で作業をしていたこともあり、Y先生の声に、子どもたち以上に思わず「うわあ」と声を出して反応してしまいました。そして「近くの先生のところに集まり〜」アナウンスが続きます。子どもたちはその指示に従い、遊びを中断し近くの先生たちのところに集まり頭を守りながらその場にしゃがみます。すると、今度は揺れが治ったことが伝えられ、中断していた遊びが再開します。ところが、程なくして、今度は地震によって火事が発生したため、隣接する体育館の駐車場のところにある桜の木まで逃げるようにと言うアナウンスが入ります。そのため、またしても遊びを中断し、桜の木を目指して避難することになるのですが、春先の避難訓練であれば泣き声があちこちから響いてきていましたが、この時期になると泣き声も響くことなく整然と避難できるようになり、成長を感じます。また、今日は災害時を想定し、給食もおにぎりと豚汁というメニューで5歳児はラップによそってもらったご飯を自分たちでおにぎりにして食べる経験をしましたが、それも特別感たっぷりで喜んで食べていました。一方、0歳児は普段食べている保育室からバルコニーにテーブルを移動し、日を浴びながら給食を食べて(食べさせてもらって)いましたが、ご飯粒や豚汁の具や汁が顔や手、服に付けながら美味しそうに食べていました。そんな子どもたちと日々一緒に食事をしている先生たちの苦労が伝わってきました。(感謝)

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