社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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消えた鯉のぼり

2020/04/23

 今週から保育園の園庭に鯉のぼりが泳いでいます。
 朝早く園長先生が鯉のぼりをポールに取り付けて下さるのですが、それに気づいた子ども達はすぐそばに近寄って「ぼく黒いおとうさん鯉のぼりがいい!」「おれは青いの」と好きな鯉のぼりを自分の鯉のぼりとして決めているようです。
 今日は朝からとても元気に泳いでいました。「カンカン」と金具がポールにぶつかって音を立ててにぎやかです。昼過ぎ園庭の様子を見ていた子ども達が血相を変えて「せんせい!青い鯉のぼりがいなくなった!」と職員室に駆け込んで来ました。みると本当に消えていました。しっかりと金具を取り付け紐もきつく結んでくれたはずなのに、飛んでいってしまったのでしょうか。探していると鯉のぼりが外に出て行ってしまい、ビニール袋が風で舞うようにユラユラと道路を横断しています。まるで本当の子どものように迷子になってしまったかのようでした。
 夕方鯉のぼりをはずしてしまう時も、毎回そばで見ていて職員室に運んでくれるのはあい組のK君とのぞみ組のN君です。もう、自分の仕事と思っているのか必ずその二人は忘れず来てくれます。使命感をもっているのでしょう。

花・花満開

2020/04/15

 のぞみ組、あい組が一緒に土手に散歩に行きました。体の大きいのぞみ組の子どもが、小さいあい組のお友だちをかばうように少し腰を屈め手をつないであげる姿に、のぞみ組になった責任感を感じられ嬉しくなりました。
 のぞみ組は土手の畑に枝豆の種を蒔きに行くので一旦途中でお別れしました。土手の畑で待っていたのは、いつも畑の指導やお世話をしてくれるOさん。土の中に指一本分を入れて種を蒔きそっと土をかぶせて蒔くんだよと教えてもらい、一列に並んで優しく種を蒔きました。Oさんは、鳥が来て豆を食べてしまうのでこの後シートをかぶせてくれるとの事。ありがとうございます!夏には美味しい枝豆が食べられそうです。
 この後またあい組のお友だちと一緒に満開の桜の土手に行き、対岸に向かって「おーい!」と叫んだり、土手の坂をごろごろ転がったり思い思いに遊ぶことができました。桜吹雪が舞い散り手を伸ばし掴もうとしたり、くるくるまわって体で表現したり、花の美しさ、自然のすばらしさを全身で感じているようでした。
 保育園の玄関前の花壇にはチューリップ、パンジー、芝桜、ムスカリが満開です。秋にあい組の時球根や苗を植えた今ののぞみ組の子ども達が「僕達が植えたんだよ」と自慢げにあい組の子どもたちに教えていました。
 今散歩がどうなのか?と問われているようですが、なるべく人のいない所を選び、安全を最優先で行っています。自然と関わり豊かな感性を育み、歩くことで体力をつけ、友だちや小さい子にも心を配るといったことを大切にしたいと思っています。
 

イースター☆

2020/04/13

 今日は3,4,5歳児がイースター礼拝を守りました。最近は某エンターティンメント施設やスーパー、デパートでもイースター祭りやイースターセールをしているので、何か西洋系のお祭りかなと思っている方もいるかもしれません。
 イースターは、クリスマスと同じくらいキリスト教で重要な日とされています。イエス・キリストが十字架で死に、3日目によみがえったという日なのです。イースターのイーストは東、スターは星という意味で、東の空に星(明けの明星)が輝く頃よみがえったイエスさまを象徴しているのです。
 イースターにタマゴを飾るのは硬い石のお墓からよみがえったイエスさまと殻を破って出てくるひよこが似ていることから始まった言われています。今日は礼拝でそのような話を園長先生からお聞きしました。
 自分達でつくったタマゴを飾ったり、たまごさがしごっこをして遊んで子ども達の楽しいイースターの一日が終わりました。

入学おめでとう

2020/04/09

 卒園児のH君、T君、R君が入学式のあとにランドセル姿を見せに来てくれました。元担任のH先生が「ランドセルをしょっている姿を見せに来てね。」と言っていたということで、約束を守って来てくれたのでしょう、他にも女の子数名がお母さんと一緒にランドセル姿を見せに来てくれました。
 十年前には考えられなかったことですが、1年生の女の子のランドセルの色がほとんど薄い紫色(ラベンダー色?)だったとか。今日来た女の子も全員がそうでした。数年前からそのような流行だったようです。ステキなランドセルをしょって明日から元気に登校するはずだった1年生。そんなランドセルの出番はまだ先の話になってしまいました。
 でも、卒園児のみなさん、焦らず登校できる日を待ちましょう。お家でできることはいっぱいあります。お手伝いをしたり、本を読んだり、絵を描いたり、近所を散歩したり…ゆっくり家で過ごすことによってじっくり何かに取り組めることもあるでしょう。
 今日から一年生!入学おめでとう!

園庭の桜の下で

2020/04/08

「うららか」という表現がぴったりの穏やかな春。薄着の子ども達が園庭内を走り回り、桜の散った花びらを集めてケーキやお団子を作って遊んでいました。月曜日に2トントラックで砂場の砂を入れたのでふかふかの砂で気持ちがよさそうです。
 てんし組に新入園のUちゃんは園庭が気に入ったようで、「ほいくえんだいすき。たのしい」とにこにこと走っていました。今日初めての給食を食べ、「野菜もたべたよ」と教えてくれました。
 1歳児そら組には今年11人の新入園児が入りました。まだまだお家の人と離れる際には大泣きしてしまい、連れてきた保護者の方も「大丈夫かな…」という表情で後ろを振り返りつつ離れますが、少しすると抱っこの手から離れ、興味をもったボールやおもちゃ、テラスのすべり台に自分から行く姿も見られました。心配そうに迎えに来た保護者の方がにこやかに遊んでいるお子さんの顔を見て安心されたようです。
 本来ならば一目千本桜を見に1年に1度にぎやかになる河川敷も人はおらず、56月の様々な行事が中止や延期になってしまいました。楽しみにしていたサッカーや遠足もできなくなってがっかり、ですが、可能な限り代わりとなるような楽しいことを考えていきたいと思っています。

入園、進級おめでとう!

2020/04/03

 新年度を迎えて3日目。今日は新しく入園するお友だちを迎えての「入園式」を行いました。本来ならば、進級したお友だちや来賓の方もお迎えし、にぎやかに行うのですが、コロナウィルス感染予防ということで新入園のご家族とお友だちのみで、短縮という形で行いました。今年は0~3歳児まで25名のお友だちを迎えることができました。新しい環境、お家の方と離れて知らない先生やお友だちと過ごすことになるので初めは不安になることもあるかもしれませんが、優しい保育者や楽しいお友だちに囲まれ、保育園が楽しく、心地よい所ときっとすぐに慣れると思います。
 今日の入園式では今年度年長組になる5歳児が「ともだちになるために」の歌と手作りのちょうちょのペンダントをプレゼントしてくれました。3歳で入園するK君、T君も「わぁ~」という表情でとても喜んでくれました。
 また、今日は進級したお友だちにとっては新しい担任が発表されドキドキ、ワクワクの朝でした。担任の名前が書いてあるポスターを見て、「やっぱりRせんせいだ!」「M先生はH組なんだね!」と、継続で嬉しい子、前担任と離れてしまって寂しくなってしまった子それぞれの複雑な心境だったと思います。
 新しい組、先生と早く仲良くなれるように職員一同、心を尽くし誠心誠意保育にあたる所存です。
 今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとう

2020/03/27

 今日は保育修了日。一年の保育のけじめとなる日でした。時間を短縮してではありますが、ホールにみんなが集まって「修了式」を行いました。園長先生から、今年一年間神さまに守られて過ごすことができたことに感謝のお祈りをして頂きました。そして、引越しなどで退園する三人のお友達の紹介などをしましたが、寂しい気持ちがこみ上げて涙する先生や子どももいました。
 のぞみ組は年長組として小さい子や友だちのために何かしたいと思う気持ちが強い子が多かったと思います。園庭で縄跳びをしていても小さい子が近づくとにょろにょろのヘビにしてくれて跳びやすい様にしてくれたり、鼻水が出ているときは拭いてくれたりしました。してもらったことを今度は自分達がやるという気持ちが強くとてもやさしく頼れるお兄さんお姉さん達でした。
 長いお子さんで7年間通ったこの保育園に、お別れするのが寂しくて今日は早くお迎えに来てもなごり惜しく担任や小さいとき受け持った保育者にハグしたり小さかったときの思い出を語り合っていました。
 二人の退職の先生方にも「お疲れさまでした」と「ありがとう」と言いたいと思います。ずっともっと一緒に保育したかったという気持ちは持ちながら色々な事情でこの保育園を離れることになった先生方。「大好きだった保育園」と言ってくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。きっとまた、戻ってきてくれることを信じて…。  
 お別れするのは寂しい思いはありますが、新しい世界でもきっと楽しいこと素晴らしいことが待っていると思います。神様の祝福がありますよう、お祈りしています。

子どもがネギしょって帰ります

2020/03/18

 土手に借りてある畑に、あい組の子ども達がネギを収穫に行きました。この畑はいつもバスを運転してくださるOさんが、子ども達や保育士が手入れできない時も時々肥料を入れてくれたり、収穫時期を教えてくれたりしています。今日もスコップで軽く掘り起こしてくださって子ども達が引き抜きやすいようにしてくれました。Oさん、ありがとうございます!抜いた後には、土がついている外の皮をむいて白いネギにするのも畑の一角でみんなでやりました。最初「どうやるの?」と聞いていた子ども達もコツをつかむと面白くなったのか「みて、こんなにきれいにむけた」「まっしろになった」と何本もむいていました。ネギは子どもには好き嫌いの多い食材の一つですが、あい組の子ども達は喜んで持ち帰りました。リュックにネギを挿して帰る姿が愉快です。
 「てんぷらにして食ったらうめ~ぞ~」と、Oさん(笑)。鍋に味噌汁に、美味しく料理して召し上がれ。

心温まる卒園式をありがとう

2020/03/16

のぞみ組担任より
 14日(土)の卒園式には、ご出席いただきましてありがとうございました。
短縮という形にはなりましたが、保護者の皆様のご協力のもと、心温まる式をすることができました。
 子ども達も卒園式への取組みを通し、徐々に「保育園を卒園する」ということを理解していきました。寂しい気持ちを持ちながらも、当日を楽しみに準備を進めました。当日は緊張した表情もありましたが、今日子ども達に感想を聞いてみると「楽しかった!」と言っていました。

 第2部では、保護者の皆様が用意してくださったスライドショーや先生方の歌など、お忙しい中準備して頂きありがとうございました。そして、担任へ手作りの「アルバム」までご準備して頂いたことに驚き感激しました。とてもとても嬉しかったです。私の宝物になりました。ありがとうございます!
 至らない点が多い私でしたが、保護者の皆様をはじめ、たくさんの方の支えの中、一年間過ごすことができました。一年間、クラスをあたたかく見守りご協力いただいたことに感謝いたします。
たくさん笑って、時には泣いて、大きく成長した子ども達ですが、今後更に活躍、成長していくことを楽しみにしています。
 保育園で過ごす日も残りわずかになりました。園生活の思い出を振り返りながら楽しく過ごしたいと思っています。
                  担任 H

3.11  2時46分

2020/03/11

 東日本大震災から9年になります。今保育園に来ている子ども達の生まれるずいぶん前のことです。でも、その日が近づくたび、教訓を忘れないように様々な取組みをしているので、小さい子ども達でも月々の避難訓練は真剣に取り組んでいます。
 9年前の今日も保育園にはたくさんの子ども達が集っていて、地震が起きるまでは昼寝の真っ最中でした。尋常ではない揺れにおびえながらもしっかりと保育者のもとに集まりお迎えが来るまで泣かずに待っていた子ども達の顔が浮かびます。
 今日は2時40分に大きな地震が来たという設定での避難訓練を行いました。今年度最後の避難訓練ということもあり、園長先生の声で放送が流れても誰も怖がりませんでした。テラスに集合し2時46分のサイレンの時には全員で黙祷をしました。
9年前は園庭に張ったテントの中、雪もチラつき始め凍えそうに震えていたことも思い出しました。
 日本は地震、台風など災害の多い国ですが、子ども達の命、生活を守るため様々な想定と備えをしっかりしなければと改めて思っています。

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