社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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どれくらい残るでしょう!?

2020/07/06

近所の用水路や田んぼで生れ、オタマジャクシの生活を終え、ようやく地上でも過ごせるようになったカエルたち。幸か不幸か保育園にやって来たことで連日子どもたちに捕まえられ、強制的に水の入ったカップや飼育ケースに入れられ、足を引っ張られたり突かれたりするので多くのカエルたちが大きくなることなく短い人生を終えてしまいます。しかし、中には子どもたちが気付かない、あるいは園庭以外のところで過ごしているカエルたちは誰にも邪魔されることなく好きなところで好きな餌を食べているからなのか、種類が違うのか飼育ケースに捕らえられているカエルより一回りも二回りも大きく育っているように思います。今朝、玄関付近の掃除をしているとき、体を温めているのか、身動き一つすることのない一匹のカエルがガラスに止まっていました。室内からその姿を見ると普段見ることができないお腹がしっかり見ることができ、何だか水族館や動物公園のよう・・・。しかし、そのカエルに気付いたのは残念ながらおばあちゃんと登園してきた3歳児ひつじ組のM君ぐらい。そのカエルどこに行ったのか気が付けばいなくなっていましたが、子どもたちに捕まえられたり、車にひかれたりすることなく蚊を食べてくれるように大きく育って欲しいものです。同じように春先、卵から孵ったカマキリの赤ちゃんが以前より大きくなってバルコニーに現れてくれますが、このカマキリたちも鳥の餌になったり他の虫たちに食べられるなどして大人になるのは限られています。また、ビワとまではいかないまでも砂場のところに植えてある巨峰も今年は比較的順調に育っている感があります。ところが、子どもたちは、ぶどうと分かる形・大きさになると直ぐにでも食べたい(食べられる)と思うようで今朝もまだまだ色付いていない硬い実を叩き落し食べようとする男の子たちが・・・。この調子であれば、秋に食べることができるのは、例年と変わることなくほんの僅かとなりそうです。

備あれば・・・。

2020/07/03

今日は合同避難訓練の予定日、午前10時、「ピンポンパンポ〜ン」の前触れもなくマイクを通して「大きな地震が発生しました」という主任のY先生の声が園庭・園舎内全てに響き渡りました。この突然のアナウンスに園庭で遊んでいた子どもたちは見張りをしているプレーリードッグのように動きを止め、耳を澄ましてアナウンスを聞いた後、近くの先生のところに駆け寄り、その場にしゃがみ込み身を守ります。一方、保育室の中にいた子どもたちは転倒や落下物がない安全を確保できるところに集まり、先生たちと揺れが収まるのを待っています。すると、またY先生の声で「揺れが収まりましたが、また揺れることもあるので気をつけてください」のアナウンスにほっとしたのも束の間、程なくして今度は、「これは練習です!厨房から火事が発生しましたので、先生たちと園庭のトンネルのある山の近くに逃げてください」という僕の声に園庭の子どもたちも室内にいた子どもたちも一斉に築山の前に避難を始めました。2歳児つき組のH君のように、あまりに突然の出来事に驚き泣いていまう様子も見られましたが、大声を出したりふざけたりする子どもたちもなく、本当に上手に逃げることができました。そんな子どもたちに、地震や火事はいつやってくるか分からないことと命の大切さを伝えた後、消防署からお借りした水消火器を使って先生たちが消火訓練をする様子を子どもたちに見てもらいましたが、つき組のKちゃんは身動きすることなく見入っていました。何はともあれ、実際に消火器を使わなければならない災害が起こらないように気をつけ祈りながら、いざという時のために今後しっかりとした備えをしたいと思います。

あい組 勇気と知恵のおたのしみ会

2020/07/03

 今朝 あい組の子ども達が登園してきたら、ガラスが破られ、真っ黒い手形が窓にびったり。そして大事な宝箱がなくなっていました。怪盗が盗んでいったのです!。「せんせい!勇気のメダルを入れた宝箱なくなった!」と残していった手がかりを頼りに口々に言いながら職員室にも探しにやってきました。ホール、玄関、テラスを捜索します。最後の手紙には「す」のつく公園に置いてあるとヒントが。公園に探しに行った子ども達はすべり台の上に宝箱がおいてあるのを発見!鍵も見つかり、やっと勇気のペンダントを手に入れました。ちょっとドキドキしたけど、みんなで力を合わせるって良いことだね、嬉しいね、と感じた一日でした。
 お昼寝の後は夕食づくり。ニンジンを切るのは大変だったけど、「猫の手」で一生懸命切りました。お試しで作った「やきそば」がとても美味しかったので今日は沢山おかわりをするつもりです。

心地いい!

2020/07/02

これまでほぼ毎月1回の間隔で町内にお住まいのハープ奏者、石〇 希さんにいらしていただき、行っていただいていた「ハープコンサート」ですが、今年度は新型コロナの影響により、4月から3ヶ月間、子どもたちも先生たちもコンサートが開催できることを首を長くして待っていました。そして、今日、今年度初めてのコンサートは、2・3歳児が聴かせてもらいましたが、今年度入園した子どもたちは、石◯さんにお会いすること、コンサートに参加すること、ハープという不思議な楽器を見ること、そして、その心地い音色を耳にすること全てが初めてということもあり興味津々で口をポカ〜んと開けて聴き入って(見入って)いました。それでも、知っている曲があると、口ずさんだり、手を叩いたり、うっとりしたり、初めてのコンサートを楽しみました。3歳児はコンサート後、お礼にと畑で収穫したキュウリと、昨日誕生日だったという石◯さんに、♪Happy -Birthdayを歌ってお祝いすることができました。今月17日〜18日に予定されている5歳児のお泊まり保育の時には、ハープの生演奏をBGMに就寝するという何とも贅沢なことも経験させていただきます。そんな中、東京ではコロナウイルスの感染者が増えていることがとても心配になります。お泊まり保育をはじめ、今年度計画されている行事ができる限り中止や延期になることがないように祈りながら、自分たちができる精一杯のことを行って行きたいと思います。
 さて、3歳児ひつじ組のAちゃんは園にある(いる)スウェーデン発祥の家具量販店のオランウータンの人形が大のお気に入りで、お昼寝する時には必ず一緒に眠っていると聞いていましたが、聞いていた通り、今日も一緒に眠っていました。これだけ気に入られているオランウータンもさぞかし嬉しいことでしょう。

ひみつの…

2020/07/02

 明日は4歳児あい組の「おたのしみ会」です。どんなおたのしみ会にしようかと、担任と子ども達が、絵本や歌をヒントにして話し合って来ました。子ども達の大好きな絵本「ひみつのたからさがし」から、「あい組のたからさがし」として園内や公園に宝探しに行くのです。今日は自分達でつくった虫眼鏡で職員室にもやって来ました。カラーセロファンを通して見る世界は子どもの目には特別な物に映っているのでしょう。
 また、夕食の後のおたのしみ、豆乳のプリンのデザート作りにも取り組みました。少しずつ優しくかき混ぜていたところ、鍋の底がこげて焦げ臭くなってしまい、やり直し。豆乳を買いに走って行く事になってしまいましたが、こんなこともあるんだと実感したことでしょう。もしかしたら、今日の失敗はお家の人にはひみつ、だったかもしれません。
 明日は一日、どんなことが待っているのでしょう。

学びの基礎

2020/07/01

今朝も降った雨でできた水たまりに子どもたちが集まり、いつものように水遊びを楽しんでいましたが、同じ水遊びでも年齢によって内容(性質)が違うことがよ~くわかります。5歳児は園庭のあちこちに落ちている木の枝や皮、少しずつ腐食が進み、粉々になってきた丸太の破片を拾ってきて、そ~っと水たまりに入れて浮かぶかどうか確かめ、浮かんだ木は船に見立てるなどして遊んでいます。また、その際も、みんなが登園して来たらドッジボールをするということを考えていて、手は濡れても服や靴が決して濡れることがないように気を付けていました。一方、1・2歳児はと言えば、5歳児とは対照的で自分の服や身体が濡れることはもちろん、周りの誰かが泥んこで汚れてしまうことなど全く気にすることなどなく派手に足踏みをし、履いている長靴の中も、着ていた服も全てびしょびしょに・・・。中には身体ごとダイブする強者までいるので、先生たちは着替えやシャワーと大忙しになってしまいます。しかし、このような遊びを通し、水や砂や泥の感触や温度に気付き、どうして?とか、快・不快という感覚を身につけていくことになります。これ(遊び)こそが就学前の子どもたちの学びの基礎であり重要なことです。出来ることならば子どもたちの様子を動画でご覧いただけるといいのですが、それができないのが残念です。
 さて、今日から0歳児ひかり組に2人の新しい仲間が加わりました。そんな0歳児クラスの給食の様子と言えば、「いったいどうすればそんなところにご飯粒が付くの?」とか「食べる量とこぼす量、どっちが多い?」と思ってしまう光景は日常茶飯事。こんな日常を繰り返し少しずつ成長していきます。来年の今頃、この0歳児たちも水たまりでびしょ濡れになっていることでしょう。

食べることは生きること

2020/06/30

毎日子どもたちの成長に必要な栄養などを考えて提供される給食は、職員分も含まれるため、家庭とは比較にならないほどの量が作られることになります。そのため、メニューによっては厨房のスタッフが朝早くから出勤して仕込みをしなければなりません。今日のメニューは「麦ごはん、厚揚げのそぼろ煮、三色ナムル、モロヘイヤのスープ、バナナ」、それを作るため、今朝も厨房を見下ろすことができる窓の消毒をしている時(8時半過ぎ)には既に人参を切る作業が始めていましたが、それが機械ではなく手作業!仕事とはいえ材料を切るだけでも大変。そんなことを思うと改めて感謝して食べなければと思わされます。
 さて、園庭の畑では様々な野菜が順調に育っていますが、今日は3歳児てんし組の子どもたちがバルコニーに座り、収穫した大きなキュウリを担任のN先生に分けてもらい良い音をさせて食べていました。その姿が親鳥から餌をもらうツバメの子どもたちのようでなんとも可愛らしく、ほのぼのとして見えました。一方、そろそろ収穫時期が終わりそうなビワの実。木登り上手な子どもたちのお陰で、残っているのは木登り上手な子どもたちでも届かないところに残っているだけになりました。こうなると多くの子どもたちがビワの木(実)を眺めるだけで味を知らないままになってしまいます。それでは可愛そうなので、梯子と剪定ばさみを準備し高いところに実っている実を収穫し、0・1・2歳児クラスに届けてみました。理想は子どもたち一人ひとりに一つずつ分けてあげたかったもののそれは不可能なこと。そのため先生たちがみんなの口に入るように分けるという仕事を増えてしまったと思いますが、子どもたちが喜んで食べてくれたなら幸いです。そうそう、明日から7月になりますが、7月1日は半夏生(はんげしょう)と言って田んぼに植えた苗がタコの足のように大地に根付き、豊作になるようにとの願いから、タコを食べる習慣があるそうです。暑くなってくると食欲が落ち、同時に体力も落ちてしまうことがあります。しかし、食べることは生きる上で大切なこと!しっかり食べて元気に過ごしたいものです。

ゆうちゃん さくらちゃん

2020/09/30

にんぎょうなのに にんぎょうじゃないみたい  
にんぎょうなのに おしゃべりするの? 
にんぎょうなのに おともだちみたい
にんぎょうなのに だいすき

今日は久しぶり(昨年11月ぶり)の腹話術。345歳児がお話を聞きました。子ども達の「ふしぎだなー」「でもおもしろい」という声が聞こえてきます。
ちょっぴりいたずらっこでなまいき?ゆうちゃん、
おしゃれでおしゃまなお姉さんタイプのさくらちゃん、
そんなふたりが繰り広げる「もったいないばあさん」や「赤いセーター」のお話に目も耳も釘付けになっていました。

ソーシャルディスタンス、ということでいつもの握手やタッチはなかったけれど、最後には押し花で作った花の日のカードを渡しました。クリスマスの時差し上げた松ぼっくりのリースも「可愛くてずっと玄関にかざってるのよ。」と言ってくださいました。
保育園にはこのようにボランティアやわずかなお礼でも来て下さって子ども達のために素晴らしい働きをしてくださる方が沢山います。コロナの影響でしばらくの間来ていただけなかった方々にも少しずつ来ていただけるようになり本当に感謝です。

新しい生活様式

2020/06/29

たった一台しかないことが原因で毎日のように争奪戦になってしまう、子どもたちに大人気の「ペダルカー」。今朝もいつものように外に出てきた男の子たちが乗り物置き場に走り、真っ先に使い始めました。僕は園舎内の消毒のため一旦室内に戻り職員室の窓を拭いていると、5歳児めぐみ組のT君がと、E君、S君が「お~い、園長先生、おはよう!」と言いながら、ペダルカーの乗って颯爽と現れました。いつもに増して嬉しそうに笑っているので、いったい何があったのかよく見て見ると、何とペダルカーの左後輪に古タイヤが見事に装着されているではありませんか!「よくもまあこんなことを思いついたなあ」と思っていたところ、「じゃあね~!」と言って走り去りました。すると、片輪だけではバランスが悪いことに気付いたようで、ほどなくして、今度は右後輪にもタイヤを装着して戻ってきたのです。前後のタイヤのサイズが違うという何ともアンバランスなその乗り物はまるで、炎をモチーフにするなどの派手なペイントや屋根を切って低くするなど、アメリカで生まれた奇抜なカスタムカー「ホッドロッド」のよう!そんなペダルカーを見て、大好きな映画に出てくる、黄色い「デュースクーペ」が頭に浮かびました。新型コロナウイルスの影響で様々なことが制約され、これまで当たり前にできていたことができなくなり、「新しい生活様式」が求められるようになりました。そんなことなど知る由もない子どもたちはが、自分たちで、自分たちがしたいことを考え、生き生きと過ごしてくれていることが伝わってきて嬉しくなりました。そして、やっぱり子どもたちは「遊びの天才」そう思わされた次第です!

当たり前!?

2020/06/27

料理上手な人は調理中に空き時間があれば、洗いものをしたり、使わない道具や調味料をしまったりするので料理が出来上がった時にはいつも片付いているので出来立てを食べることができ、食後に洗うものは食器だけということになります。
 さて、今日は土曜日で登園する子どもたちが少ないこともあり、造園業者にいらしていただき、大きく育ち電線に触れてしまいそうになっていたり、視界を遮りつつあったり、枯れてしまっていた桜やケヤキなどの伐採・剪定作業をしてもらいました。園舎の移転新築後、何度となく植栽の手入れはしてもらっていましたが、今回は暫くぶりに大掛かりな作業をしてもらうことになりました。その際、前述のお料理上手な方と同じだと思うことを見つけました。それは、高所作業車に乗り高いところの枝を切り、下に誰もいないことを確認し切った枝を落とすと、梯子でも届くような比較的低いところの枝を切っていた職人さんが自分の作業をしながらも落とされた枝を適当な長さに切りダンプカーの荷台に積載するのです。恐らく作業をする上で足元に木があるということは事故や怪我につながるということ、また最後にまとめて片付けるのが大変ということがあり当たり前の作業なのでしょうが、職人2人の阿吽の呼吸が感じられ、「これこそがプロ」と只々関心させられました。そんなプロお2人が、9時前から2時半まで作業をしてくださったお陰で、見えずらくなっていた厨房の搬入口前の空が見えるようになり、また、正門付近も見通しがよくなり、安全が確保出来たように思います。とはいえ、木は生きているので、これからも成長してくのは当たり前のこと。僕でも伐採・剪定できる範囲内は自分で手入れをしていこうと思います。

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