社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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続き

2020/05/27

昨日の夕方4歳児あい組の男の子たちが頑張って見つけたクワガタ、あんなに喜んでいたのに保育室へ戻るため片付けを始めた頃には何処かへ行ってしまった(落としてしまった)ようでR君が大泣き!そのため、ゼリーをあげることも、クワガタが食べることも出来ず、念願の飼育が敵うことなく儚く散ってしまいましたがクワガタはさぞかしホッとしたことでしょう。子どもたちは昨日も悔しさを取り戻すかのように今日も虫探しをしていましたが、こんな姿がこれから連日のように続くことでしょう。続きと言えば、今週月曜日の夕方、そして今日の夕方、Sさんとおっしゃる保育園の近所にお住まいの方が「保育園で使ってください」と絵本を持ってきてくださいました。お子さんが第一光の子保育園を卒園したわけでもなく、また、まだまだ立派で買い取ってもらえそうな絵本ばかりで驚いてしまいました。都心部など地域によっては「日当たりが悪くなる」「送迎の車が不安」などとして保育施設の建設が中止になったり、「子どもの声がうるさい」という近隣の方々の声に、防音壁を付けるようなところもあるというのに子どもたちのためにと絵本が届くとは本当に感謝するばかりです。それもこれも保育園が小高いところにあり、隣接する家もなく子どもたちの声や僕がまき散らしているチェーンソーや草刈機の音が迷惑に感じられないという立地が幸いしているのかも知れません。何はともあれ、今回届けていただいた本は、保育園の「こひつじ文庫」に加えさせていただき大切にしていこうと思います。
 さて、話は一転しますが、みなさんは一日に何回「鏡」を見るでしょうか?今朝の河◯新◯にSNSの書き込みを苦にし自ら命を絶った女子プロレスラーのことに触れ、日本画家(片岡球子さん)が「人間の魂は顔に映ると思っているのでございますよ」と語っているいうことが書かれていました。それが心のどこかに引っ掛かっていたのか、いつも自分がどんな顔で過ごしているか考えていたのか、保育園に向かう電車の中である曲が頭に浮かびました。それは、世界で6500万枚という音楽史上最も売れ、これからも永遠に破られることがないであろうアルバム「Thriller」や「BAD」などのアルバムの他にも様々なヒット曲を作り、世界中のミュージシャンに影響を与えた(今なお与え続けている)Michael Jackson の「Man in the Miller」という曲でした。青春真っ盛りの学生時代、彼の曲を聴きPVを夢中で見ていた僕らにとっては、彼の曲を聴くと当時のことが鮮明に甦るだけでなく彼の曲の素晴らしさを痛感させられます。そして、改めてこの「Man in the Miller」を聴くと以下のような歌詞がありました。

I’m starting with the man in the mirror
I’m asking him to change his ways 
And no message could have been any clearer 
If you want to make the world a better place 
Take a look at yourself and then make a change

鏡の中の人間に問いかけることから始めよう
変わってみないかと呼びかけてみる
こんな明確なメッセージはほかにないだろう
世界をもっと良くしたいと思うなら
自分自身を見直して、変えること

とです。
鏡の中の人間とは自分のことであり、その自分に向かって「世界を良くしたいと思うなら自分自身を見直して変えること」と歌っている(語りかけている)のでしょう。改めてこの曲の素晴らしさを知りました。

一方、自分の顔は自分で見ることはできません。鏡や写真で見ることができるのは逆さまの顔!要するに本物の(生きている)自分顔は自分以外の人からしか永遠に見ることはできません。それでも剥き出しの感情が出ていないか時々鏡を見たいと思いました。

素敵(好き)な場所

2020/05/26

葉っぱのベンチとどんぐりの車止め

自然はいつも通り

2020/05/26

仙台駅と自宅のほぼ中間点にあるビルには、座ることもできる大きさの車止め用のどんぐりのオブジェ、木の葉をデザインしたベンチ、DATE BIKE(仙台のコミュニティサイクル)をレンタル・返却できる駐輪場があり、ケヤキやどんぐり、桂などの木が植えられています。毎年この季節になるとどんぐりの木からどんぐりの花の香りが漂ってくるのですが、昨日の帰宅途中、今年もこの季節にしか嗅ぐことができないドングリの花の香りが漂い始めたことに気づき、間もなく梅雨がやってくることを感じました。この香りがするようになると、程なくして保育園でもどんぐりの花と同じような香りのクリの花が咲き始めます。そこで、どれぐらい大きくなっているか確認しに行ってみると、まだまだ香りを放つまでは成長していないもののたくさんのつぼみ!?が花を咲かせる準備を始めていました。また、砂場の日よけになるようにとの思いで植えた誕生日のお祝いでいただいた巨峰や2歳児の保育室前のナイアガラが小さな実(花)を付け若葉を広げ蔓を伸ばし始めるなど早くも秋に向けて着実に準備を始めていました。この先、遊びの材料として目ざとい子どもたちに見つけられ収穫されることもあるかと思いますが、昨年より少しでも多く食することができるように肥料を施してあげようと思います。
 さて、夕方の保育の時間のことです。4歳児の男の子たちがシャベルやふるいや飼育ケースを手にしながら朽ち始めている丸太を取り囲み夢中で何かをしているので「なんだか楽しそうだね?!」と声をかけてみると「見て見て!カブト見つけた」と言いながら重ねてあったふるいをそ~と開けて中を見せてくれました。すると、そこにはクワガタムシが入っているではありませんか。カブトムシではなかったものの大好きな虫たちがいそうな園庭のあちこちを掘り起こし見つけ出す子どもたちの感覚に驚かされます。子どもたちによると今日捕らえたクワガタたちに「ゼリーをあげる」と言っていたので保育室で飼育することになるのかと思いますが、ぜひ一日でも長く生きることができますように・・・。

もうすぐ!

2020/05/25

毎朝9時、当番に当たっていない職員が職員室に集まり、礼拝(お祈り)をした後、一日の確認をしてから保育を始めています。今日は2歳児つき組のT先生が担当でしたが、T先生は今週で5月が終わろうとする中、長い子では4月下旬から一ヶ月以上、登園自粛してくださり、家庭で過ごしていくれている子どもたち、保護者の方への感謝、そして、6月にはお休みしていた子どもたちが笑顔で登園してくれるようにお祈りを献げてくれました。自粛にご協力くださっている間、桜やケヤキが沢山の葉を広げて日陰を提供してくれるようになり、殺風景だった畑には子どもたちが先生たちと植えた(種がまかれ)様々な野菜の苗が育ち雰囲気が違っています。そのような畑での経験や自然の変化を一緒に経験できなかった子どもたちのことを想ったお祈りに共感することができました。4歳児あい組のM先生と子どもたちは園舎東側の山に登って遊んでいましたが、もう少しするとお休みをしている子どもたちと一緒に、そのようなことが出来ることでしょう。そんな日がやってくることを心から祈ります。
 さて、コロナウイルス感染防止対策として、政府が布製マスク2枚を全世帯に配布することを表明し、多くの国民から疑問や批判(揶揄)があったマスクが先週土曜日に届きました。先生方の話しによるとドラッグやスーパーでも購入できるようになっているそうですが、緊急事態宣言の全域解除を目前にしてなお届いていない地域があることに疑問や怒りを覚える方もいることでしょう。確かに大家族であっても全世帯2枚ということに「なぜ?」という思いもあります。しかし、聖書の中の「いつも喜んでいなさい。たえず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」(テサロニケの信徒への手紙一 5:16~18)という有名な言葉のように、マスクが届いたことを喜び、コロナウイルスの一日も早い収束祈り、届けて下さった郵便屋さんやマスクを作って下さった方に感謝しなければならないことを思わされました。大河原の方々にももう少しすると届くことかと思いますが、楽しみに待っていてください。

オチョロ

2020/05/25

 久しぶりの晴天に、午前中の園庭は賑やかになりました。先週蒔いた朝顔やマリーゴールドなど芽がどんどん出てきて、子ども達も「芽、みつけたよ」「いっぱい出てきてるよ」と嬉しそうに報告しにきてくれます。
 砂場の近くで遊具の片づけをしていたのぞみ組の男の子達が「つかまえろ!」「バケツかぶせろ!」と興奮気味に見つけたのは“カナヘビ”でした。かなげっちょ、かなっちょ、など呼び方はさまざまですが、トカゲに似たその姿に子ども達は興味津々です。たまに見つけると捕まえたい気持ちはあるものの怖い気持ちも合ってなかなか捕まえられません。今日こそ捕まえたいと思ったのか「やった!」とシッポを捕まえると切れてしまうではありませんか。わ、切れた!どうしよう、切れたシッポが動いてるーと大騒ぎしながらもとうとう身体のほうも捕まえ飼育箱に入れました。
 「飼いたい!」「エサは何をあげたらいいの?」「シッポ切れたけど死なない?」早速図鑑で調べたら、シッポは「トカゲの尻尾きり」という言葉があり、敵に襲われると自分でシッポを切ってしまうこと、尻尾が切れても再生され死なないことが分かりました。また、エサはバッタやミミズ、など生きている虫しか食べないということでした。エサの調達が難しいので飼うのをあきらめて、夕方見つけた場所に戻してあげることになりました。
 「オチョロ」と名前をつけました。オチョロ、また、遊びにきてね!

秘密の話し!?

2020/05/22

ここ数日降った雨は動植物が成長するためにはなくてはならない「恵みの雨」であることは間違いありません。しかし、乾燥して硬くなってしまった園庭を柔らかくし、砂場以外のところに穴を掘るのに丁度いい湿り具合にしてくれるため、子どもたちにとっても嬉しい恵みの雨となります。一方、思いのほか深い水たまりやありがたくないところにできた水たまりは雨が降らないとわからないため、怪我の防止、環境整備として雨が降った時に出来るだけ埋めておくようにしています。そんな訳で昨日も数か所の水たまりに土や砂を運び、平らに均しておいたのですが、雨が上がった今日、子どもたちが早速その埋め立てたところを掘り起こして川作りをしているのですから、まさに「いたちごっこ」と言うほかありません。また、春に見事な花を咲かせた桜が、今はたくさんの葉を広げ小さな実を落としているます。その小さなサクランボを女の子たちが夢中で拾い集めているのですが、広い園庭とはいえど、数に限りがあり皆が拾い始めるとあっという間になくなってしまいます。4歳児はと組のRちゃんとHちゃんは手を伸ばせば届きそうだけど届かないフェンスの向こう側に実が落ちている実が欲しくて仕方なく、どこからか見つけてきた棒を巧みに使って拾おうとしていました。これまでならそんな子どもたちの思いを満たしてあげるように散歩をしながらみんなで拾いに出かけるなんてことも出来て(して)いましたが、そんな散歩もしていいのかどうか考え躊躇してしまう日々が続いています。何とも寂しい限りです。
 さて、新聞報道などをご覧になって多くのかたがご存知かと思いますが、スポーツ庁が、運動時のマスク着用は十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症のリスクが指摘されているため「体育の授業での着用の必要はない」との見解を示しました。そのため、屋外で子どもたちと過ごしている時は、ある程度の距離を保つことが出来ていれば先生たちもマスクを着用しなくてもいいかと思ったのですが、先生たちも外したい気持ちは山々だけど、マスクに隠されていない顔の上半分は大丈夫でもマスクで隠されている顔の下の部分は見せられない秘密が隠されているのだとか・・・。そんなことも知らず軽はずみなことを言ってしまうとは、女性の心をきちんと知らなければならないことを痛感させられました。

ビタミン

2020/05/21

コロナウイルス感染拡大に備えるための非常事態宣言が解除され「 新しい生活様式」のもと、少しずつ日常を取り戻しつつあります。これまで感染を防ぐために外出自粛、テレワーク、巣ごもり生活で日光を浴びる機会が減ってくると骨を丈夫にするのに欠かせないビタミンDが不足するため、若い女性や高齢者は骨の病気が増える危険性があるそうです。その一方で5月は思いのほか紫外線が強いため日焼けが心配されます。そんなリスクがありますが、5月であれば日中約15分日光を浴びれば1日に必要な分が作られるとのこと。この数日間はお天気が悪く、保育園でも外遊びの時間があまり取れていませんが、普段の子どもたちの生活を考えると間違いなくビタミンDが不足することはなく丈夫な骨が作られていると思いますが、それだけでなく、先生たちからのビタミン愛(I)を受けて心身ともに育ってくれることでしょう。
 さて、コロナウイルスがどのように収束へ向かうかまだまだ分からず、非常事態が解除されたからと言っても予断を許さない状況が続くことでしょう。これから梅雨の時期を迎え、だんだん暑くなっていく中、マスク着用したままだと体内に熱がこもりやすくなり、熱中症のリスクがより高まるといわれています。何かいい(E)ビタミンが欲しいものです。

まさか!

2020/05/20

5月に入り、夏日になることがあったというのに、今日は桜の花が咲き始めた卒園式の頃に戻ったような寒い一日となりました。そんな寒さが関係しているとは思いませんが、大河原駅と保育園のほぼ中間点にある公園に一羽のカモがいたのです。小学校もお休みが続き、雨も降っていて人影がない公園はカモにとって楽園のようでエサの虫でもいたのか時々水たまりをつついていました。一方、保育園の園庭も5歳児めぐみ組の子どもたちが外で遊び始めた途端、止んでいた雨が降り出したこともあり直ぐに園舎内に戻ってしまい一日中静かなままでした。また、のぞみ組のRちゃんのお誕生会のためにお父さんとお母さんがきてくださったのですが外遊びはできなかったものの、保育室で椅子取りゲームを楽しんでくださったようです。そんなRちゃんのお誕生日をお祝いし、ランチルームで♪Happy–Birthdayを歌ってあげた後の事です。数人の5歳児が「ねえ、園長先生、今日は来ない?」と尋ねてきました。一体何のことだろう?と思ったら、昨日一昨日とほぼ同じ時間帯に起きた地震のことだったのです。保育園で最年長児とは言えど、まだまだ、5・6歳。二日続けて起きた地震が今日もやってくるのではないかと心配していたことがわかりました。そんな子どもたちの命を預かり、守っていることを痛感させられました。
 さて、毎年この時期になると暖炉(薪ストーブ)を設置してくださった業者から、暖炉のメインテナンスと煙突掃除のご案内が届きます。ところが、今日は前述の通りの寒さのため、秋まで使うことはないだろうと思っていた暖炉に火を入れることになりました。業者の方も、メインテナンスの案内を送った5月中旬になってからこんなに寒くなるとは思っていなかったことでしょう。この寒さによって子どもたちも保護者の方々も先生たちも体調を崩しませんように。
 最後に、個人的なことを書くことをお許しください。帰宅し夕食を食べ終えた後、「食べる?」と出されたチョコレートがまさか!という形。こんな形にしない方が美味しいのでは思ったのですが、口に入ると形など関係ないことがわかりました。でもやっぱり、別な形の方が食べたいと思うことは間違いありません。

明るい出口が見えることを願いながら・・・。

2020/05/19

先週は強い風が吹くと砂埃が立つほどカラカラに乾燥していた園庭も畑も朝から降り続いた雨のお陰で乾いたところが全くなくなりました。それどころか、あちこちに水たまりができ、そこから溢れ出した水が川となり、落ち葉や小枝を運び、クロバーに引っ掛かるなどしてあちこちに小さな天然のダムを作っていました。この小さなダムによって全ての水が園外に流れてしまうのではなく動植物たちに潤いを与えていること、また、近年大雨によって起こる土砂災害の一因が山の乱開発や荒廃、洪水は橋に流れ着いた木などによって起こると、そして、それを防ぐヒントを見たような気がします。
 さて、話は一転しますが、教会で「クリスマス」「イースター(復活祭)」とともに大切な行事として祝われる「ペンテコステ」は、ギリシア語で「50日目・50番目の日」を意味するそうです。イースターから50日目、イエス様の弟子たちに天から聖霊がくだり、その聖霊の力によっていろいろな国の言葉を話すことができるようになった弟子たちが、宣教のために世界中に散らばったことで教会が誕生した日とされるため今年も5/31にペンテコステ(聖霊降臨日)」が祝われます。そんな時期なのに、全国のキリスト教保育連盟に加盟する多くの施設、そこで勤務する先生たちに読まれている月刊誌「キリスト教保育」6月号に広島市のある幼稚園のクリスマスの実践や歌われている賛美歌などが紹介されています。夏どころか、梅雨にも入っていないのに半年以上先の行事が取り上げられているのは、それだけニーズがあるということ、それだけ時間をかけて準備をしなければならないということの現れなのでしょう。しかし、毎年クリスマスの時期はインフルエンザが流行りページェント(聖誕劇)を作り上げるのに悩まされる時期となります。先生たちはそこにコロナウイルス の第二波・第三波が重ならないこと無事に行えることを今から祈っています。

カエルの独唱

2020/05/19

 昨日までは全く聞こえなかったのに、今朝早くから一匹だけのようですが元気なカエルの声が聞こえます。保育園の周辺には田んぼが全くないので梅雨の時期でもあまりカエルの声は聞こえないのですが、久しぶりに聞くことができました。
 2歳児ほし組でも朝からカエルの声に気がついたI君、Y君が窓辺から離れずしばらくの間聞いていました。S君も窓辺に箱イスを運んで聞き入っていました。窓を開けたり大きな声を出したりすると声が聞こえなくなるような気がして静かーに聞いている子ども達でした。
 そして今日も、お昼過ぎに大きめの地震がありました。グラグラッときたかと思うとドーンと音がして揺れたので怖がっている子もいたのではと保育室を回りましたがどのクラスも落ち着いてテーブルの下やお昼寝の準備していた布団をかぶって避難することができました。どのクラスもシーンと静かになり、その時もカエルは元気に鳴いていて、気がついたのぞみ組の子ども達は肌寒いのに外のサッシを全開にしておしゃべりをしないでカエルの声を聞きながら給食を食べていました。
 午前中は1匹と思っていたのですが、夕方になって増えてきたようです。明日は合唱が聞けるかもしれません。

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