保育日誌
下記よりご希望の保育園をご選択下さい
できあがったお餅
2020/01/10



投票結果・きなこもち・お雑煮
大盛況!
2020/01/10



今日は子どもたちが待ちに待った「もちつき」の日。心配していたインフルエンザ等の大流行もなかったので中止することもなく予定通り行うことが出来ました。担当の先生たちを中心に、この日を迎えるまで子どもたちが期待を持って過ごせるように玄関ホールに食べたいお餅の味付けを投票してもらうなど準備を行ってくれたこともあり、今朝登園してきた子どもたちは興奮して朝から落ち着かない様子。4歳児あい組のS君とKちゃんは園庭で餅をつく役とあいどりをする役に分かれもちつきを真似て遊び、その隣でははと組のHちゃんが冷たいであろう砂を上手に丸め「園長先生見て!お持ち作ったよ」と自慢げに見せてくれました。そして、全園児がランチルームに集い、味付けの番付けが「きなこ」が一番多かったと発表がなされた途端歓声が上がりました。そして、お手伝いに来たくださった在園児のお母さん、おばあちゃん、田んぼの先生方のお手伝いをいただき、いよいよもちつきが始まると子どもたちの目が一層輝き、杵が振り下ろされるたびに「がんばれー」などの声援がかかりました。そして、気が付けば、写真撮影のために来てもらっている「写真工房ム◯カ◯」の村◯さんまでが商売道具のカメラの代わりに杵を握らされ、商売道具を床に置いて餅つきに参加している(させられている)のです。そんな様子に先生たちは大笑いでした。その後、子どもたちも先生たちも交代で餅つきを経験することができ満足気な表情をしていました。つき上がったお餅は子どもたちが食べやすい大きさにちぎられ、念願の「きなこもち」と「お雑煮」として提供されおいしくいただくことができましたが、お手伝いくださったHさんが「去年よりおいしくできた」とお墨付きをいただいた通りその歯応えは格別でした。その一因はお忙しい中、お手伝いにきてくださった保護者の皆さん、そして都会育ちで餅つき体験初だった2歳児H組のA先生の大活躍があったからのような気がします。なぜなら、昨年もそうでしたがHさんが若い先生にあいどりしてもらうと「大変だ」と言いながらもいきいきしているからです。何はともあれ、今年も大盛況に終わった「もちつき」誰も喉に詰まらせることもなく終えることができました。お手伝いくださった保護者の皆様、Hさんご夫妻、田んぼの先生方に感謝いたします。次「もちつき」をするときにもA先生に頑張ってもらおうと思います。
小さな積み重ね
2020/01/09



現在の地に園舎が移転新築されて6月で8年を迎えます。そのためなのか、最近トイレの便器の水が流れっぱなしになったり、保育室の流しの蛇口が取れそうになるぐらいぐらつくなど、不具合や修理・修繕が必要になる頻度が高くなってきたように感じます。それでも僕が改善・修理できるところは業者に頼ることなく頑張って対応するように努力していますが、前述の蛇口のぐらつきだけは見えない部分ということもありどう頑張っても直すことが出来ず、業者にきてもらい修理してもらいました。そこで気付いたこと、それはまずもって素人とプロとでは道具(レンチ)が全く違うこと、そして見えないにもかかわらず触っただけでネジの大きさが分かってしまうということでした。それも日々の経験の積み重ねでしょうが、驚くと共に「これこそプロ!」と思わされました。そんなプロの方とは違い、今日の僕の作業は、園庭を取り囲むフェンスのぐらつきの修繕でした。本来であれば金属の留め具でしっかり留められているものですが、子どもたちがよじ登ろうとしたり、揺らしたり、無理やり棒を突込んだりすることもあり、気が付けば金具がなくなり、グラグラになってしまっているのです。先生たちもそんなことに気づくと知らせてくれたり、ビニール紐で直してくれていましたが、来週、卒園記念品としてフェンスに素敵なものが取り付けられる予定があるため結束バンドで修繕することにしました。すると4歳児あい組のKちゃんが「園長先生何してるの?K手伝いたい」と言ってず〜っとついてきて結束バンドを一本ずつ手渡してくれるのです。そんなKちゃんの様子に気付いた5歳児の女の子たちが「何してるの?私たちもやりた〜い!」と言って助手たちが増えてくれました。小さな子どもたちの力でも毎日繰り返すとフェンスに限らず思わぬ結果に繋がること、その一方で、そんな子どもたちが手伝ってくれたお陰で作業が捗ることを再認識しました。
さて、話は一転しますが、今朝0歳児ひかり組のK君を送ってきたお母さん髪が年末と違い驚くほど短くなっていることに気づきました。そこで「髪をお切りになったんですね?」と声をかけると「そうなんです。年末に思い切って切ってみました。」その長さ、なんと30㎝以上だというのです。そして、その切った髪を送ったというのです。以前、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動があったことを思い出し「もしかして、ヘアなんとかという取り組みですか?」とお訪ねすると、「そうです。ヘアドネーションです。白血病とかで髪の毛が抜けてしまった子どもたちのために使ってもらえるならと思って・・・。」とのお返事。そんな行動に「素敵ですね!僕も見習わなければ」とお話ししたのですが、僕がK君のお母さんのように髪を伸ばしそれを送るということは不可能です。しかし、誰かのために力になろうという思いを行動にできる(する)ことの素晴らしさを再認識させていただきました。
長くなりましたが、保育園のあちこちにケニアの子どもたちにシューズを!というポスターが掲示されているのをご存知でしょうか?これは、日本リザルツという国際NGOの活動で、ケニアを含めたアフリカと中南米で深刻な問題となっている感染症「スナノミ症」(スナノミというノミの一種による感染症で、知らないうちに進行し、ひどい場合は全身の壊死につながる恐ろしい病気だそうです)から子どもたちを守ろうという活動です。これまでも保護者の方々からご協力いただいた靴を数回お送りしましたが、これも、誰かのための力になれる行動なのでしょう。
子どもたち一人ひとりの力は小さくともフェンスがグラグラになります。雨だれも落ち続ければ石に穴を開けることができます。明日は餅つきの予定日、小さなお米(餅米)一粒一粒も集まれば大きなお餅になります。小さな積み重ねの大切さと力をみんなで考えたいものです。
今日のおまけ
2020/01/08



ことし初の積雪!僕にとってはあまり有り難くない雪ですが、いつの時代も子どもは雪が大好き!味見や足跡やスコップの跡を付けて楽しそうに過ごしていました。そんな様子をご覧ください。
奮闘ならぬ奮冬!?
2020/01/08



天気予報通り昨晩から降った雪で今年初の積雪となり仙台市内はすっかり雪化粧となりました。そんな時でも大河原は意外と雪が少ないことが多いので、高をくくっていつも通りの電車で出勤しました。ところが、いつもならば大河原に近づくにつれて少なくなっていく雪が今朝は変わらないどころか多いくらいの印象なのです。駅に到着し、園まで向かう道路は融けかかった雪がそのままの状態。そんな水分をたっぷり含んだ雪を結構なスピードでまき散らしながら車が走って行くのですからたまったもんじゃありません。それでも転ぶことも水浸しになることもなく園に到着すると、有り難いことに早番の先生を含め複数の先生たちが既に歩道や駐車場の雪かきを始めてくれていました。しかし、前述の通り今日の雪は水分を含んでいてとても重いこともあり、午前中の保育に必要な体力を雪かきだけで奪われてしまいそう。そこで、歩道の部分だけ雪かきをしてもらい、あとは軽トラックを使い除雪作業をおこないました。送迎の方々の車の出入りもあり、思うように作業が進まず時間がかかってしまうこともありましたが今年初めての除雪作業を終えることが出来ました。一方、子どもたちは初めての積雪に喜び園庭に出て、そりをしたり、雪を投げたり、転がして雪だるま作りに挑戦したり・・・。そして、いつものごとく美味しそうに雪を食べる子どもたちが大勢見られました。しかし、雨が降り出したこともありあっという間に園内に戻っていくことになりました。ところが、室内では室内なりに楽しく過ごしていて、3歳児ひつじ組の子どもたちはランチルームに集まり暖炉で餅ピザ作りをしていました。その様子を2歳児ほし組のA君やH君が興味津々でのぞき込む様子が見られるなど、自然な形での異年齢交流ができていたように思います。明日は今日のように雪が積もることはないと思いますが、今朝のように慌てて軽トラの準備をすることがないように今日はスノープラウを付けたまま退勤・帰宅することにしました。そうそう、給食の時間ランチルームへ行った時、フェンス越しに行ったり来たりしながら雪かき作業を見ていた4歳児あい組のK君(ローマ兵)が「園長先生、雪かきお疲れ様」と声をかけてくれました。「ありがとう!」でないところがK君らしくて大好きです。こんな声をかけてもらえると疲れも感じなくなり、「次、雪が降った時も頑張ろう!」そう思えてしまうのですから不思議です。
雪、雨…
2020/01/08
今期、初めて雪が積もり、のぞみ組のH君は園庭で雪遊びができると思って「やったー!」と玄関で私にハイタッチをして登園して来ました。しかし…外は雨。積もった雪の上に水溜りができている状態で、「そりあそび」もできず「雪だるま」も作れたものではありませんでした。それでもせっかくの機会だからと、先生達がテラスに雪を運んで、子ども達が触ったり叩いたりしていました。そら組の子ども達は「冷たくないの?」と心配する大人を気にする様子もなくはだしで雪を踏んで感触を確かめていました。
今年は北海道の雪祭りも雪不足でトラックで運んでいるのだとか。園庭で「そりあそび」をしたり「雪だるま」が作れるような雪が降る予報は今の所出ていません。誰かがトラックで運んでくれると良いのですが。
備えあれば
2020/01/07



午後のことです。第二光の子保育園で事務仕事を終え保育園に戻ろうとしている時、園の方角に狼煙のように白い煙が立ち上っているのが見えました。嫌な予感がしないでもなかったのですが、ランチルームの薪ストーブに乾いていない杉っ葉でも入れてしまい、煙突から煙がでているのだろう。しかし、それにしては結構な煙と思いながら園に向かいました。ところが、保育園に近づくとその煙が煙突からではなく、秋に子どもたちとどんぐり拾いに出かけるチェーン着脱場(冬場だけ使われる)辺りから上っていることがわかりました。そこで園の正門を通り過ぎ、着脱場に車を走らせると、何と下草が燃えていて、それが山の斜面へと移って行きそうな状態だったのです。そこで直ぐに園に戻り、職員室から119番通報をした後、園内放送を入れ先生たちに子どもたちを安全に避難させるように指示をしましたがまだお昼寝の最中の2時30分過ぎ。しかし、毎月避難訓練をしていることもあり、先生たちがテキパキと動き全員(全クラス)ランチルームに避難することが出来ました。多くの子どもたちがパジャマ姿でしたが、泣く子どもたちの姿はほとんどありませんでした。火事が発生した時間や避難した時、ほとんどの子どもたちが泣くこともなく、強制されることもない中で静かにしている姿・様子が東日本大震災の時と(緊急事態が起きたとき、子どもたちは「泣かない」のではなく「泣けない」ということなのかもしれないということを)どこかオーバーラップしてしました。この火事の原因はたばこの不始末ではないか?とのことですが詳しいことはこれから検証されることと思いますが、消火に当たって下さった隊員の方々、無線から伝えられてくる消火の状況を聞きながら園に被害がないように守ってくださった隊員の方々、また、火事の情報を聞きつけ、心配して駆けつけて下さった副町長さん、卒園児S君のおじいちゃん、いつもお世話になっているガス屋さん、電話を入れて下さった役場の担当課の皆さんに感謝いたします。あっと言う間に鎮火し園には全く被害はありませんでした。
さて、火事が発生するなど考えなかった僕は、今晩から雪が降り、明日は強風になるという天気予報が心配で、除雪するためのスノープラウの確認をしましたが、交通機関が混乱することがないことを祈ります。
これなあに?
2020/01/07



今日1月7日は、1年の無病息災を願う「七草の節句」と言われるようで、1年の邪気を払い健康に過ごすことができるようにと毎年この時期に全国各地で春の七草を入れた「七草粥」を食べる習慣があります。保育園ではイエス様に守ってもらえるよう日々お祈りしていますが、日本の伝統行事や文化に触れてもらう意味から春の七草が入った七草汁(七草粥はあまり人気がなかったため)が給食に提供されます。しかし、細かく切られてしまうとどんな野菜か分からなくなるため、栄養士のY先生が給食のサンプルを置くところに七草(セリ、ナズナ、ゴ(オ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を並べてくれていました。それに気づいた子どもたちが給食を食べ終え「これなんだろう?」「あっ、大根とカブだあ」と言いながら立ち止まり、野菜を眺めているので「これがさっき食べた給食に入っていたんだよ」と話してあげたのですが、驚く様子もなく「ふ~ん!そうなんだ」「おいしかった」と言ってニコニコしながらお昼寝をするために保育室へ戻って行きました。七草粥は若葉から力をもらうことができると伝えられてきた縁起もののようですが、七草以外に鶏肉の入った保育園の七草汁は栄養満点。それをイエス様にお祈りしてから食べたのですから子どもたちも先生たちも健康に過ごすことが出来ることでしょう。いや、是非そうであることを願います。
平和で穏やかに
2020/01/06
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
いよいよオリンピックイヤーの2020年という年が幕をあけました。あの「お・も・て・な・し」でオリンピックの開催が東京と決まってから、あっという間でしたね。今年の夏は日本中がオリンピックに釘付けになることでしょう。そして世界も国内も、そして地域や職場、家庭も平和な一年でありますよう願いたいですね。
今日、長い9日間という年末年始の休みを終えて登園してきた子ども達は、背も伸びたくましくなったような気がしました。1歳児のI君、T君は「あのね、おとうさんにどんぐりもらったんだよ」とか、「くつがきつくてぬげない」などのはっきりとした会話になっていてびっくりしました。
3歳児は手作りの凧を北風が吹く園庭を全速力で走りながら揚げていました。鼻水をジャンバーの袖で拭きながら走る姿は昭和にタイムスリップしたかのようでした。どの時代も「子どもは風の子」ですね。
今日まで、そして、今日から!
2020/01/06



長い年末年始のお休みが終わり、今日から通常保育が再開しました。遠足など楽しみな行事の前日、興奮してしまう心境と同じなのかなのか、今朝登園してきた子どもたちは久しぶりに友だちや先生たちと会えることが嬉しいのでしょう、いつになくハイテンションだったり、恥ずかしそうだったりする様子が見られました。先生たちはそんな子どもたちに「〇〇ちゃん・〇〇君おはよう!」と声をかけながら両手を広げると、子どもたちも安心して、その腕の中へ飛び込み「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。」と新年の挨拶を交わしながら再会を喜び合っていました。その後、いつものように三輪車やペダルカーなどの乗り物に乗ったり、おにごっこをしたりする中、4歳児あい組のS君とKちゃんが嬉しそうに僕のところへ駆け寄ってきて「園長先生見て!氷見つけたよ」と古タイヤの中で凍っていた氷を集め見せてくれました。一方、小学校・中学校の兄姉がお休みの子どもたちの中には今日もお休みの子どもたちもいたため、お休み前の雰囲気に戻るにはもう少し時間が必要かもしれません。有り難いことに、僕も昨年12/28(土)から昨日まで9日間ものお休みをいただき今日から出勤しましたが、数日間だらけた生活をしていたため、子どもたちのような喜びや興奮とは少々違い寝坊してはいけないという緊張から昨晩から今朝にかけ何度も目を覚ましてしまうという情けない現実がありました。増えた体重を落とすことを含め心身ともに一日も早く休み前の状態に戻さなければ・・・。
さて、多くのご家庭では12月26日には片付けられたであろう、クリスマスの飾りが保育園では今日も飾ってありました。もしかすると「どうしてお正月になってもクリスマスツリーなどクリスマスの飾りが飾ってあるのだろう?」と思われた方もいらっしゃったかもしれませんが、それは東方の三人の博士がイエス様の元を訪れその誕生を祝福した日が1月6日でキリスト教の世界では公現節と呼び、とても重要な日だからです。そのため、今日まではクリスマスの飾りがなされていたという訳です。
ところで、これからが寒さの底となっていきますが、梅や桜の枝には来春に花を咲かせるつぼみが寒さを凌ぎながら育っていることがわかりました。そして、子どもたちも、このつぼみのように春に向けて心身ともに大きく育って行くことが出来るように、卒園・進級まで過ごしていきたいと思います。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。
採用について
採用情報から各種文章まで、ご報告。
