社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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光の子コンサート(角田)

2021/05/19

市内で音楽教育に携わっていらっしゃるM先生をお招きして、園ホールでコンサートを行いました。
のぞみ組から小さいひかり組までピアノから流れる素敵な音楽に耳を傾けました。M先生が「音楽が楽しいということを知ってほしい」と奏でてくださった音楽に体を揺らしながら楽しんだり、じっと聞き入ったり思い思いに楽しんでいました。
綺麗なピアノの曲に気持ちが満ち足りた時間を過ごしました。

「たいへん!」「大変!」

2021/05/18

今朝、外の掃除を終えて園舎内の掃除をしようと思っていた時、5歳児のぞみ組のHちゃんが手の上に何かを大切そうに載せて「園長先生見て!」と言いながらやってきました。一体何を見せにきてくれたのか見てみると、そこには上手に作った泥団子が載せられています。見事な出来栄えに「上手に作ったね!どこの土で作ったの?」などと話をしていると、近くにいた同じのぞみ組のS君が「すご〜い!見せて」と言って泥団子を掴もうとした途端、Hちゃんの手の上で壊れてしまうではありませんか!まさかの出来事にHちゃんはもちろんのこと、それ以上にS君が動揺したようで「ごめんね!ごめんね!」と謝ることになってしまいました。こんなハプニング・悲劇的なことが起きてしまったものの偶然にも近くに担任のR先生がいたこともあり、HちゃんもS君を許してあげて、お互い泣くこともなく、再度、泥団子作りをすることになりました。そんな姿に子どもたちの成長を感じました。こんな出来事の後、園舎内の清掃・消毒に取り掛かり、2階ホールにいた時3歳児てんし組のT先生が慌てた様子で「園長先生ちょっといいですか?今、外でM君とN君(4歳児はと組)が鳥のひなを見つけたと言うのですが、どうしたらいいですかね?」と報告に来てくれました。その途端、それは、昨日の日記に書いたシジュウカラのひなが巣箱から何らかの原因で落下してしまったと察しがつきました。そこで、ヒナたちを巣箱に戻してみてもらうようにお願いして、僕は掃除を続け、朝の打ち合わせ後に巣箱を見にいってみました。すると、嬉しいことに巣箱の中から親を呼んでいるのでしょうか、小さな鳴き声が聞こえてきたので胸を撫で下ろし、親鳥たちが育児放棄をすることなく子育てしてくれることを祈りました。ところが、夕方の事、のぞみ組のH君が、半ベソをかきながら「園長先生!園長先生!たいへん!」と言うので誰かが怪我でもしたのかと思いきや「園長先生早く来て!ヘビが出た」と慌てた様子。しかし、ヘビが出てくることなどないところで育った僕もヘビが得意ではないものの、立場上、子どもたちの安全を守らなければならないので、泣きそうになっているH君を落ち着かせるため「大丈夫!大丈夫!」となだめながら、どこでヘビを見たか案内してもらいました。ところが、どこかに隠れたか逃げてしまったのか、そこにはすでにヘビの姿はありませんでした。そして、気がついたこと、それは、ヘビが歩いた(這った)跡がシジュウカラの巣箱の近くであること!もしかすると、子どもたちが見たヘビはシジュウカラの巣箱を襲った後だったのかも知れないということです。なぜなら、夕方巣箱の前に立ち耳を澄ましてみたのですが、朝聞こえた鳴き声が聞こえなかったのです。もし、人間の手によって巣箱に雛が戻されたことで親鳥が警戒し育児放棄してしまったか、あるいはヘビに襲われてしまったか・・・。どちらにしてもそれが現実だったならば巣立ちを楽しみにしていた僕はとても残念でなりません。偶然ですが、昨日の礼拝は創世記の「アダムとエバ」の箇所で、ヘビが出てきたこともあり子どもたちにとってタイムリーだったかも知れません。何はともあれ、巣立つ寸前だったヒナたちが無事であることを祈り、明朝、改めて確認してみようと思います。長くなりましたが、夕方降り出した雨が小降りになったタイミングで帰宅しようと園を出た途端、雨がまた降り出しました。昨日は念のために折り畳み傘を持ってきていたのですが、今日は大丈夫と判断し持ってこなかったことを後悔することになりました。

楽しみと不安の期待

2021/05/17

昨夜から今日はまとまった雨が降るという天気予報だったはずですが、乾燥した園庭を見る限りではどうやら大河原も雨が降った様子はなく、曇り空だったものの今日もいつものように外遊びをすることができました。そのお陰で、子どもたちは畑に植えた野菜の苗に日課のようにジョウロで水をかけてくれていました。多くの苗はそれなりに大きくなったものを植えているものの、おかひじきのように種を蒔いて育てる野菜は見ることはできませんが、そんな畑にもしっかりと水をかけてくれています。そんな子どもたちの献身的な作業のお陰でしょう、おかひじきが芽を出し始めました。これまで育てたことがないため、マルチシートが張られていなければ雑草と思ってしまいそうな印象ですが、だからこそ今後どのように育っていくのか楽しみです。
 さて、新型コロナウイルスのワクチンの接種が済み、マスクを着用しなくとも大丈夫になっている国がるとの報道がある一方、日本では、北海道、岡山、広島の3道県で緊急事態宣言が始まり、東京、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡を合わせて9都道府県となるなど一向に収束の気配が感じられず、緊急事態宣言がモグラ叩きのように思えてしまいます。新聞等の報道でご存じの方が多いかと思いますが、大河原町内の小学校で児童2人が感染したと伝えられました。感染した本人はもちろん、保護者の方は不安と辛さの中で過ごしていることでしょう。少しでも早く回復すること、いじめや差別の対象になることがないことを祈るものです。ちなみに、今朝は兄姉の小学校が休校になったということで欠席連絡の電話がひっきりなしに鳴り響き対応に追われましたが、園庭の巣箱でひなを育てているシジュウカラは餌を運ぶのにとても忙しそうでした。それにしても、どこに餌となる虫がいるのか、どこからこんなに餌を見つけてくるのか不思議でなりません。できることならひなたちが巣立つ姿を見てみたいものです。

これからどうなるか

2021/05/14

羊毛はこんなに汚れていたんです!改めて素敵に建物に見えて仕方がありません。

戻ってきて

2021/05/14

カラスやネコやヘビに卵や雛を食べられないように人通りの多く人目のつきやすい民家や商店の軒先などに巣を作ることから、お客の出入りが多い家=繁栄している家=「商売繁盛」の象徴として、また害虫を食べて農作物を守ってくれる益鳥として大切にされ、毎年戻ってきてくれることを楽しみにしている方も多いツバメ。園庭から見下ろせるところにある田んぼの上や園庭上空を飛ぶ姿が見られるため、いずれ保育園にも巣作りが始まるだろうと思っていましたが、来月園舎建築から9年を迎えるにもかかわらず、一度もそんな気配がありません。一方、園庭の木に設置している三つの巣箱の内、一つの巣箱にシジュウカラが卵を産み孵ったヒナに餌を運んでいることを昨日の夕方、園庭整備に使う丸太を運んで来てくださったYさんが気付き伝えて下さいました。そこで、早速今朝確認してみることにしたのですが、親鳥と思われる鳥が警戒しているようで枝に止まって鳴いているので巣箱の中を覗くと子育てを邪魔することになり、育児放棄なんてことになりかねません。そこで、少し離れたところで様子を見ていると先程まで枝に止まって鳴いていた鳥が確かに巣箱に入っていくではありませんか。毎日過ごしている我々が誰も気づかないのに、Yさんはダンプから丸太を下ろす僅かな時間だけで気付くのですからビックリ!以前、巣箱で子育てする様子が見られないことを意味するように「始終空(シジュウカラ)」なんて揶揄するようなことを書いたことがありますが、これまでも気づかない間に子育てがなされていたのかもしれません。シジュウカラが毎年同じところで子育てをすることはないと思いますが、いずれ巣立つ小鳥たちが時々園庭に遊びに戻ってきてくれることを期待します。
 さて、「戻ってきて」といえば、昨年から保育士としてお勤めしてくださってきたT先生が来月生まれてくるお孫さんのお世話などのため今月末で退職することになります。そんなT先生に感謝を表すためT先生に内緒にして皆で園庭に集まりお花などをお渡しし、みんなで讃美歌を歌って「サプライズお別れ会!?」を行いました。フラッシュモブとまではいかないものの突然の出来事に驚きを隠せず感極まって涙していたT先生、「大変な時はお手伝いに来ますから」とおっしゃってくださっていますので、また戻って来てくれることを祈りながらしばしお別れしたいと思います。反対に、出産、子育てのため退職したK先生が6ヶ月の赤ちゃんを連れて顔を見せにきてくれましたが、「また戻ってきたい(働きたい)」と言ってくれるではありませんか!何とも嬉しい言葉に、その時がくることを楽しみにしたいと思います。
長くなりましたが、今日もとても天気が良く過ごしやすい一日となりました。ほし組のS先生がN君M君と一緒に園庭の畑のところに座り込み楽しそうに笑っているのでどうしたのかと思ったら、N君が出てきたありが怖くて驚く姿が可笑しくて笑っていたとか。地べたに座ることを厭わず子どもたちと同じ目線で過ごしてくれている先生たちに感謝です。また、先日、ひつじの毛刈りで刈り取られた羊毛は汚れを落とすため犬用シャンプーが入れられたベビーバスに漬けられ、綺麗になったあと脱水されバルコニーで干されています。今後これが教材となって形を変えていくことになりますがどのように使われるか楽しみです。桜が咲く前に完成した花見櫓、以前は近隣の道路からもよく見えましたが、今日、道路から改めて見てみると、桜の木の葉が茂り、一気に見え隠れするようになっていたのですが、それが何とも素敵に見えて仕方がありませんでした。

苗の慣らし保育中

2021/05/14

 月曜日、畑に苗を「置きました。」苗はそのまますぐ植えるのではなく、植える予定の場所に1週間くらいポットのまま置くことにより、その土壌や気候、条件に無理なく慣れるから良いことを知り、いわば苗の「慣らし保育中」なのです。今のところ、新しい環境に慣れて元気にしているので、安心です。子ども達は朝園庭にでるとすぐじょうろで水をまきに行くのが日課になりました。ちょうちょやてんとう虫が来ているのを見つけ追いかけたり「きゅうりおおきくなーれ」と見守っている子ども達です。

不思議なほど

2021/05/13

社会人であれば誰でも仕事のスケジュールを確認し、その日の段取りなどをイメージして出勤する(している)と思います。しかし、なかなか自分の思い描いた通りに行くことがないのが世の常。僕も与えられている宿題(仕事)をどのような順番で取り組んでいくか考えて出勤しているものの、電話やメール、アポなしでの来客の対応などで予定が狂ってしまい、学生時代のように宿題が溜まってしまうことが多々あります。今日は、いつもの外掃除と園舎内の消毒の他に「園庭の遊具(丸太)の撤去」、「昨日Yさんが作って下さったトマト畑(ビニールハウス)の仕上げ」、そして、一箇所だけ残っていた、「さつまいもを植えるための畑の手入れ」を目標にしていました。それでも、いつものように、できないこと・残ってしまうだろうと思いながら作業に取り掛かりました。ところが、そんな僕の思いが伝わったのか、緊急を要するメールも突然の来客もなく、電話があっても主任のY先生が対応してくれたこと、そして、力が必要なところはT先生が手伝ってくれたお陰で珍しく全ての宿題を終えることができたのです。中でも、子どもたちがいちばん興味を示したのが園庭中央の遊具の撤去作業と変化で、これまでの遊具がなくなっても、その変化を喜ぶように違う遊びが始まることに子どもたちの順応性・適応能力を感じさせられました。こんな子どもたちの姿を見ていると、これまでの環境を名残惜しいと思うのではなく、これまで以上の環境を作ることが僕の仕事だと思わされました。5年間大きな事故や怪我なく多くの子どもたちを楽しませながら体幹を鍛えてくれた(いつの間にか)丸太はその役目を終え薪ストーブの燃料になるまでしばらく休むことなります。そんな丸太に感謝し、新たな環境を与えるためにスタンバイしている丸太に期待するものです。

支え

2021/05/12

田んぼでの「田植え」の際にはHさんという田んぼの先生、昨日の「ひつじの毛刈り」の際にはKさんという畜産の先生といった具合にその分野のプロにお手伝いや指導していただきながら行っています。そして今日は園のバスや軽トラックの整備などでお世話になっている卒園児のお父さんのYさんが育てたトマトの苗と様々な道具を準備して来園してくださいました。昨年度も雨がかからないようにビニールハウスまで作り植えてもらったのですが、桜と柿の木によって日当たりが良くなかったこともあり「今年は別なところに植えた方がいい」とのアドバイスにより、昨年トマトを植えたところは肥料を施し管理機で土を柔らかくしてマルチシートを張り、これまで育てた事のない“おかひじき”の種を蒔きました。そして、数種類のトマトを植えるため日当たりがいいところにビニールハウスを作り直したのですが、それだけでなく先生たちが張ってくれたマルチシートを外し畝を作り直すことからの作業となり、気づけば苗を植える前に給食の時間に・・・。一方、先生たちは子どもたちと一緒にマルチシートを張った畝に柴田農林高等学校で買い求めた苗を丁寧に植えていました。マルチシートが張られているとはいえ、気温の上昇や雨が降れば野菜の育ちを超える速さで競うように草も育ちます。収穫の喜びを味わえるよう脇芽を摘むことや支柱を立てるなどしながら育てて行かなければ・・・。田植え、毛刈り、畑の準備などたくさんの方々に支えられていることを再認識させられます。来週は腐食が進んでしまっている園庭中央の木製アスレチックの修繕をする予定です。少しでも効率よく作業ができるよう事前に可能な限り撤収作業を行おうと思っています。きっと子どもたちは「どうして壊しちゃうの?」と聞いてくると思いますが、これまで以上の新たな遊具が出来上がることを楽しみにして欲しいと思います。そうそう、昨日の朝、T先生がある生き物を飼育するために鉢や水蓮を運んできました。たくさんの資格だけでなく、色々な趣味を持っていること凄いと思わされます。

実体験の大切さ

2021/05/11

毛刈りの様子とヤギのようになったひつじと、刈り取った羊毛2.5kg!これを綺麗に洗い教材として使います。

実体験の大切さ

2021/05/11

「インターネットの普及によって固定電話やFAXの需要が減る一方、パソコンが特別なものではなく、スマートフォン(携帯電話)は一人一台(複数台)は当たり前の時代になり、小学校などでも生徒一人ひとりにタブレット端末が配布され、簡単に情報を手に入れられるようになりました。そこにコロナ禍(下)によってオンラインでの会議や研修が求められるように、さらにインターネットが必要不可欠な存在となりました。そんな中にあっても保育園では仮想現実(バーチャルリアリティ)の世界で生活することより、遊びと実体験の中での学びこそが大切と考え、園庭には季節ごとに咲く花や実のなる木、子どもたちが自由に登れる木や創意工夫して遊べる環境を整えるとともに、様々な行事を計画しています。今日はその一つである「ひつじの毛刈り」だったこともあり、今朝はいつも元気で賑やかな子どもたちが、いつもに増して興奮して落ち着かず、軽トラックに乗せられてやってくるひつじが待ち切れない様子でした。そして予定通りやってきてくれた軽トラックが園庭に止まるや否やひつじ見たさに軽トラを取り囲み「かわいい」「くさ〜い」と大騒ぎ!中には楽しみに待っていたものの、思っていた以上に大きかったからか近付けず表情が硬ってしまう子どもや、軽トラから数十メートル離れているところで先生に抱っこされて泣いている子どもがいるかと思えば全く怖がることなくグングン近づいて撫でたり触ったりする3歳児、フワフワする背中に頬ずりしたりする強者の5歳児たちがいるのです。このようにしばしひつじと交流をしてもらい、いよいよ、5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちがバリカンに手を添え毛刈り体験をし、その様子を羨ましそうに見つめる5歳児以外の子どもたちの姿も保育園の風物詩となりました。しかし、めぐみ組のH君は毛刈りを頑なに拒否し、笑うことなくタイヤの上に座って近づこうともしませんでした。反対に刈り取った脂が残っている羊毛を触り「ベタベタする」「フワフワだ」と大喜びする子どもたちと対照的な姿も見られました。今日来てくれた「ティミちゃん」という名前のお母さんひつじから刈り取った毛の重さは2.5kg。この毛を洗って教材として使われることになります。ちなみに、ひつじ独特な匂いや豆のようなフンを見た子どもたちが、町内にある「“とんとんの丘”の匂いだ」と言っていましたが、これこそが実体験による学びということでしょう。5歳児は先日の「田植え」今日の「毛刈り」来月は「味噌づくり」と行事が続きますが、良い経験、学び、記憶に繋がってくれることを願うものです。

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