社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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上手にできました!

2021/06/30

家庭にある炊飯ジャーではできない、程よいおこげができたかまどと羽釜を使ったご飯炊き!てんし組の子どもたちは素敵な制作物のためにコーヒーフィルターを使って染め紙をしていました。

雨が降った後の宝物

2021/06/30

梅雨入りしたとはいえ、暑い日が続いているからなのでしょうか、先週金曜日、今年初めて蝉の鳴き声が園庭に響きました。多くのセミたちは約7年間もの長い時間、土の中で生活し、地上に現れたあと、たった2週間程度という短い時間だけ生きてその寿命を終えます。今朝、外の掃き掃除をしていると、グラジオラスの葉に泥汚れのような何かが止まっているので、カナブンなどの甲虫だろうと思いながら近づいてよく見てみると、雨上がりで柔らかくなっていた土から出てきた小さなセミの幼虫が羽化するために掴まっていました。虫好きの子どもたちに見つかってしまえば間違いなく羽化することなく(できず)明るい世界での生活を満喫できないまま寿命を終えてしまうことになってしまったことと思いますが、幸い園庭を取り囲むフェンスの外だったこともあり、誰にも気づかれることなくじっとしていました。本当は羽化する様子と空に飛び立つ姿を見たかったのですが、誰にも見つけられず、鳥に食べられることなく空に飛び立ってくれることを願いその場を離れました。園庭では4歳児あい組のN君、M君たちが樹齢何十年ものケヤキ作られた大きな臼に溜まった水とそこに入れられていた枝や石ころ、木の皮などをラーメンに見立て、お玉や湯切り用の麺あげを使ってラーメン屋さんごっこを始めていました。それにしてもどこで覚えたのか、その手捌きの見事なこと。とても様になっていました。一方、1歳児そら組のA君は顔に泥水が飛び散っていることもお尻がびしょ濡れになっていることも靴が片方脱げていることも気にする様子も微塵もなく独占した水溜りにどっかと座り自分の世界に入り込んでいました。また、雨の心配など皆無の暑い中、事前に拾い集めていた焚き付け用の木の皮や小枝などを運び5歳児はご飯炊きを行いました。いつもならばドッジボールや虫探しや乗り物で遊ぶ子どもたちまでもが炊き上がりを楽しみにしていて、かまどの周りから離れることはありませんでした。M先生・R先生、2人の担任が心配していた炊き上がりですが、水加減・火加減ともに最適だったようで、炊飯器ではできない程よいおこげができた美味しいご飯が炊き上がり、給食がおかずだけとならずに済みました。かまどでご飯炊きをする近くでは3歳児てんし組の子どもたちがあるものを作るためにコーヒーのドリップに使うペーパーフィルターを使って染め紙をしていました。今日の日差しと風で乾くのはあっという間だったと思いますが、この染められたフィルターで何が出来上がるか楽しみにしていてください。

ようこそ たかちゃん、くわちゃん

2021/06/30

 腹話術のおじさん、おばさんが来てくださいました。お友達のたかちゃん、くわちゃんを連れてきてくれて楽しい話や歌をたくさん聴かせてくれました。始めに子どもたちに大人気の「鬼○の刃」の柄の衣装で登場したので皆びっくりしながらも大喜びで迎えました。
 「今はコロナでたいへんだよね!3密がだめなんだけど、3みつのみつはなんだか知ってる?」「ひとつははちみつ、2つはひみつ、3つはきめつ」のお話に子ども達はクスッと笑っていました。ボランティアで遠くから来てくださったTさん、ありがとうございました。
 また、今日は梅雨の晴れ間でほし組やひかり組の子ども達はどろんこあそびや水遊びをしていました。これからの時期たくさん泥んこ汚れも持ち帰ることと思いますがよろしくお願いいたします。

愛情たっぷりの給食!

2021/06/29

強制されたキュウリにとっては苦しい育ちだったことと思いますが、食べる子どもたちにとっては嬉しい形のキュウリでしょう。そして、これがきっかけでキュウリ嫌いな子どもたちも食べられるようになるかもしれません・・・。

天、雨、飴!?

2021/06/29

ミッション系の学校で学生生活を過ごされた方であればご存知であろう、「♪あめなる喜び〜」の歌詞から始まる讃美歌、この讃美歌のあめとは「天」のことですが、雨の日が多くなるためレインコートを準備してもらった2歳児、ほし組・つき組の子どもたちにとって、午前中のおやつの後からちょうどいい具合に雨足が強くなった今日は、待ちに待ったレインコートの出番となり、「天なる喜び」ならぬ「雨なる喜び」の一日でした。全てのクラスの子どもたちが保育室で過ごしていて誰もいない園庭を独占し、念願のレインコートを着て過ごすことができるのですから雨が嬉しいの何の!大人であれば鬱陶いと思ってしまいそうですが、濡れることを気にすることなく長靴を履いた子どもたちが水溜りでジャンプしてみたり、懸命にカエルを探したりとさぞかし満足したことでしょう。ころからも、雨を嘆くことなく雨の日にしか感じられない(雨の日だからこそ感じられる)音、匂い、感触など梅雨の期間を楽しみながら過ごして行きたいものです。ちなみに、昨年度、行事の度に雨に悩まされた5歳児(現在1年生)には聞かせられないことですが、今年度の5歳児は、昨年度と正反対で田植えや羊の毛刈りなど今のところ天気に恵まれていて、今日は雨が降ったと言うのに明日は天気が回復し予定通りご飯炊きができそうなのですから驚きです。そして、僕もこれまで何かと雨に悩まされることが多かったのですが、今日も傘を用意していたのに使うことなく済みました。雨男返上となったのでしょうか・・・?
 さて、映像を残すことを失念してしまったのですが、昨日3歳児てんし組のT先生が作っていた梅ジャムが完成したようで、職員室の僕たちのところへ梅ジャムが載せられたR◯T◯を届けられ、同様に4歳児あい組のN先生たちが作った梅ジャムが載せられたクラッカーもお裾分けしてもらいました。どちらもしっかり煮詰められていたせいなのでしょう、梅の香りというより、南国フルーツのような香り、そして、味も酸味はほとんど感じられず、飴のよう!これまで、梅シロップ作りがほとんどでしたが、まだ残っている梅は収穫後、シロップだけでなく、美味しいジャムとして使用されるような気がします。
 そうそう、畑の野菜たちの中でも雨を好むのか、見事に育ったキュウリが連日収穫されています。先日紹介した1歳児クラスで育てているハートや星形のキュウリも収穫できるサイズに育ったとのことで、たくさんではないものの今日の給食のサラダにと提供されました。そのことに気づいた子どもたちはいつもと違う可愛らしい切り口のキュウリに大切そうに食べていたとか・・・。そして、僕の給食にも厨房のスタッフが見事なハートのキュウリを一つ載せてくれていました。ハート型でしたので、忖度でなく愛情だと信じようと思います。

もう少し

2021/06/28

早いもので6月も残り二日となり、もう少しで7月を迎えます。毎年、この時期なると5歳児、のぞみ組・めぐみ組の子どもたちは「お泊まり保育」に向けた話し合いが本格的になり、2階ホールの壁に貼り付けられたスケジュール表に話し合いで決定したことが貼られていきます。今週水曜日には本当に羽釜(かまど)でご飯を炊くことができるかどうかやってみることが予定されているため、焚き付けに必要な小枝などを拾い集める作業に夢中になっていました。子どもたちは普段家で食べているようなご飯が炊けると思っているのでしょう、ご飯炊きが楽しみで仕方がないといった様子なのですが、のぞみ組のR先生は火加減が上手くいかず焦げつかせたり、水加減を間違えて柔らかすぎたりすることがないか心配で仕方がないようで今からプレッシャーに苛まれているようです。そんなR先生同様、家を離れ泊まった経験がない子どもたちの中には「お泊まり保育」に不安を抱え、当日が近づくにつれて緊張感が高まってくることがあります。そんな子どもたちの不安を取り除いてくれるのが繰り返される話し合いであり、担任の先生であり、普段一緒に園生活を送っている子どもたち仲間です。そして、5歳児の楽しそうな様子を4歳児が憧れを持って見ることが来年につながっていくことでしょう。
 さて、子どもたちが降園して行った3歳児てんし組の保育室では担任のT先生が柔らかくなった梅の実をIHヒーターを使ってジャム作りをしていました。ところが結構な量なため、ジャムになるまで煮詰めるのも簡単ではなく気が遠くなりそうな作業でした。こんな風に子どもたちのために心を込めて作り上げられるジャム、みんなが喜んで食してくれることを願わずにはいられません。

「楽しい保育園」「楽しい子どもたち」

2021/06/25

自分が幼稚園時代、門の前まで連れて行ってもらったにも関わらず「家に帰りたい」と駄々をこねて随分ズル休みをしたものです。保育園の子どもたちの中にも玄関先や保育室の前で泣く子どもたちの姿を目にしますが、多くの子どもたちが目を輝かせ生き生きと過ごしてくれていて思わず頬が緩んでしまいます。今朝、一番初めに笑ったこと、それは、4歳児あい組のM君とNちゃん兄妹が登園してきたとき、お母さんが玄関ロビーに置いてある小さなホワイトボードに書かれていた、本日の感染症、感染性胃腸炎1名をご覧になり「“感染性胃腸炎”だって」と読んであげた時、M君が間髪入れず「かん先生、胃腸炎?保育園にかん先生っていないよ!」と応えたのです。その返事にお母さんは「かん先生が胃腸炎しゃなくて、感染性胃腸炎」と説明しながら保育室へと向かって行きましたが、何とも噛み合わないトンチンカンな会話が子どもらしく(面白く)、メールのチェックをしながら一人ニヤニヤしてしまいました。また、2歳児つき組の子どもたちが畑で大きく育ったキュウリを収穫し、それを分けてもらうためにバルコニーに座り美味しそうに食べていました。その姿はまるで親鳥から餌をもらうひな鳥のようでとても可愛らしかったのはいうまでもありません。また、どう考えてもサイズが合わないストライダーに跨り嬉しそうにしているI君、そして、夕方には4歳児あい組のA君が「園長先生、さっきトンネルのところにアブがいたからちょっと来て!」と言うので「もういないと思うよ」と言いながら誘われたところへ行ってみようと思った時、3歳児ひつじ組のM君が真剣な表情で砂遊びで使うトンネルを手と足に装着するために靴を脱ぎ必死になっているのです。そんなM君を横目にトンネルに行ってみると、案の定アブの姿は既にありませんでした・・・。そこで、ロボットに変身しようとしていたM君の様子を見に戻ってみると「バ◯ラ◯ト◯ヤー」にでもなったかのようにニコニコして園庭を歩き始めました。普通であれば妙にしか見えないM君の姿にも、先生たちも、子どもたちも、笑うことも冷やかすこともなく当たり前のこととして受け止めてくれていることが何だか嬉しく、自分たちの保育園でありながらも「楽しい保育園」「楽しい子どもたち」そう思いました。

水遊び会

2021/06/25

今日は角田光の子保育園の水遊び会が行われました。
今年はコロナの影響もありプールではなく水遊びとなりました。
少し残念なところですが組み立てられたプールと新しい水遊び用のおもちゃに子どもたちはワクワクドキドキ♡
水遊び会を始めます!の言葉にイェーイ!!!と歓声が上がりました。あたらしいおもちゃのぞうの鼻から水が飛び出すと益々盛り上がる子ども達!
今年の夏もみんなで水遊びをめいいっぱい楽しみたいとおもいます☆☆

仲良し!

2021/06/24

昨日、バルコニーで遊ぶ子どもたちの質と内容の変化を書いたばかりですが、それを知る由もない4歳児あい組のSちゃんとTちゃんたちが5歳児と同じように柱のぼりをしているではありませんか!Sちゃんにいたっては、いとも簡単にてっぺんまで上り、コアラのように途中で止まっていることもできるのです。いつの間にできるようになったのかも驚きでしたが途中で止まっていられる腕力・脚力にもびっくりさせられました。TちゃんもSちゃんに負けじとトライするものの、足が滑ってうまく上ることが出来ず「むずい」と言っていましたが、Tちゃんに限らず、子どもたちにとって出来そうで出来ない丁度いい難しさがあることが、出来るようになるまで挑戦しようという気持ちを湧き上がらせ、出来たときの喜び、嬉しさ、楽しさは格別で次の遊びへの原動力となって行きます。先日園庭を這い回っていた1歳児そら組のA君が同じそら組のH君をワイドカートに乗せ、ドヤ顔で(嬉しそう・楽しそう)に押して歩く姿にほっこりさせられ、また、A君の成長を感じさせてもらいました。
 さて、ちょうど1週間前、玄関ロビーに「里親募集」の貼り紙をしてクサガメの嫁ぎ先を募りましたが、残り1匹となっていたカメが今日の夕方、5歳児のぞみ組のR君の家に嫁いで行きました。明日の朝、この1週間、T先生が連れてきたメダカ以上と思えるほどの人気者となっていた小さなカメがいなくなったことに気付いた子どもたちが見せる驚いた反応が目に浮かびます。しかし、5匹のうちの1匹は3歳児てんし組の人気者として育てられています。担任のT先生は「責任重大」と言っていましたが、嫁いで行ったカメたち同様に子どもたちに可愛がられ育っていくことでしょう。

お見事!

2021/06/23

春先、バルコニーに行列を作り園舎の柱登りに挑戦していた5歳児たちですが、上手に登れるようになって満足して熱が冷めたのか、難しさのあまり挑戦を諦めたのか、季節の移り変わりと共に本格的に活動を始めた虫やカエルなど様々な生き物を捕まえることにシフトチェンジしたからなのか、以前のような順番待ちをする姿も声援を送る姿もめっきり見られなくなってしまいました。その代わり、ダンゴムシ探し、カエル探し、お花摘み、ドッジボール、雲梯や鉄棒で遊ぶといった機会が増え、女の子の中には上手に逆上がりやコウモリのようにぶら下がれるようになり「園長先生見てて」と言って自慢の技を披露してくれる姿が見られるようになりました。今日ものぞみ組のRちゃんとHちゃんが成長を感じさせてくれるようなハラハラするような見事な遊び方、めぐみ組のIちゃんたちは「見て、タコウインナーたくさんだよ」と言って溢れんばかりにお皿一杯に盛り付けたザクロの花を見せてくれました。一方、柱のぼりをする姿は無くなったバルコニーでは5歳児に代わって、3・4歳児たちがごっこ遊びをしたり、戯れあったり、枝や石を使ってカンカンと叩く音が時々響いてくるなど、質と内容は変わったもののバルコニーの賑やかさは相変わらずです。そんな子どもたちとは反対に昨日3歳児たちが梅ジュース(シロップ)を作るために仕込んだ瓶の蓋には「おいしくな〜れ」との張り紙がなされ廊下の椅子の上に置かれていました。カビたり発酵したりすることがないようにみんなで見守りながら変化を楽しんでもらいたいと思います。
 さて、ニュースによると県内でRSウイルス感染症が流行り始めているとのことです。発熱、咳、鼻水などの症状が見られた場合、コロナ禍ではありますが早めの通院(受診)をお勧めします。

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