保育日誌
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誰が作ったの?
2021/01/08



昨日、強い冬型の気圧配置の影響で交通機関への影響や路面状況の悪化、なだれや落雪などに注意・警戒が必要と呼びかけていましたが、大河原(保育園)は被害もなく、いつもと変わらない朝を迎えることができました。しかし、冷え込みだけは予報通りで、昨日降った雪が融け凍ったところに降った雪を除雪してみると鏡面化していて整備したばかりのアイスリンクそのもの!そんな寒さだったにも関わらず、園庭や駐車場などあちこちの雪の上にスタンプを押したように動物の足跡がついています。思えば年末の暖かい日、1歳児が砂場で遊び始めようとしたとき、保育補助のKさんが動物の仕業と思われる臭〜い匂いに気付いてくださり、怪しげな臭いの元凶を処分し砂場を消毒したことがありました。その動物はきっと猫かと思うのですが、今朝複数の先生たちと雪の上に残された足跡の話をしていると、2歳児ほし組のN先生が「この前、駐車場(正門のところ)でハクビシンを見ました。それから随分前ですが、そこ(玄関前の山の方を指差し)でキツネも見ました」と言うのです。と言うことは、今朝あちこちに残されていた足跡の主は猫ではない可能性も十分あり得ること。手袋をすることなく雪だるまや型抜きをしている子どもたちが「冷たい」「寒〜い」と言っているのに対し、降り積もった雪、凍りついた地面を靴を履くこともなく生活している動物たちの生命力に改めて驚かされます。そして、食べものがない寒い冬、動物たちが繰り広げる思いやりの心が満載の大好きな絵本の一つ「しんせつなともだち」を思い浮かべました。
完成が楽しみ!!
2021/01/08
今日は5歳児のぞみ組が蔵王町にある「万風窯(まんぷうがま)」で陶芸体験をしてきました。年3回計画していた陶芸教室も、今回で今年度最後…ということで、はりきって出かけた子どもたちです。バスの中では「今日はどんな形にしようかなあ?」「久しぶりだから楽しみ!」とワクワクした気持ちを隠しきれず、大盛り上がりでした。
陶芸教室では、いつもお世話になっているE先生に教えてもらいながら、一番難しい「コップ・マグカップ」づくりに挑戦しました。
粘土を同じ大きさ3つに分けて、土台と側面に分けてつくります。いつも遊んでいる粘土とは違い、天然の土でつくられた粘土は固さや温度などが天気・季節によって変わることをE先生からお聞きし、両手で感触を味わっていた子どもたちです。
コップは高さを出さないと形にならないため、伸ばしては形を整え、また伸ばしては形を整え・・・と集中しながら取り組んでいました。
子どもたちが形をつくった後は、万風窯の先生方が乾燥をさせたり、窯でじっくり焼いたりと時間をかけてコップを完成させてくれるので、完成は3月頃になるとのことです。完成を楽しみに待ちたいと思います。
また、園で行く陶芸教室は今日で最後ですが、蔵王の万風窯はいつでも陶芸体験ができるそうです。ぜひご家庭でも、大自然の中での作品作りを親子で楽しんではいかがでしょうか?
詳しくは「万風窯」をインターネットで検索してみてください。
のぞみ組担任でした。
寒さにご注意を!
2021/01/07



昨年12月、関越道と上信越道で大型車のスタックが原因で一時1000台を超える車が立往生し、陸上自衛隊が除雪作業に当たるような大雪になりましたが、寒い車の中で一夜を過ごさなければならなかった方々はさぞかし不安だったことでしょう。年が明けても北陸地方や東北の日本海側の地域では家がつぶれそうになるほどの積雪となり、秋田県内でも自衛隊が雪下ろしに当たる様子がニュースで伝えられていました。そして、明日、7日から9日にかけても全国的に風が強まり、猛吹雪や積雪による交通への影響、暴風などに警戒するとともに、不要不急の外出自粛、雪崩や除雪作業中の事故などにも十分注意が必要と呼びかけています。今朝もいつもと変わらず乗車した東北本線も間引き運転が決まっていたようで、出勤してきた2歳児つき組のT先生に「園長先生、今日大丈夫ですか?様子を見てお帰り下さいね!」と優しい声を掛けられビックリしました。一昨日降った雪はあっという間に融けてくれましたが、今晩から雪が降り続くことも考えられるので今日も軽トラックにスノープラウを準備して明日に備えました。
ところで、雪に閉ざされることで思い出すのは、中学か高校時代に読んだ、イギリスの推理小説作家アガサ・クリスティの「ねずみとり」という戯曲です。何十年も前のことで、明確な内容は覚えていないのですが、その文章から、音もなく深々と降り続く雪の様子や冷たさ、緊迫した場面が目に浮かんだことが忘れられません。今でも本棚にしまい込んであるはずなので探して読み直してみようかと思っています。
長くなりましたが、今日、4歳児、あい組・はと組の子どもたちが「おでん」や「大根餅」を作るために園庭の畑で育てていた大根を収穫していました。明日からの冷え込みを考えると凍る前の収穫は懸命なこと!掘り出された大根はスーパーでは並ぶことのない大きさと形!それでも満足そうな子どもたちの表情、味わう大根はきっと特別な味なのでしょう。そうそう、職員室に置いてあった鉢植えの小さな観葉植物が寒さのためか葉が変色してきたので季節的には適さないと思いつつ、大き目の鉢に植え替えてあげることにしました。そして植え替えるための鉢を準備したところ、重ねてあった鉢の下から冬を越すために寒さを凌いでいたと思われるウマオイがいたのです。何ともかわいそうなことをしたと反省し、新たな越冬場所として雨風・雪を凌げる薪置き場にお引越しさせてあげましたが、今晩からの冷え込みに何とか耐えてくれることを祈るばかりです。
不安と楽しみ
2025/11/06



今日1月6日はエピファニー・公現祭・クリスマスの12日後に当たることから英語では「Twelfth Day」とも呼ばれ、東の国の三博士がキリストを拝むためにやってきたことを記念する日です。そのためキリスト教会やヨーロッパ諸国ではクリスマスの飾り付けが外される日でもあります。キリスト教の保育園であるので、前職の幼稚園での教えに習い、保育園でも各クラス、アドベントカレンダーや馬小屋の飾りなどの片付けが行わました。アドベント期間中、子どもたちも保護者の方々もみんなが登場人物が誰なのか楽しみに眺めていた玄関ホールのアドベントカレンダー、また各クラスの取り組みの様子が書かれた掲示物もてんし組のN先生と子どもたちによって外されスッキリしました。その反面、寂しさや年度末が近付いていることを感じされられます。5歳児のぞみ組のRちゃんは就学に対する不安や心配なのか、大好きな友だちととの別れが悲しいのか「保育園を卒園したくない」「卒園式の時には泣いちゃう」と言っているということを担任のS先生から聞きました。もちろん、そんなS先生も卒園式当日はもちろんのこと、その日を迎えるまで何度、涙を流すことやら・・・。というのが僕の予想ですが。
さて、そんな5歳児が卒園すると、次期のぞみ組・めぐみ組へと進級することになる現4歳児のあい組・はと組の子どもたちは、寒い日に園庭で遊び、手や足が冷たくなるとランチルームの暖炉の前にやってきては談笑しながら身体を暖めています。今日のように雪遊びをした後は必ずと言えるほどの風景となっています。そうかと思えば、今日は0・1・2歳児の午前中のおやつを羨ましそうに眺めながら「今日の給食なんだっけ?」と話し合う姿も見られました。まだまだ幼い面が見られるこの子たちが4月になると保育園で最高学年になることが頭でわかっていてもまだまだ想像が付きませんが、一つ想像できることは、来年度も伝統を引き継ぐかのように、奇想天外なことをしてくれることは間違いないということです。さてどうなることやら・・・。
それを言っちゃ・・・。
2021/01/05


たまたまなのでしょうが、職員室で「〇〇さん(業者さん)しばらくお見えにならないですね!?」とか「今日は電話がきませんね」とか「×△〇だったりして」と話をしたり、心の中で「〇〇さんに連絡しなければ」と思っていたりすると、不思議なことにその方がアポなしで見えになったり、電話が入ったりすることがあるのです。昨日も薪運びをしながら、広島のI先生のことを思い浮かべていたところ、午後電話が来たのです。そして今日も、数日前からHPのことで聞きたいことがあったので連絡しようかなあと思っていたら、これまた突然、担当者が新年のあいさつに来園するのですからビ~ックリ!言ったことがあまりにもいいタイミングで起きるので「何だか怖いです」と言われてしまうことも・・・。嬉しいことや良いことであれば笑うことができますが、「このごろまた地震があるけど大きな地震が起きなければいいですね」とか「ここ数年間〇〇〇〇〇〇〇の方も来ていないので、突然やってくるかもしれないですね」など、起きて欲しくないようなことを話すと「それは言わないでくださ~い」と言われてしまいます。それがまるで、子どもたちに人気がある絵本「めっきら もっきら どおん どん」で主人公”かんた”がある一言を言ったことで、化け物たちと過ごすことができた異次元の世界から現実の世界へ戻ってくるかのようであり、「鶴の恩返し」や「見るなの座敷(うぐいす長者)」のように見てはいけないという約束を破ってしまい現実に戻ってしまう夢物語のようでした。予言者でも予知能力があるわけないので偶然でしかないのですが軽はずみなことは言えない(言わない)ようにしなければならないのでしょう。
さて、昨日の登園する子どもたちも出勤する先生たちも少なく寂しい一日から一転、今日は久しぶりにクラスの仲間に会うことが子どもたちとそんな子どもたちに会うことができた先生たちの笑顔と歓声が溢れました。4歳児のHちゃん、Rちゃんは給食の時、提供されたデザートのミカンをきれいに剥き、おしぼりの上に並べて嬉しそうに食べていました。そんな何気ない日常、本来の保育園が戻ってきたことを感じました。明日になれば更に子どもたちが登園してくるようになり、賑やかさが戻ってくることでしょう。今晩から明日の朝にかけて大雪にならないといいのですが・・・。もしかして、これも言っちゃいけないこと・・・!?
「よろこんで」
2021/01/04



これまで経験したことのない特別な年末年始のお休みを終え、今年度の残り3ヶ月の保育が始まりました。主題の「よろこんで」のもと、クリスマスに救い主イエス様が生まれてくださったこと、一年間友だちや先生たちと楽しく過ごし、進級・卒園することをみんなでよろこんで過ごしていこうと思っています。とは言え、コロナウイルス感染症の第三波が忍び寄り、心配や不安の中の保育が求められそうです。まさに丑(牛)年を象徴するかのように、一歩一歩慎重に牛歩の如く歩まなければならないこともあることでしょう。一方で突進する闘牛をかわすマタドールのような判断をしなければならないこともあるかと思います。そんな時でも、「モ〜嫌だ」と弱音を吐くことなく「うっしっし」と笑って過ごしたいものです。
さて、新年初の登園日の今日、朝の冷え込みで園庭は霜が降りカッチカチ!そんな中、唯一凍っていなかったのはビニールの屋根に守られた畑だけ。そんな余りの寒さが影響しているのか、新年初の登園で荷物の片付けがあったのか、いつもならば外遊びが始まっている時間になっても先生たちも子どもたちも一向に外に出てきません。その間、僕は月始めに役場に報告する放射線量の計測を終え、園舎内(玄関のドアや窓ガラス、階段の手すり)の消毒を始めたのですが、半分以上終わった頃にようやく外に出てきたと思ったら、ソリを手に築山に向かい、ほんのわずか残っていた雪の上を滑り降りていました。声も聞こえず、表情もはっきりとは見えませんでしたが、動きだけで楽しんでいること、よろこんでいることが伝わってきました。ちなみに、童謡「お正月」には、「♪ お正月には凧揚げて、こまを回して遊びましょう。」とありますが、今ではそんな姿は皆無と言ってもいいのかも知れません。そのため紐を使ってコマを回すことができる子どももほとんどいないでしょう。一方、S学院大学を卒業した先生たちはコマ名人のA先生のお陰で特別な回し方ができるはず。いつか、園庭でコマ回しをする姿や凧揚げに興ずる姿が見られるかも知れません。
今年はどんな年になるかな
2021/01/04
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
2021年がいよいよ始まりました。昨年は年が明け早々に未知のウィルスのニュースが飛び込んできたものの、このような世界中を震撼させるパンデミックになるとは思いもしませんでした。今年こそこの状況が落ち着くと良いのですが…。
コンサートやライブはまだまだ大きな会場に大人数を集めるなどできませんが、今日は保育園の庭でとっても小さなライブがありました。ゲリラライブというのでしょうか。一人(独唱)がビールケースに上がって歌い始めたら、数人が集まってきました。ステキな衣装も身にまとっています。良く見ると「遊ぼう会」で使った物や数年前のクリスマスツリーの装飾物をリメイクしたもの。担任のR先生がクラスの子ども達がアイドルごっこが好きだからと自由に使えるように準備してくれたようでした。
それにしても子ども達がリクエストする今流行の曲(鬼○の刃など)がすぐ流れるのはどうしてなんだろうと思って聞いたら、アイポットのユーチューブをブルートゥースでラジカセに流すという技があるそうで、そんな事ができる世の中になったんだなーと感心させられました。
保育園もICT化の流れで昨年度から色々な取組みをさせていただいていますが、なかなか使い切れずにいる部分もあります。今年、チャレンジしていくこともありますが、心の通ったやりとりはなくしてはいけないと思っています。
良いお休み・良いお年を!#3
2020/12/28



車掌車の中も随分片付きました。子どもたちに再解放できるようにもうひと頑張りしなければ・・・。
良いお休み・良いお年を!#2
2020/12/28



ワックス掛けのお陰で綺麗になった園舎内と積雪に備えた軽トラック!
良いお休み・良いお年を!
2020/12/28



2020年の保育も今日が最終日となりました。一年を振り返るこの時期、どのテレビ番組(ニュース)を見ても「コロナで始まり、コロナで終わった」と伝えているように世界中が特別な一年になりました。2月横浜に入港した大型クルーズ船での集団感染、その後の感染拡大により全国の小中高校で一斉に臨時休校や入学式の延期、ドラッグストアをはじめあらゆる店頭からマスクが消えるといった社会現象、一方、オンラインの活用が進み働き方の変化を象徴する「在宅勤務」「リモート〇〇」「Z〇〇m会議」など働き方にも変化が見られました。そして、56年ぶりに東京で開催され、国中が盛り上がるはずだった2020東京オリンピック・パラリンピックをはじめ、毎年各地で開催されていた多くのイベントが延期や中止となってしまいました。保育園でも行事の見直しや延期や中止など翻弄される日々でしたが、それでも、保護者の皆様のご理解ご協力をいただき、子どもたちのために先生たちが力を合わせて保育してくれました。そして保育終了日の今日は新しい年を迎える前に、子どもたちに手伝ってもらい園庭の遊具小屋の玩具や棚を全て出しての掃除と片付け、先生たちが手分けして園舎内のワックスがけ、車掌車の片付けなど大掃除の一日でしたが、お天気に恵まれたこともあり全て終えることができました。そして、年末・年始、気温が下がり雪が降る予報も出ているので、新年早々大慌てをすることのないよう軽トラックにスノープラウを装着し雪に備えました。ちなみに、遊具小屋の片付けをしているとき、主任のY先生に「園長先生、このバケツ直せますか?」ととんでもない形にひしゃげたバケツを手渡されました。丁度よく金槌やバールを使って修理作業をしていたこともあり、受け取ったバケツをトンカンやって何とかかんとかそれなりの形に修復すると「バッチリです!」とお褒めをいただくことができました。時代は令和、間もなく2021年となるというのに、江戸時代の鋳掛屋のようなことをしている保育園、きっと来年も変わることはないでしょう。
最後に、この一年保護者の皆さんはじめ多くの方々に支えられ保育で来たことを感謝いたします。コロナ禍にあって例年のように楽しいお正月とはならなそうですが、良きお休み・良き新年をお過ごしください。職員も明日からしばらくの間、お休みをいただきますが、子どもたちの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。休み期間中、大きな事故や怪我があった場合は園用携帯電話にご連絡ください。
採用について
採用情報から各種文章まで、ご報告。
