社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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何かが変!

2020/04/28

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外出自粛、人と人との接触の8割削減が叫ばれる中でも最前線で懸命に仕事に従事されている医師や看護師などの医療関係者の方々の苦労や負担、自分も感染するのではという恐怖は計り知れないものでしょう。人々の命(健康)を守ることが仕事とは言え心から感謝するものです。しかし、医療関係者のみならず、危機対応にあたってくださっている公務員、薬品や食品などの配達を担う物流事業者、スーパーやドラッグストアなどの販売員、バスや地下鉄など公共交通の職員、郵便局員や銀行員など目に見えにくい部分で、この未知なるウイルスと戦うために頑張っている方々がいることにも目を向けなければならないように思います。自分たちのことを言うのもどうかと思いますが、三密など到底無理な環境の中子どもたち(たくさんの尊い命)を預かっている、児童館や保育所で勤務する保育者たちも社会を下支えしているのであり、そこにも目が向けられるべきだと思います。出勤・帰省ラッシュが見られなくなった仙台駅(前)、日に日に激減してる新聞の折り込み広告、街行く人々の数も目に見えて減っているという現実が時にSF映画の世界のように思えてしまいます。仕事(収入)が減り、心配してる方々が増えていますが一人ひとりが自分の置かれている立場や仕事に誇りと責任を持ち支え合いながら歩んでいきたいものです。そして、保育園への登園自粛にご協力下さっている保護者の皆さん、子どもたち、子どもたちを預かっている先生たちの心身の健康を切に祈ります。
そうそう、このところ加齢と共に代謝が悪くなったのか、駅から歩ってきてすぐに検温しても35℃台。今朝は34℃台だったので体温計を替えて計測し35.8℃。体のどこかが壊れていないといいのですが・・。そんなことを考えながら昨日に引き続き、斜面の草刈りや枝払いをしたのですが、切れ味が鈍ってきた高枝切り鋏を砥石で目立てをしたところ、まるで微笑んでいいるウナギのように見えて仕方がありませんでした。そして、こんなことで心がほっこり癒されました。

お手伝い、お世話大好き

2020/04/28

 畑の周りのチューリップやパンジーが今が盛りを迎えています。保育者が終わった花を摘んだり、水をまいたりしているとてんし組ほし組の子ども達が真似をして一緒にやってくれました。後ろで伸びすぎた枝を払っていると枝をポキポキ折って袋に入れたり、まとめてくれています。お願いしたり、いっしょにやろうと誘わなくても大好きな先生がやっていると一緒にやりたくなる、やってみようとする、そうして色々なことを覚えることも多いようです。
 今日は草むしりの手伝いをしてくれる子もいました。ザルにむしった草を入れて土を落とし、袋にいれる作業を何度も繰り返してやっていたYくんの集中力にびっくりさせられました。

共に歩もう!

2020/04/27

気温の上昇と日照時間が日に日に長くなってきたことに比例するかのように、山の斜面にたくさんのすみれが咲き正門近くの草が勢いよく育ち、その草の陰からカエルが飛び出すなど動植物の生命力が一層感じられるようになりました。そんな様子が嬉しい反面、何もせずこのままにしておくとあっという間に伸び放題になり、葉も硬くなってしまいます。そこで、これ以上伸びないうちに草刈りをすることにしました。その時、普段見ているそれとは色が違う「たんぽぽ」が咲いているのを見つけました。色合いからして、外来種に追われ年々生育領域を狭めている日本の在来種である「エゾたんぽぽ」だと確信し、それだけは刈らないようにしながら作業をしました。これからどんどん暖かくなると、次々花を咲かせ、たくさんの綿毛(タネ)を飛ばし、斜面に在来種のたんぽぽが咲き乱れる時がきてくれることを願うものです。
 さて、新型コロナウイルスの感染拡大防止、外出自粛要請の効果(影響)もあり昨日一昨日は新幹線の乗車率が軒並み下がり、山形新幹線などでは乗客が0%だった列車もあったというのですから驚きです。同様に、今朝出勤するために乗った電車の乗客は先週より明らかに少ないことがわかりました。そして、保育園でも登園する子どもたちが先週より少なくなり、とても贅沢な保育環境で過ごすことができています。反対に外出を控え、家庭内で過ごしている子どもたち、保護者の方々はさぞかし大変なことと思います。誰もが出口の見えないトンネルの中で過ごしているような状況の毎日。東日本大地震発災時もそうでしたが、みんなが張り詰めた中で生活していることでDVやいじめ、些細なことでのトラブルが発生しました。そして今、あの時と同じような、もしかするとそれ以上の状況の中での毎日です。もし、苦しくなってしまうことがあっても一人で悩み頑張りすぎることなく、誰かに助けを求め過ごしていきましょう。

心配

2020/04/24

5歳児の恒例行事の一つになっている「田植え」。今日、その田んぼに用水路から水が引き込まれていました。そのことをどこかでちゃ~んと見ていたのか、コロナウイルス禍など気にする様子もなく例年通り田んぼや園庭上空をツバメが飛ぶようになりました。今後代掻きなど着々と準備が進めらていくことと思いますが今年は予定している日に田植えができるかどうか・・・。子どもたちが、あい組・はと組の時から楽しみにしていたこともあり、担任のS先生もM先生も実現させてあげられるかどうか気が気ではない様子。そして、子どもたちや担任以上に楽しみにして下さっている様子の田んぼの先生であるHさんも心配してくださっています。来月は「羊の毛刈り」や「みそ作り」などが予定されていましたが、いずれも延期することにしましたが、田植えだけは延期という訳にはいきません。全ての行事が中止となることがないように祈りつつ、自分たちが今できる精一杯のことを続けていきたいと思います。
 さて、コロナウイルスの感染拡大を心配しご家庭でも塩素系の漂白剤を薄めて掃除をすることが増えたかと思います。その際、漂白剤が手に付くとヌルヌルするこありますが、それは、漂白剤の成分ではなく漂白剤がたんぱく質を分解している、簡単に言えば皮膚が溶けているということ、そして、それが肌荒れの原因となるのです。塩素系漂白剤をお使いの際はくれぐれもお気お付けください。

元気が出る!

2020/04/23

いつもの年ならGWを前に誰もがウキウキする時期なのに、今年は連日伝えられる暗いニュースのお陰で塞ぎがちな気分になってしまいます。そんな中、演出家の宮本亜門氏が、「声の持つ力を結集して(新型コロナウイルスと闘う人たち、医療従事者、不安を抱え未来を案じる人たちに)少しでも多くの人に生きる希望を感じてもらいたい」と「上を向いてプロジェクト」をたちあげ、その第1弾として、坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」から着想を得た3本の動画と応援メッセージを集めた動画をYouTubeにアップしました。思えば、阪神・淡路大震災の時には「幸せ運べるように」、東日本大震災の時には「明日という日が」など歌が被災者を力づけましたが、コロナウイルス感染症は日本だけでなく地球規模の深刻な出来事。その意味からも「SUKIYAKI」として世界中に知られる「上を向いて歩こう」によって世界中の方々が励まされることでしょう。二日前のNHKの夜のニュースでこの曲を伝えていたキャスターが感極まり言葉を詰まらせました。常に冷静なイメージのプロのアナウンサーが涙する姿に驚くとともに歌の力とコロナウイルスの怖さを再認識させられました。その姿に触発されたからではありませんが、僕も園庭を泳ぐ鯉のぼりを嬉しそうに見上げる子どもたちのように風に吹かれる柳の木やケヤキを眺め、緑が萌え出てきていることに喜びを感じました。また、夕方、町内の民間保育所の施設長の話し合いを終え保育園に戻ったとき、玄関上の窓を見上げると、3歳児たちが楽しそうに遊んでいる姿が見えました。塞ぎがちになりそうな時こそ、上を向くことで喜びを見つけられることに気づかされました。
 さて、緊急事態宣言により、保育園でも登園自粛・家庭保育のご協力をお願いしたことで、在園児の約半数の子どもたちがお休みしてくれています。今日も荷物を取りに来てくださる保護者の方がいらっしゃいました。5歳児めぐみ組のYちゃんのお母さんも荷物を取りに来てくると言うことで電話を入れてくださいました。たまたまその電話に「はい、第一光の子保育園です」と僕がでたのですが「めぐみ組のTです。」とお名前をお知らせ下さった後、明るい声で「園長先生、電話でも元気なんですね!!!」と笑っているのです。「そうですか?それ以外取り柄がないので・・・」と話すと、ようやく荷物を取りに来るという肝心なことを伝えて下さり、その後「これで、午後も元気に仕事ができそうです」とおっしゃってくださいました。自分では意識していないものの、Yちゃんのお母さんは僕はいつも元気だと思って下さっているということがわかりました。でもそれは、サーモスタットが壊れたコタツのヒーターのようなものなのかもしれませんね。それでも、Yちゃんのお母さんを元気にできたのですから喜ぶことにします。

消えた鯉のぼり

2020/04/23

 今週から保育園の園庭に鯉のぼりが泳いでいます。
 朝早く園長先生が鯉のぼりをポールに取り付けて下さるのですが、それに気づいた子ども達はすぐそばに近寄って「ぼく黒いおとうさん鯉のぼりがいい!」「おれは青いの」と好きな鯉のぼりを自分の鯉のぼりとして決めているようです。
 今日は朝からとても元気に泳いでいました。「カンカン」と金具がポールにぶつかって音を立ててにぎやかです。昼過ぎ園庭の様子を見ていた子ども達が血相を変えて「せんせい!青い鯉のぼりがいなくなった!」と職員室に駆け込んで来ました。みると本当に消えていました。しっかりと金具を取り付け紐もきつく結んでくれたはずなのに、飛んでいってしまったのでしょうか。探していると鯉のぼりが外に出て行ってしまい、ビニール袋が風で舞うようにユラユラと道路を横断しています。まるで本当の子どものように迷子になってしまったかのようでした。
 夕方鯉のぼりをはずしてしまう時も、毎回そばで見ていて職員室に運んでくれるのはあい組のK君とのぞみ組のN君です。もう、自分の仕事と思っているのか必ずその二人は忘れず来てくれます。使命感をもっているのでしょう。

お知らせとお願い

2020/04/22

緊急事態宣言の発出に伴い、急な保育所の利用自粛のお願いとなりましたが多くの方々に理解・ご協力いただけたこと心から感謝いたします。進級・入園から二週間以上が過ぎ、泣きながら登園していた子どもたちからも少しずつ笑顔が見られるようになってきただけに残念な思いもありますが、一日でも早い収束と大切な命が守られること、笑顔で再開できることを祈りながら過ごしていきたいと思います。
 さて、後日改めて書面にてお知らせいたしますが、今年度の行事予定についてお知らせとお願いをいたします。現在の感染症拡大の状況から、来月から予定されていた懇談会は全ての年齢で中止とさせていただきます。その他にも今後の状況次第で年間行事に大きな変更(中止や延期)があるかと思いますが、何卒ご理解ご協戴けますようお願いいたします。

芸術作品

2020/04/22

ドイツ語で100を意味するフンデルト[Hundert]と水を意味するヴァッサー[wasser]の名を持つ、オーストリア出身の芸術家、画家、建築家、Hundertwasser(フンデルトヴァッサー)。この人の個性的な作品に憧れ、処分される予定だった土管をいただき、色鮮やかなタイルを張り付けたり色を塗ったりして、彼の作品のようなものを作ろう思い描きながら何もできぬ(しない)まま、花を植えるようになり、気づけば8年もの時間が過ぎてしまいました。それでも、経年によって現代の土管とは違ういい味わいを醸し出し、園庭の一部分となってくれています。その土管の前に3歳児てんし組のN先生と子どもたちが集まり、何かをしています。いったい何をしているのかと思ったら、パンジーが植えられたその土管の縁の部分を長さ7~8cmはあろう毛虫が歩いているのを見つけ大騒ぎ・大喜びしていました。しかし、砂や土管の色に擬態していて一見しただけでは気づきそうにないのです。きっと子どもたちの目線の高さと毛虫が動いている高さがぴったりだったからこそ、見つかられたのだと思いますが、毛虫を見つけた子どもたちに担任のN先生はもとより、5歳児めぐみ組のM先生も悲鳴を上げそうになりながら「よく見つけたね~!」とお褒めの声をかけていました。前述のHundertwasserに作品にはあまり見られない地味な色の毛虫でしたが、その形はHundertwasserとは言えど、人間には造り出すことができない見事な芸術作品そのものだと思いました。子どもたちが給食を食べるため片づけをして保育室へ戻った後、毛虫がどうなったか見に行ったものの既に姿はありませんでした。今度は葉っぱに擬態していて見つけられなかったのかも知れませんが、あの毛虫が今後どんな色・姿になるのか見届けて見たかったそんな気がします。明日も気を付けて見てみようと思います。

一服の清涼剤

2020/04/21

連日伝えられるコロナウイルス関連のニュース、「感染者数」、「緊急事態宣言」、「外出自粛」とのワードに誰もが心身ともに滅入ってしまいそうな毎日。そんな中でも子どもたちが喜んでくれるように、また、先生たちの心が少しでもホッとすることができるように、一服の清涼剤になるようにとの思いから例年より一足早く園庭に“こいのぼり”を飾りました。いつものごとく妙なことを始める園長の様子に子どもたちが集まり「何してるの?」と声をかけてきてポールを立てる作業を見守ってくれました。いつもであればきれいに咲く桜をバックにこいのぼりたちが泳ぐのですが、今日(今年)は桜が散ってしまった曇り空を泳ぐことになりました。それでも喜んでくれた子どもたちが「園長先生凄〜い!」「園長先生ありがとう!」と話しかけてくれるのですから嬉しいものです。その甲斐あってか、4歳児あい組のS君は今日の給食に提供された“ししゃも”がこいのぼりと重なったようで「コインランドリー(こいのぼりの意らしい)だ!」とししゃもを指差していたというのですから笑ってしまいます。そうかと思えば、朝から子どもたちが園庭の片隅にしゃがみ込み大騒ぎをしているので何があったかと思えば、M先生が「園長先生、園庭の隅に猫がいるんです」と言うのです。そこで現場に行ってみると、どこから迷い込んだのか、痩せこけた一匹の猫がうずくまっているのを見て子どもたちが「かわいい!」などと言いながら、水を飲ませようと砂遊びに使うボールに水を汲んで来るなど大喜びしているのです。しかし、病気を持っているなどしたら大変なので、子どもたちに猫に触らないように声をかけ、怯える猫を一輪車に乗せて園庭から連れ出すことにしました。すると猫を乗せた一輪車を見送る子どもたちが「バイバ〜イ!また来てね」と手を振ってお見送りしてくれました。先日の雨で流れ出た砂をかき集める作業や二階のトイレの水が止まらないといったハプニングの対応もあったため、僕が出来る精一杯のことはこの程度でしたが、これで良かったのかどうか・・・?それでも自ら一輪車から飛び降り草の中へ逃げていってくれたのは幸いでした。そうそう、先日耕した畑が先日降った雨のお陰で一見畑のようでも柔らかい田んぼのようになっています!それが子どもたちにとって格好の泥遊びの場所になり今日は3歳児てんし組の子どもたちが田植えをしているように泥だらけで遊んでいました。お家の方々は洗濯が大変になるのに、子どもたちはそんなことなど考える様子もなくその嬉しそうなこと。その笑顔を見るとどうしても泥遊びを止められないのです。大変かと思いますが、お洗濯をよろしくお願いいたします。
 さて、仙台市内では自転車やオートバイによる飲食店の宅配、Uber Eatsが目立つようになりました。外出自粛、外食を控える方が増えると益々需要が増えるのかと思いますがコロナウイルスによって客足が途絶えてしまった飲食店にとっても、外食を控えなければならなくなった方々にとっても、宅配する方々にとっても良い関係性であると良いと思います。

混乱の中で

2020/04/20

土日の強風と雨、今朝の地震、そして連日続くコロナウイルス感染拡大、今朝いつもの電車に乗るため向かった仙台駅はいつになく人気がなく、異様な雰囲気でした。そんな混乱の中でも保育園では子どもたちの笑顔が絶えません。本当であれば第二光の子保育園や角田光の子保育園のように先週「イースター」をお祝いするべきだったのかも知れませんが、少しでも新入園児が落ち着いてからみんなでお祝いしたいとのことから、一週間遅らせて行うことにしていた「イースター礼拝」。今年も例年のように全園児が集まり、イースターのお話をスライドで見ることを予定していましたが、コロナウイルスの感染拡大を防止するため、みんなで集まることは控えそれぞれのクラスでイースター礼拝を守り、年齢(クラス)によってイースター・エッグを作ったり、事前に作ったイースターの宝物を探したり嬉しそうに過ごしていました。このように子どもたちが笑顔で過ごしていた時、役場の担当課から、「新型コロナウイルス感染拡大に伴う“緊急事態宣言”により保育所の利用自粛をお願いしたい」との一報が入りました。宮城県内でも感染が広がっている中でもこれまで通り開園していることを心配しお電話をくださった方、既に自主的にお休みしている方、保育園という施設の性質上、休園することが難しいことを理解しつつも、子どもたちを預かることに不安や戸惑い、緊張の中で保育をしていた先生たちにとってはホッとする判断だと思います。幼稚園がお休みする中で保育を継続していることを心配し、同じキリスト教保育連盟に加盟する幼稚園の先生が手作りマスクを送ってくださるなど、混乱の中でも嬉しい出来事もあります。そして、これは本当なら嬉しいことでも笑える出来事ではありませんが、毎年子どもたちの中に「美容師・理容師」が出現し、友だち、或いは自分の髪の毛を切ってしまうという出来事が起こります。そして、今日4歳児RちゃんがYちゃんの髪を切ってあげるというハプニングが起きてしまいました。幸いどこを切ったか分からない程度でYちゃんのお母さんも笑いながら「どこなのか分からないです!」とおっしゃって下さったものの、中には筆を作るまで切らないで伸ばしているなんてこともあります。ハサミの使い方は勿論、それ以前に子どもたちの言動をしっかり見ていなければならないことを思わされました。

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