社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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着実に

2020/08/24

朝夕幾分涼しさを感じられるようになり、着実に秋が近づいていることも実感できるようになりました。ジメジメと湿度が高く更に尋常じゃない暑さは勘弁して欲しいと思いますが、日に日に日が短くなり、落ち葉が落ち始め、寒くなってくるかと思う心のどこかで夏が去らないで欲しいと思ってしまいます。一方、園の敷地内あちこちで巣を作り、獲物を捕らえ着実に大きくなっている蜘蛛たちを見ていると自然は止まることなく時を刻み続けていることを知らされます。また、3・4・5歳児が年齢ごとに守っている礼拝の様子から4月からの成長が伝わってきます。中でも今日の5歳児の子どもたちの入退場やお話を聞く時の落ち着きようにはビックリさせられ、思わず3月の卒園式を思い浮かべたほどです。そんなこともあったので、二階倉庫で熟成中の味噌の様子が気になり覗いてみたところ、カビも生えることなく着実に発酵が進んでいるようで、美味しそうな味噌の匂いがしていました。もし、長梅雨のまま気温が低い日が続いていたとすると熟成もゆっくりだったのかも知れません。そう考えると、この夏の暑さは必要だったということなのでしょう。
 さて、先日来お伝えしている4歳児てんし組H君のバナナトラップ、H君の手が届かない高さに取り付けてしまったので、先週末「自分でも確認できる高さに別なトラップを付けてもいいですよ・・・」なんてお母さんとお話しをしたのですが、今朝、担任のN先生に「トラップ一つ増えてますよね!?」と言われたので見てみると、本当にH君でも獲物がかかっているかどうか確認できる高さに新たなトラップが取り付けられているのです。土曜日に出勤してくれたY先生が土曜日にお母さんと一緒に保育園にやって来て取り付けたということを教えていただきましたが、H君、NHKの某番組に登場する、かまきり先生(俳優・歌舞伎役者)に着実に近づいているように思います。ぜひ将来のかまきり先生のために保育園で(僕が)できることがあれば力になってあげるべく、今日、トラップの様子を懇意にさせていただいている某大学の先生に送りカブトムシ確保についてご指南を乞いました。いい返事が返ってくることを期待します。

暑い夏だからこそ今日も

2020/08/21

 「ばばばあちゃんシリーズ」は子ども達に大人気の絵本の一つです。昨日はてんし組で同じシリーズの「せんたくかあちゃん」という絵本を見て洗濯ごっこをしていましたが、今日はのぞみ組で「ばばばあちゃんのアイスパーティ」の絵本を見て色々な物を凍らせてみたようです。食べ物を凍らせたのかと思いきや、食べられないホースの切れ端でした。穴の中に紐を通して遊んだり、箸でつまんで遊んだり色々な遊びに使えるのですが、まさか凍らせるとはビックリでした。その凍ったホースの切れ端を男の子と女の子がどうやって工夫して先に取り出すかの競争をしました。女の子は特に陽の当たる所に置いて、男の子は考えて最後には地面に叩きつけて氷を壊していました。この暑さで思っているより氷があっという間に融けてしまったようです。
 もっと色々な物を凍らせてみようと、園庭で収穫したプルーンやキュウリも冷凍庫にいれてみました。どうなるか楽しみです。

いいね!

2020/08/21

早いもので、気が付けば8月も残り10日となりました。春、柴田農林高等学校から買い求め畑で育ててきた野菜の苗たち、長梅雨と低温が続き収穫が危ぶまれそうな時期もありましたが、梅雨明け後は一転して暑い日が訪れたこともあり、子どもたちにたくさんの恵みを与えてくれました。その野菜たちもそろそろ役目を終える時期を迎え、野菜たちを凌駕するように草たちが勢いよく育っています。4歳児の担任たちがその畑の草を抜き、土(畝)を覆っていた黒いマルチシートを剥がす作業をしていました。作業を終えた畑に残るのは、生き生きと育つ虫除け用に植えられ、役目を続けているマリーゴールドのみとなり、こんなに広かったっけ?と思えるようなスペースが広がりました。反対にさつまいもが植えられている畑は蔓が伸び葉っぱがお日様の光を受けています。土の中のおいもたちがしっかりと育ってくれているといいのですが。
 さて、そんな、いも畑の前で2歳児ほし組のN先生がホースを手に散水しながら子どもたちと遊んでいます。そこで、「これ使ったら?」とスプリンクラーを持って行ってホースにつないであげました。すると、子どもたちはくるくる回りながら水をまき散らす不思議な道具に興味深々。まるで動く玩具にじゃれる子ねこのように近づくものの、水に濡れるのが嫌で逃げてくるを繰り返すといった様子が見られました。来週末にはプールを片付けますが、まだまだスプリンクラーやホースの出番は続きそうです。
 そうそう、5月13日に5歳児に替わって先生たちが田植えをさせてもらったHさんの田んぼの稲が約4か月でぐ~んと生長し首を垂らし始めていることが園庭からでもわかるようになりました。そこで、クリーンセンターにごみ処分に出かける際、車を止めて稲の様子を見てみました。予定されている稲刈りまで1ヶ月弱、台風や豪雨によって被害がでないこと、そして、田植えができなかったこどもたちですが、天気に恵まれ稲刈り経験はさせていただけることを祈ります。

誰もいない!

2020/08/20

今日も朝からジリジリと太陽が照りつけ暑い一日となりましたが、めぐみ組のM先生の代わりにクラスに入ってくれたた代替担当のM先生は朝から驚くほどハイテンション。のぞみ組のS先生も交えてリレーをしたりドッジボールをして遊んでいます。そんな様子に「大丈夫?無理して具合悪くなったら大変だから、時々日陰で過ごすようにしてね」と声をかけたほどです。しかし、「危険な暑さ」と言われる中でずっと外遊びをするはずもなく、子どもたちが満足すると涼しい保育室へ戻って行くことになりました。その他のクラスの子どもたちも熱中症にならないよう早めに水遊びを切り上げ園舎内で過ごしたため、園庭から聞こえてくるのは子どもたちの声ではなくセミの鳴き声でした。また、お昼寝後のおやつを食べ終えた後も珍しく誰一人外に出てくることなく不思議な感じがしました。この暑さが影響しているのかこのところ蚊が少ないようでしばらく蚊に刺されていません。同様に、昨日、カブト虫を捕まえるため栗の木に仕掛けたH君のバナナトラップにも蜂を含め虫が一匹もやって来ていませんでした。一方、バスと軽トラックのワイパーには子どもたちに追われることがないトンボたちが羽を休めて止まっていました。暑かった夏ももう少しすると乾いた涼しい秋の空気が吹くようになり、セミの鳴き声に替わるように秋の虫たちの鳴き声が響き始めトンボが乱舞するようになることでしょう。

暑い日だからこそ

2020/08/20

 毎日天気予報では「命の危険につながる猛暑」が続くという言葉が聞かれています。所によっては40度近い酷暑や体温より高い気温が続いている地方もあり、本当に気をつけないと熱中症になってしまいます。この辺りも西日本ほどではないものの気をつけて生活しています。
 年間行事予定では今日が「プール納め」でしたが、7月が長雨でほとんど入れなかったこと、来週も暑いという予報が出ているということなので、9月2日に延期をすることになりました。
暑い季節だからこそできる遊びを思い切り楽しみたいと思います。
 今日てんし組では「せんたくかあちゃん」の絵本を見てせんたくごっこをしました。日差しを避け、テントの中でタライに水を張りおしぼりをじゃぶじゃぶ洗濯してみました。ぎゅっと絞ったお絞りをロープに干すと、ほんとうに雷の坊やが落っこちてきそうな気配がしました。

貝殻とブドウ

2020/08/19

K君がプレゼントしてくれた貝殻を磨くと金属のようにこんなにピカピカに光りました!その不思議さに驚きです。残念なことにお母さんもお父さんも美味しい身は食すことはなかったそうな・・・。園庭に育っている巨峰とナイアガラ。甘く育ってくれますように。

続く

2020/08/19

昨日の夕方、3歳児てんし組のH君が降園する時、職員室の入り口からモジモジしながら僕の方を見ています。その様子・表情から間違いなく何か聞きたいことか言いたいことがあることが伝わってきたので席を立ちH君とお母さんのところまで行って「どうしたの?」と聞いてみました。するとカブトムシを捕まえるため、保育園の木に「バナナトラップ」を取り付けたいと言うのです。どうやらお家の近くの公園にも仕掛けたけれど捕まえられないため木がたくさんある虫がやって来そうな保育園に仕掛ければ捕まえられると考えたと言うのです。そんな素敵な思い・気づきを大切にしないはずはなく「いいよ。持っておいで!でもスズメバチがやってきたりすることもあるから気をつけなければならないけどN先生にも言っておくから明日仕掛けたら?!」と返事をしました。すると、今日、いつものカバンの他に、約束した手作りのバナナトラップを持って嬉しそうに登園してきました。そのトラップを朝の集まりでN先生やクラスのみんなにも見せながら、自分の思いを伝えたのでしょう。今日の外遊びは玄関前の栗の木にトラップを仕掛けることから始まりました。子どもたちはトラップだけでなく、栗の木の下にたくさん落ちている黄緑色でまだトゲが痛くない小さないがぐりを拾い集めることにも夢中になり目を輝かせていました。H君の願い通りバナナの匂いに誘われた虫たちが捕まえられまで、もうしばらく暑い日が続きますように・・・。
 さて、5歳児のぞみ組のK君、先週のお休みで石巻のおじいちゃん・おばあちゃんの所へ出かけた際、海岸で拾ったという貝殻を持ってきてくれました。その貝殻を見た途端、K君はお泊まり保育の時にテーマとなった絵本「ノ◯ネ◯ぐんだんと海の果ての怪物」の中に出てくる虹色に光る貝がらが結びつき、担任のS先生だけでなく僕の分まで拾ってきてくれたのだと思いました。それだけあの「お泊まり保育」が思い出となりK君の記憶(心)の中に残っていて今でもあの日が続いていてくれているのかと思うと嬉しくなります。もし時間と道具と何より技術があればK君からのプレゼントの貝殻を使って素敵なアクセサリーを作ってあげたいのですが、貝殻が金属のような輝きを放つという自然の不思議さに驚かされるとともに、生まれ育った家の玄関のたたきに螺鈿(らでん)真珠のように光る貝が練りこまれていたことを思い出させてもらいました。
 そうそう、暑い日が続き、砂場の日除けように植えてある巨峰が少しづつ色づき始め、プールの近くのブドウ棚のナイアガラも美味しそうに育っています。このまま天気が続き美味しいブドウに育ってくれることを期待します。

こんな時だからこそ

2020/08/18

今日の気温も30℃を超えたかと思いますが、連日の猛暑日で身体が暑さに慣れてきたのか今日は比較的過ごしやすい一日だったような気がします。例年であればお盆が過ぎると一気に秋めいてくるものですが、照りつける日差しはまだまだ厳しく水遊びにピッタリで、5歳児が残り少ない保育園のプールでの歓声を上げながら水遊びを楽しみました。わずかな時間でしたが、監視係をお手伝いした際、子どもたちが跳ね上げる(飛び散る)水しぶきがかかると気持ちの良いこと!できることなら僕も水着を着て水遊びをしたくなるほどでした。同じように涼を求め水遊びに興ずる3歳未満児たちもタライに張ってもらった水で遊んだり先生たちにホースで水をかけてもらったり大喜び。そんな中、2歳児つき組のS君とYちゃんが担任のT先生に見守られながら園庭中央の木製ブランコで遊んでいます。しかし、T先生がどうしてもその場を離れなけrばならなくなったので、その場を僕が引き継ぎブランコを揺らしてあげることに・・・。そのブランコ、公園にあるバランスのいいブランコと違い不思議な揺れ方になります。そのことを経験上ちゃ〜んと理解していることもありロープをしっかり握り上手に座り揺れを楽しんでくれていました。水遊びも楽しいものの、裸ん坊でブランコに揺られるのも気持ちがいいのかも知れません。夕方には4歳児はと組・あい組のRちゃん、Mちゃん、Hちゃんが、これまた保育園オリジナルの木製遊具を乗り物に見立てて遊んでいましたが、その楽しそうなこと!彼女たちには暑さなど関係ないようです。
 思えば2年前も思いの外、暑い日が続いたことがありました。その暑さに気づいた当時の5歳児たちは園庭のドラム缶のような金属製の米櫃の上に「氷砂糖」「バームクーヘン」「水を入れた鍋」を置き、溶けたり、焼けたり、沸いたりしないかどうか実験を始めました。残念なことに子どもたちが望んでいた(思っていた)ような結果にはなりませんでしたが、「これぞ、幼児期の学びである」と思ったことが懐かしく思い出されます。今年はコロナ禍の猛暑という大変な中での保育が求められていますが、こんな時だからこそ楽しいこと、子どもたちの成長に必要なことを見つけ過ごしていきたいものです。

生きる

2020/08/17

一年の中でも「平和」や「命」について強く考える8月。先週9日は長崎に原爆が投下された日、12日は乗客乗員520人が亡くなった日航機墜落事故から35年目の日。そして、15日は終戦から75年という節目の日でもありました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、それぞれの式典が簡素化されるなど、これまでとは違った式典、手の合わせ方となりました。同様に例年であればお盆休みで里帰りのために渋滞する高速道路も移動を自粛する方々が多くほとんどの高速道路で渋滞もなく、乗車率が100%を超えることもある新幹線も空席が目立ち、空港や飛行機も空いていたようです。故郷への里帰りを楽しみにしていた方々、子どもや孫が里帰りしてくることを楽しみにしていた方々にとっては夏祭りもなく何とも寂しい夏は暑さだけが記憶に残ったことでしょう。僕も三日間のお休みをいただきましたが、その間、新聞やテレビを通して改めて戦争や命について考えさせられました。何事も絶対(100%)ということはない中、この世に生を受けたからには誰にでも絶対(100%)訪れる「死」。「生きる(生きている)」ということは「死」と裏腹であることを再認識し戦陣に散り戦禍に倒れた方々のご冥福を祈りました。
 さて、数日ぶりに出勤すると、職員室の棚の胡蝶蘭が一輪、花を咲かせていました。昨年度、角田光の子保育園の落成の際、お祝いでいただいた鉢の一つをいただき枯れないようにお世話していたのですが、栄養不足で少々小さな花でしたが何だかとても嬉しくなりました。また、園庭では暑さに負けずサルスベリがピンク色の花を咲かせています。一方、もう少し暑い日が続きそうですが、畑の夏野菜たちはそろそろ秋野菜にその場を譲らなければならなそうです。さて、今度はどんな野菜が植えられる(蒔かれる)のでしょう?

畑からのおくりもの

2020/08/12

保育園の隣の場所をお借りして、今年から畑を始めています。
てんし・あい・のぞみ組の子どもたちが縦割りのグループを作ってお世話しています。
今日はナスとピーマンがたくさんとれました。
枝豆も枝ごと取ってきました。
みんなのお家におすそわけ。
お迎えのお家の人と相談して持って帰っています。
どんな話をしながら野菜を食べるんでしょう。

採用について

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