保育日誌
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合言葉は「納豆は食べない!」
2020/06/26
雨上がりはいつも園庭にできる水たまりが子どもたちの格好の遊び場となります。今朝も数週間前に子どもたちが掘った畑の前の渇き切っていた川(穴)に昨日から降った雨が溜まり、子どもたちを待ち受けていているかのよう。すると、案の定、長靴を履いて外へ出ていきた子どもたちが深さを確かめながら、そ〜っと水たまりに入り始め、「長靴の中に水が入らない!大丈夫である!」ということを確認するとカップなど水遊びに必要な遊具を持って来て名古屋の某喫茶店のカフェオレ作りをするように遊んでいました。そうかと思えば、雨に誘われて出てくるらしい🐸カエルや🐌カタツムリ、そしてダンゴムシを捕まえ飼育ケースに同居させて観察!?する様子が見られます。これからカエルや虫たちにとって受難な季節となりそうです。
さて、2010年9月に初めて取り組んで以来、今日10回目となった保育園の恒例行事である「味噌作り」、今年は新型コロナウィルス の影響で、実行できるかどうか心配でしたが、味噌ができる過程でアルコールが発生することで心配ないこと、そして開催時期をずらしていただくことで途切れることなく実現することができました。この日のために玄関ホールに味噌作りのプロセスや大豆からできる食べ物がディスプレーされ気持ちが高められてていました。そして、味噌作りをする上で菌が影響を及ぼすために(納豆菌が強いため、ほんのりと納豆の香りがする味噌ができる)仕込みをする時に職人の方々が絶対に食べないという「納豆」、そのため今日の朝は「納豆は食べない」が合言葉となり当日を迎えました。その合言葉を守った子どもたちはやる気満々で、村田町の桜◯味噌さんのご指導のもと1時間以上飽きることなく夢中で味噌作りに取り組み、卒園記念品となる自分の味噌(1kg)を仕込むことができました。仕込んだ味噌は熟成するプロセスを楽しみながら卒園を迎える3月中旬まで2階倉庫で熟成させることになります。おいしいもの味噌になりますように!そうそう、数日前から「納豆は食べない!」が合言葉だったにも関わらず、何と今日の給食に納豆が提供されました。これはメニューを考える栄養士のY先生の洒落たジョークかと思って感心したのですが、そうではなく味噌作りの日程がコロナの影響で二転したことで、たまたまだったというのですが子どもたちはビックリしたことでしょう。
!(^^)! いいね!
2020/07/25
園庭で収穫することができた梅と町内(金ケ瀬地区)で生産・出荷を行っているSさんが育てた梅を譲っていただき、各クラス今年も梅ジュース(シロップ)作りをしました。きれいに洗い、消毒したビンに洗った梅と氷砂糖を入れ数週間すると、梅の実から出てきたエキスと溶けた砂糖が混ざり合いシロップが出来上がります。子どもたちは美味しい梅ジュースを飲むことを楽しみにクリアなビンの中で砂糖が溶け梅が変化していく過程を見ながら過ごしていきます。しかし、時々途中で発酵してしまうこともありますので、そうならないことを願いながら、各クラス子どもたちと毎日ビンを覗きチェックしてもらわなければ・・・。
さて、今日は昨日同様気温が上がらず霧雨が降り、ジメジメとした梅雨らしい天気でしたが、多くの子どもたちがレインコートに身を包み、外に出て遊んでいました。そんな中、4歳児あい組の子どもたちが車掌車の前に並び担任のM先生が集合写真を撮影しています。こんなお天気なのになぜ?と思い職員室から園庭に出てみました。すると、今日は皆出席だったこともあり記念撮影をすることにしたのだとか・・・。ありそうでなかなかない皆出席!お天気が少々悪くともシャッターに収めたいと思う担任の気持ちがよくわかり、思わず「いいね」そう言ってしまいます。そうそう、写真撮影後、給食の時間になるころだったので「今日の給食何かなあ?」と聞いてみました。すると「和風パスタ」と返事が返ってきました。今日のメニューをしっかり覚えていることにビックリしましたが、それ以上に、「ツナの和風スパゲティ」を「Pasta!」と言うのには驚きでした。そして、そんな子どもと違い、お迎えにいらしてくださった、3歳児てんし組のY君のおばあちゃんが、給食のサンプルをご覧になり「今日は『焼きうどん』だったんだ、いいね!」と会話をしている姿がなんともほのぼのとして「いいね」と思いました。
令和になっても
2020/06/24
物が豊かになり、食べるものに困らなくなった現代、庭に季節の果物が実っても収穫して食べることもなくなり、秋、柿の実がたわわに実っていても鳥たちの餌になっている様子がよく見られます。ところが、保育園の子どもたちはいちごやザクロが実を付ければ熟す前に食べて、美味しくないことに気付いて直ぐに吐き出してしまう、また甘そうに見える渋柿を取って食べて大慌てするなんてことが当たり前のようにあります。そして、今年は、これまで花が咲いてもほとんど実を付けることがなかったビワの木にたくさんの実が実り、美味しそうに色付き始めました。色付くまでは葉の色と同化し目立たなかったものの、オレンジ色になった途端、4・5歳児の男の子たちが「さるかにがっせん」のさるのように器用に木に登り、手が届く実をもぎ取り美味しそうに食べています。今日の夕方も4歳児はと組のR君とT君が木に登り美味しそうな実をとり食べていました。その様子をまだ木登りが出来ない2歳児のY君やT君がその様子をカニのように木の下で羨ましそうに見上げているのです。そこに、取り損ねた実が落ちてこようものなら、待ってましたとばかりに嬉しそうに拾い、食べようとするのですが、落ちた拍子に傷がついてしまったり、枝になっている時に既に傷がついていたりするので食べられずがっかりする様子が見られました。そんな子どもたちのために脚立を使わずに取れる実を取って分けてあげると嬉しそうに“にこ~っ”と笑い急いで水道まで走り洗って美味しそうに食べていました。この子どもたちも数年すると上手に木に登れるようになり、自分の手でもぎ取った実を食べられるようになることでしょう。そのために今「僕も食べたいなあ!」とか「どうやったら木に登れるようになるのかあなあ?」そんなことを思いながら5歳児の子どもたちの様子を憧れながら見てるのかもしれません。時代が令和になっても子どもたちにとって楽しいこと、失ってはいけないこと、それは「自分の身体や頭を使い、自分のやりたことを夢中でやること!」であることを再確認することができました。
今日の様子
2020/06/23
ムカデを見るために群がる子どもたち。図鑑にはムカデに噛まれると危険との文字。早くもトンボがやって来ました。
ぼくらはみんな生きている!?
2020/06/23
今朝、いつものように園舎内の消毒をしていると、1歳児クラスで保育をしてくれていたA先生が廊下側の窓から顔を出し僕に何かを話しています。その様子から単なる朝の挨拶ではないことが伝わってきたので、一旦手を止めてA先生のところに行ってみました。すると、「ひかり組の保護者の方がひかり組に🐛ゲジゲジがいたというので見ていただけますか?」とのこと。そこで、雑巾を持ったまま、すぐさまひかり組の保育室へ向かい、ゲジゲジがどこにいるか探して見ると、保育室の隅を凄い勢いで大きなムカデが歩いているではありませんか!ゲジゲジと聞いていたので大したことないと思っていたのですが、緑がかった体にオレンジ色のたくさんの足という姿に一瞬おののいたものの、逃げられたら大変!丁度いいことに手に雑巾を持っていたので噛まれることがないように気を付けて捕まえ水の入ったバケツの中へ沈めました・・・。これで動かなくなったので一安心と思って、子どもたちに見せに行ったのですが、しばらくしても生きていて動き出すのですからその驚くほどの生命力にビックリ!!!一方、子どもたちは見たこともない不気味な生き物を見て「気持ち悪い」とか「怖い」といいながらも興味津々でバケツをのぞき込み大騒ぎ。そんな中、5歳児めぐみ組のT君は保育室の図鑑を持ってきて「園長先生、これだよ」とムカデが掲載されているページを広げ、みんなに見せてくれました。そうかと思えば、1歳児そら組のM先生が「園長先生、バルコニーにあるボイラーの中にハチが入って行くので見てみたら巣を作ってるんです」と困った様子。そこで、今度はハチ退治用のスプレーとひばさみをもって駆除に出動。すると小さなハチが飛んでいるのを確認、そして、教えてもらったボイラーを下から覗いてみるとハチの巣ができていたのすぐさまスプレーを発射し、飛ぶことができるハチがいなくなったことを確認した後、ボイラーのカバーを外して巣を撤去終了!その後、職員室の近くにいてあるビオラの鉢に毛虫がいることに気付き駆除、そして職員室にトンボが迷い込んでくるなど、今日は生き物とたくさん関わる一日でした。そうそう、これから蚊に刺されないように蚊取り線香を焚かなければならない季節の始まりです。刺されて痒いのは嫌ですが、あの煙たさは蚊同様苦手です。
さて、話は一転しますが、今日、片付けてあったプールを5歳児に手伝ってもらい園庭の指定の場所に運び、高圧洗浄機で洗浄した後組み立てました。多くの園で今年度のプールでの水遊びをどうするか検討している(してきた)ことと思いますが、嘱託医に相談し、一度に入水する子どもの数を減らすなどの配慮をして3・4・5歳児は大きなプールで水遊びを行うことにしました。コロナウイルスの感染はもちろんのこと、水による事故に十分気を付けて過ごしたいと思います。ところで、毎年プールを組み立てていると感じることがあります。それは、他の園では誰がどのようにバラバラなプールを組み立てているかということです。〇〇年前、幼稚園教諭一年目、仙台私立幼稚園連合会の新任研修に参加した時200名以上の参加者がいたであろう中で男性は僕たった一人でした。あれから何年も過ぎたというのに未だに保育界は殆どが女性という何ともアンバランスな世界(業界)だと感じます。それには、男性保育者によるあってはならない事件なども影響していると思いますが、男性保育者や男性職員がいない園では前述のような有り難くない虫たちの駆除を始め性別に関係なく求められていることでしょう。何かいいか解決策があればいいのですが・・・。
そうそう、ムカデは漢字で「百足」と書きますが、実際の足の数は40本でした。
いつの間に?
2022/11/22
3歳児の畑にいつの間にか自分たちの顔と同じぐらいの大きさになっているスイカがあることに気づいた数人の2歳児たちはどこからどう見ても紛れもないスイカに興味津々!夕方外遊びをしている時、近くに見事に育ったきゅうりがぶら下がっているのに、そちらには全く興味を示すことなく今にも収穫してしまうのでは!?と思うような目つきでスイカを見つめ、その場から離れようとしないのです。その姿を見て、子どもながらにどちらが好きか(美味しいか)しっかり理解していることが伝わって来て可笑しくなります。これまでも先生たちは何度となくスイカを育てて来ましたが、もうすぐ収穫という時期に限って割れて(割られて)しまい残念な結果になることもしばしば・・・。とはいえ、美味しく食すにはまだまだ糖度が足りないためこの時期に収穫する訳には行きません。どうかこのまま順調に育ってくれることを願うばかりです。一方、収穫できることを楽しみにして、取りたくてもずっと我慢していた園庭の梅の木の梅の実。それを4歳児あい組・はと組の子どもたちがみんなを代表し、今日収穫してくれました。その量、合計約7kg!その内、自分たちが必要な5kgだけをいただき、残りの2kgは保護者の方々にお買い求めいただき、その売り上げを献金するため玄関ロビーのテーブルに並べました。すると、5歳児のぞみ組のJ君のお迎えにお見えになったおばあちゃんが「これ買っていきます」と早速お買い求めくださいました。毎年この時期、大河原町役場で「梅まつり」が行われ、町内で作られた梅が格安で販売されるようですが、今年は新型コロナウイルス の影響で中止になってしまいました。こんな風に様々な恒例行事が中止になる中、保育園では梅を収穫し今年も梅ジュース作りができることを感謝し過ごしていきたいものです。
さて、梅雨に入ったとは思えないほど晴れた日が多く雨の日が続きません。そのため、今日も多くのクラスが外遊びをしていましたが、1歳児そら組の子どもたちが草が伸びて来た園舎東側の山(斜面)登りをしていました。4・5歳児でも怖がって登りたがらない子どもたちがいるというのに、1歳児でもいつの間にか登れるようになっているのにビックリしましたが、それより、転がり落ちないかハラハラドキドキでした。
楽しいね!
2020/06/19
新型コロナウイルス の影響から自粛していた4・5歳児のサッカー教室、今日が今年度初めてということもあり子どもたちも先生たちも昨日から楽しみにしていました。ただ、心配だったのは天気予報で伝えられる
雨がいつ頃から降るかということ、何とか午前中だけでも持ち堪えてもらい、園庭で行ってもらえたらとの願いも虚しく午前中から雨が降り出したため隣接する体育館で行うことになりました。そこで、子どもたちの様子を見に行ってみたところ昨年度からサッカー教室を楽しみにしていた4歳児がコーチの指示をしっかり聞き目を輝かせながらボールと戯れていました。5歳児、のぞみ組のK君は「園長先生、今日はサッカー教室だから、a○i○a○きてきたんだあ」とサッカー教室のために◯d○d○sのシャツとパンツに身を包むほど気合が入っていて、4歳児以上にコーチの指示に耳を傾けサッカー教室を楽しんでいました。そんな5歳児が体育館から戻ってくる頃、いっとき上がった雨が音を立てて雨が降り出し、あっという間に園庭に川や水たまりができました。その様子を2歳児つき組の子どもたちが担任の先生と一緒にバルコニーに出て眺めていました。中でもTちゃんは踊りを踊っているかのように喜び、今にもそのまま外に出ていくのではないかというテンションでした。こんな風に雨が降ると大人はがっかりして気が滅入ることが多いものですが、子どもたちはお天気が悪ければ悪いなりに楽しいことを見つけ過ごしています。今朝は5歳児のMちゃんと4歳児のKちゃんが「晴耕雨読」よろしく、二階の絵本コーナーのベンチに座り夢中で絵本を読んでいましたが、Mちゃんが声を出しながら読んでいたのにはびっくりでした。これから雨の日が続くようになった時もこんな風に楽しく過ごしてもらえることを願うものです。
5歳児の様子
2020/06/18
花の日のメッセージをお届け!「Hさんいつもありがとうございます」。お泊まり保育に向けた焼きそば作り。子どもたちがお昼寝している間に、当日出かけられそうなところを下見に・・・。
今日も色々ありました
2020/06/18
不思議なことに先生たちが指定休や振休を取り、保育に必要な基準ギリギリな時に限って様々なことが起きるものです。今日も3歳児てんし組のS君が園庭で怪我をしてしまい病院へ行くことになってしまったのですが、病院から帰ると2歳児つき組のA先生が「園長先生、園庭にネズミかモグラだと思うのが死んでいるのですが、ちょっと見ていただけますか?」と困った表情で伝えにきました。そこで早速A先生が見つけたという現場に案内してもらったのですが、動揺していたのか発見現場が直ぐに見つけられず行ったり来たり。しかし、落ち葉の下にフサフサした小さな黒いモグラが死んでいました。そのモグラを火ばさみで摘みあげるとA先生は後退りするのに、モグラ見たさにNちゃんやNちゃん、H君などたくさんの子どもたちがどんどん近づいてくるのです。そこで触らないことをお願いし僕の手の上に載せ見てもらいました。普段、土の下で生活しているモグラを見ることなどできないこともあり子どもたちは興味津々!しばし、観察してもらい、埋めてあげましたが、見たことのない生物を見る子どもたちの表情、目の輝きが印象的でした。目の輝きといえば、田植えや稲刈りでお世話になっているHさんに、今日花の日礼拝のお花を5歳児が渡してくれました。隣接する体育館で卓球を終えたHさんが出てくるのを待っていた子どもたちがM先生と一緒に「いつもありがとう!」とお礼を言いながらお花とメッセージカード(お手紙)を渡したところ、卓球仲間のご婦人たちがHさんの周りにやってきて「あら、どうしたの?父の日だから?」と前述の子ども同様興味津々!そして、メッセージカードを読んで「花の日の礼拝のプレゼント!」とニコニコなさっていましたが、このご婦人たちにも「花の日礼拝」の意味が伝わったことでしょう。
さて、お泊まり保育まで約1ヶ月となった5歳時は何を食べるか、何をして遊ぶかなど連日話し合いを重ねているようですが、今日は夕食のメニューの候補に上がっている焼きそば作りに取り組んでいました。上手に出来上がり大喜びしなが話し合いをしていると思いきや、今年も子どもたちに不思議な手紙が届き、お昼寝後にはその手紙に書かれていたことに関する不思議な貝殻を園庭で見つけるなど、お泊まり保育に向けて更に気持ちが高まって来ていることが伝わって来ます。しかし、そんな中に不安を抱えている子どもたちもいます。そんな子どもたちも喜んで(安心して)当日を迎えられますように・・・。
今日の様子
2020/06/17
隣接するグランドの様子、味噌づくりの期待が高まるような園舎内のディスプレイ、朝から県内各地で目撃された、未確認飛行物体。
採用について
採用情報から各種文章まで、ご報告。