保育日誌
下記よりご希望の保育園をご選択下さい
台風の影響①
2021/07/27



昨日帰宅する電車の車窓から綺麗な夕焼けが見えていたのに天気予報では台風の影響で雨が降り風も強まることが伝えられ、電車も運休する路線が予告されていました。そこで今朝は車での出勤したのですが、仙台を出て保育園に着くまで雨に降られることもなく「本当に台風が近づいているの?」といった空模様。ところが、7時を回った途端、音を立てて雨が降り始めたため、予報通りこの調子で一日雨が降り続くことを覚悟しました。先生たちも同様で、今日は保育室やホールやランチルームを使い過ごす計画を立て3歳児てんし組ではK君のお誕生会のためにいらして下さったお父さんお母さんも一緒に過ごして下さいました。お隣のひつじ組の子どもたちは保育室前の廊下や絵本コーナーも有効利用し、5歳児のお泊まり保育で使った小道具やコーナー遊びを楽しんでいたのですが、段ボール製のロボットにHちゃんとM君がぎゅうぎゅう詰めになりながらも二人で入っていたことと、その傍らでロボットが怖くて泣きそうになっているHちゃんがいたことが傑作でした。4歳児は畑で収穫したニンジンやキュウリを使ってサラダ作りに取り組んでいましたが、外遊びをしている時以上に輝いていました。あい組の女の子たちはレストランごっこをしてるのかテーブルと椅子を並べ、お皿を並べて遊んでいました。5歳児は予定を早め、急遽味噌の天地返しをすることになりましたが、デパートのエレベーターで中層階に上ったような容器や屋上を通り過ぎてしまったような容器とベタベタするものの味噌の良い香りに「もう出来たんじゃない?」と興奮する子どもたちの姿が見られました。今日の作業のお陰で昨日までの味噌の香りは薄まりました。次また芳しい香りが漂って来た時はまたエレベーター現象が起きていることも考えられます。目(視覚)だけでなく鼻(嗅覚)も駆使して更なる熟成を期待したいと思います。昨年も暑い夏でしたが今年のように発酵したことにより蓋が外れてしまうことはありませんでした。何はともあれ、良い状態で熟成が進んでいる味噌の容器を落としてしまったり、作業の途中で溢れてしまったりすることが心配だった今年の天地返しはある意味、味噌作りの時より大変な作業だったように思えました。
午前中こんな具合に過ごしていましたが、お昼頃には雨が上がり青空が見られ夏の陽射しが降り注ぐのですからびっくりでした。午後はお天気になったことで午前中、園舎内で過ごさなければなかった子どもたちが今日も嬉しそうに過ごすことが出来ました。しかし、台風は今晩から明日の明け方には間違いなく県内に雨と風の影響を与えそうですが、大きな被害が出ないことを祈ります。
ぼくらはみんないきている!
2021/07/26



毎週月曜日は礼拝の日、0・1・2歳児は各保育室で、3・4・5歳児は2階ホールで各年齢ごとに守ります。この数週間(数ヵ月)は大人でも難しい旧約聖書の中からのお話ということもあり子どもたちにどのように話せば(伝えれば)いいか困ってしまうことがあります。そうかと思えば子どもたちが喜んで聞いてくれるところもあり、その一つが今日のサムエル記上17章41-54節に記されている小さなダビデ少年がゴリアトという大男を石投げ機で倒す「ダビデとゴリアト」のお話です。このお話に限らず、先生たちは出来る限りその日の聖書の箇所に合った讃美歌を子どもたちと歌うようにしてくれていて、今日も♪「おそいくるライオン」を歌ってくれたのですが、一番の♪「おそいくるライオンとらえ せめてくる ゴリアトたおす~」の「ゴリアトたおす」の歌詞の部分がどうしても「ゴリラをたおす」になってしまうのです。ふざけているわけでも受けを狙っている訳でもなくです。そんな風に大きな声で真剣に歌う様子が可笑しく、そして可愛らしく本当は「ゴリラじゃなくゴリアトだよ」と正確な歌詞を伝えるべきでしょうが、訂正することなくニヤニヤしながら聞かせてもらってます。しかし、聖書の箇所に合わせて讃美歌を歌うことから「ゴリラをたおす~」を聞くことができなくなり、別な曲を間違えて歌う姿が見られることでしょう。
さて、土曜日は保育が行われましたが、先週はお休みがあり、その間に畑の野菜たちが見事に育っていました。特にトマト畑は見事に育った赤い実を収穫しようにも大人では到底入っていくことができないくらいに生い茂りトンネルができています。たった数㍍の小さな畑のトンネルですが、そこをくぐって行けば、「ト〇ロ」や「Field of Dreams」(1989年公開のアメリカ映画)のような素敵な世界が広がっているのかも知れません。そんなトマト畑の隣で4歳児が育てているニンジン。そのニンジンを使って料理をするために収穫していましたが、スーパーでは絶対に並んでいない(売っていない)細かったり、セクシーだったりするニンジンが収穫できました。このニンジン、連日収穫されているキュウリと共に調理されるようですが、好き嫌いなく喜んで食べてくれることを願うものです。
長くなりましたが、最後に・・・。2階倉庫で熟成されている5歳児の味噌!最近いい匂いがしていることは分かっていたのですが、礼拝後椅子を片付けようと倉庫に入ると、これまで以上に倉庫に香りが充満しているので「????」どうしたのだろうと味噌を見てみると、このところの暖かさが影響したのか容器の底にスペースができ、今にも溢れ出そうになっている容器が原因だったことが分かりました。そこで、主任のY先生と応急処置をしたのですが、今週木曜日に予定していた天地返しを早めなければならなそうです。これまで見たこともない現象が心配になり、S味噌屋さんに状況をお伝えしたところ、順調に発酵熟成が進みうまみ成分が溢れているとのことでホッと胸をなで下ろしたのですが、本当に味噌が生きていることを実感させてもらいました。
いいなあ
2021/07/21



冬、毎日のように雪が降り続いたり、真冬日が続いたりすると「早く暑い夏になるといいなあ」と思い、夏、連日のように雨も降らずジメジメした湿度の高い真夏日が続いたりすると「早く涼しい冬になるといいな」と思う方もいるのではないでしょうか?今日も少し動いただけで背が流れるような暑い一日となりましたが、3歳児は念願のプールでの水遊びを楽しみながら暑さを凌ぐことが出来ました。その近くでは、1・2歳児もタライや小さなプールに水を張ってもらい、行水を楽しみ、4歳児あい組の子どもたちは担任のN先生にホースで水を掛けてもらうなどして涼を楽しんでいました。また、今朝、朝番担当だった5歳児めぐみ組のM先生は、昨日収穫しザルに入れて冷蔵庫で冷やしてくれていたトマトを抱え「トマトはいかがですか?」と園庭に触れて歩き、子どもたちに食べてもらっていました。嬉しいことに「園長先生は食べましたか?黄色いトマト甘くて美味しいのでよければどうぞ」と声をかけてくれて、一つ頂くことが出来ました。暑さの中、しっかりと冷えた、甘いトマトは格別な味でした。格別な味といえば、いつもは職員室で主任のY先生、事務のOさんと一緒に給食を食べていますが、今日は3歳児ひつじ組の子どもたちと一緒にランチルームで食べました。何の予告もなく突然現れた園長になぜ?と不思議がる子どもたちもいましたが、幸いなことに嫌がられることなく、H君、Hちゃんと一緒のテーブルにお邪魔させてもらいました。しかも、H君もHちゃんも当たり前のように茶碗に付いてなかなか取れないご飯粒をとって欲しくて「あつまれしてください」と当たり前のように茶碗を手渡してくれるのです!そうかと思えば、Y君は歯ブラシを持ってきて「園長先生仕上げして」とのオーダーが入るのですから「いいなあ」と思ってしまいました。久しぶりに子どもたちと一緒に食べたからこそ「いいなあ」と思えるのかも知れませんが、これが毎日である先生たちは給食を味わう余裕などなく、掻き込んで食べなければならないこともあり僕のような心境になることはなかなかないことでしょう。もし許してもらえるなら、今度は別なクラスの子どもたちとも一緒に食べたいと思います。
そうそう、これまで「いいなあ」と思いながら経験したことがないこと、それは、軽トラの荷台でオープンカー感覚を味わうことです。毎週末、ゴミを捨てに行くために軽トラックを定位置から厨房裏の出入り口まで移動するのですが、その際、時々子どもたちを乗せてあげることがあります。今日も乗りたいと言う5歳児のぞみ組の子どもたち数人を荷台に乗せてあげたのですが、荷台から嬉しそうな声が響いて来るのですが僕は運転する、そんな声と嬉しそうな顔をミラーで見るだけ。いつか子どもたちと同じ気分を味わってみたいものです。
長くなりましたが、紆余曲折ありながら始まるTOKYO2020オリンピック・パラリンピック。仙台駅には随分前から横断幕が掲げられていますが、正直オリンピックが行われると言う雰囲気は全く感じられません。そんな中でも練習を重ねて来た選手の方々は金メダルを目指すことでしょう。色々な意味で記憶と記録に残るであろうオリンピック・パラリンピック、夏休みに入った子どもたちが「いいなあ」と思うような大会になること、そして何よりも無事に終わりますよう祈るものです。
驚きと喜び
2021/07/20



ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」そんな諺があるほどトマトは栄養のある野菜ですが大人、子ども問わず好き嫌いがはっきりしている野菜の一つと言えるでしょう。ところが、保育園の子どもたちを見ていると、園庭の畑で次々と色づくトマトを見つけると食べたいという衝動を抑えられないらしく「ねえ、先生。トマト赤くなってるよ。食べていい?」と先生たちに確認し、OKしてもらうと嬉しそうに摘み取り水道で洗って美味しそうに食べています。そんな姿・様子を見ていると意外とトマト嫌いは少ないのでは・・・?!と思えてしまうのです。今日も多くの子どもたちが朝番担当だった4歳児あい組のN先生に食べていいか聞いてから赤・きいろ・オレンジと様々な色のトマトを数食べていたのですが、その後、5歳児めぐみ組のM先生も子どもたちと一緒に収穫してもザルに結構な数のトマトを収穫できるのですからびっくりです。中には自分たちの顔の半分ぐらいありそうな大きなサイズに実ったトマトを収穫し嬉しそうな表情が見られました。そうかと思えば、3歳児ひつじ組のY君は切ってもらったトマトをスイカの皮を残すように中央部分だけを食べ、ほとんどの部分をゴミ箱へ捨てていたようなので「トマトは全部食べられるんだよ」と教えてあげたところ、少し戸惑いながら残さず食べることができてニコッと笑っていました。それにしても、種の部分がトマト嫌いの原因となることもある中央部分だけを食べるY君の様子に僕が青くなりそうでした。
さて、話は一転しますが、6月園庭の巣箱からシジュウカラが巣立った後、巣箱が掛けられていた木の近くの木に直径1㎝ほどの丸い穴が開けられていることに気づきました。キツツキの巣そっくりではあるけれど、どう考えても小さすぎるので、途中で作ることを放棄したのだと思っていました。その一方で、なぜ誰が作ったのか、その後どうなったか頭の片隅に残っていました。そこで、昨日その穴を覗いてみると黒い何かがいる様子。そこで落ちていた枝で穴の中をつついてみると、どうやら穴は深さもあるようで隠れてしまうので、蛾が寝床にしているのだろうと思いそーっとしておくことにしました。そして今日、改めて覗きに行ってみると、明らかに蛾ではない別な生き物がいることがわかったので、またしても枝でつついてみると、威嚇しているのか怯えているのか黒くて大きな生き物が結構な大きさの羽音をたてるのです。穴から見えた部分の形・大きさからハチであろうことはわかったのですが、念のため調べて見たところクマバチの巣であろうことがわかりました。余程のことがないと人間に危害を加えることのない丸くて可愛らしいクマバチが一体どのようにあんなに上手な穴を開けるのか不思議でならないのですが、それ以前に、木に穴を開ける巣にする蜂がいること、それがクマバチであることを知り、また一つお勉強になりました。
始まったばかりなのに
2021/07/19



梅雨が明けた途端、全国から連日聞こえてくる真夏日や猛暑日。今日も予報通り朝から太陽が照り付け、グングン気温が上昇するとの予報だったため、先週お泊まり保育を終え退勤する時、2階ホールと1階ランチルームのロールブラインドを降ろして帰宅したのですがどれだけ効果があったことやら・・・。そこで、熱中症やRSウイルス、コロナウイルスの感染予防を図りながら保育室はもちろん、ランチルームもホールも職員室も朝からエアコンを入れ全館冷房にしました。そのため、汗だくになり顔を真っ赤にして外遊びをしていた子どもたちも先生たちも園舎内でクールダウンすることが出来ます。ところが、子どもたちは暑くても外で遊ぶことに抵抗はなく、それどころか、外で遊ぶことが楽しくて仕方がないのです。夕方気温がまだ30℃を超える中「ねえ園長先生ちょっと来てと園庭から子どもたちが誘ってくれるので行ってみると5月末、園庭中央に作った木製アスレチックのケヤキの皮を子どもたちが剥がしてくれていたのです。どうやら滑り台のように遊ぶには皮が剥がれそうになっていると滑りにくいことに気づいた子どもたちが自主的に作業に取り組んでいたのですから、「自分たちで考える力」や「生きる力」がしっかりと育っていることが伝わって来ました。そうかと思えば「ねえ、園長先生、セミの抜け殻欲しいんだけどどこにるの?」と尋ねてきます。そんな子どもたちにセミの幼虫は土の中から出てくるので穴が空いているところを見つけ、その近くの木の裏側から枝や葉っぱを見てみるように教えてあげながら一緒に探してみました。するとどうでしょう、案の定、桜の木(枝)に抜け殻を発見することができました。これには子どもたちもびっくりしたようで「すっげ〜!僕にちょうだい」と大騒ぎとなりました。そこで、「そんなに抜け殻が欲しければ、不動公園に行ってみな。たくさんあると思うよ」と毎年驚くほどのセミが羽化していると思われる不動公園そ教えてあげました。さて、どこに抜け殻がある(いる)か見つけられるでしょうか・・・?探してみてください。
何はともあれ、今年の夏はまだまだ始まったばかりですが、今日のような天気がしばらく続くようですので保護者の皆さんも熱中症等に気をつけてお過ごし下さい。
一夜明けて
2021/07/17



「お泊まり保育」2日目で最終日の今日も朝から夏の日差しが差し込みました。4時頃、少しずつ空が明るくなり始めますが、昨日、暑さの中、汗だくになり目一杯体を動かし、また、楽しいことがいっぱいで心も満たされた子どもたちは心身ともに疲れていたため、まだまだ夢の中でした。そんな子どもたちの寝姿はダンゴムシやクライマー、バンジージャンプやイナバウアーをしているようで見ていて飽きませんでした。そして、そんな子どもたちに混じって事故や怪我がないように見守りながら一緒に過ごしてくれたM先生やK先生も泥のように眠っていました。起床、片付け、朝食を終え、子どもたち全員を無事保護者の皆さんの元にお返しすることが出来ホッとすることが出来ました。たった一晩で精神的に一回り成長したであろう子どもたち同様先生たちも充実感と安堵感に満たされていたように感じます。本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。このお泊まり保育のために様々なご理解・ご協力をいただいたのぞみ組・めぐみ組の保護者の皆さん、今日土曜日の家庭保育にご理解ご協力くださった保護者の皆様、有難うございました。本音を言えば、コロナ禍に加え、RSウイルス感染症の対応に悩まされるお泊まり保育でしたが無事に終えることが出来て一番ホッとしているのは何を隠そう僕であることは言うまでもありません・・・。
決して忘れてはならないこと!
2021/07/16

今日みんなが笑顔と歓声を上げながら遊んだ公園は、2011年3月11日に起きた巨大地震とその後の巨大津波によって大きな被害に遭った地にあります。多くの子どもたちがローラー滑り台を楽しんでいるとき、穏やかにしか見えない海から、津波がやってきたあの日を思い、亡くなった多くの方々の無念と家族の方々の悲しみ、そして今、私たちがこうして楽しく過ごせていることに感謝し、様々な困難を乗り越えられるように一人心の中で祈りました。
お泊まり保育の夜
2021/07/16



夕飯作り、キャンプファイヤー、花火、全てを堪能し、子どもたちはぐっすり眠りにつきました。保護者の方々は「お迎えに来てください」という連絡が入らないか、また、いつもと違う家の雰囲気(様子)に違和感や寂しさを感じていたかと思いますが、安心してお休みください。そうそう、大河原の真夜中の空はいつも見ている仙台の空と比較にならないほど星が綺麗で子どもたちにも見せてあげたい・見て欲しいと思いました。これもお泊まり保育だからこそ感じることができた出来事でした。
克服
2021/07/16



いつもならまだ登園していない早い時間に4歳児あい組のH君がヘルメット被り母さんの自転車に乗ってやってきました。しかし、7時半前という時間を考えると見間違えだろうと思ったら、そうではなくやはりH君なのです。一体どうしのかと思い「おはようございます!どうしたの?」と声をかけたのですが、カバンを持っていないことと空っぽの飼育ケースを手にしていること、そして「まだご飯を食べてないんだけど・・・」という返事から、朝のお勤めをしに来たことは明らか!そうです、昨日仕掛けた虫捕り用のトラップに何か掛かっていないか確認しに来たのです。せっかくなので「どうぞ!園庭のトラップも見に行ってごらん」との声がけに「誰かいるかなあ?程度の思いで来て見たのですが、こんな時間にいらしてるんですか?」と驚いた様子。しかし、園庭のトラップも確認できるというまさかの展開に嬉しそうに園庭のトラップも確認しに行きましたが、残念なことのどちらのトラップにも虫はかかっていませんでした。虫を求め、朝早くから来て見たものの収穫なしで帰り、朝食を食べて再度登園するのが可哀想に思えたので「じゃあ、赤くなったトマトがあるから朝ご飯に食べて」とトマトを3つ取ってあげると「僕トマト嫌いなんだよね」というまさかの返事が・・・。それでもせっかくだからとプレゼントしてあげました。それからしばらくして登園してきたH君にトマトを食べてかどうか聞いてみたとこと、「少し食べてみたけど・・・」H君がトマト嫌いだったとは何だか意外な気がしましたが、今日の様子を見る限り生のトマト嫌いを克服するのは少し時間が必要そうです。
さて、新型コロナウイルスがまだまだ収束しない中、RSウイルス感染症が流行りお休みの子が増えたことで、お泊まり保育を実行していいかどうか難しい判断を求められましたが、予定通り岩沼海浜緑地公園へ出掛けて来ました。昨日までの曇り空が嘘のような青空が広がり、気温も30度を超えるという嬉しいような困ったような天気。そこで、暑さの中でお弁当を食べるのは様々なリスクがあると判断しお弁当は園で食べるように保育室へ置いて出かけました。現地は海岸からの風もあり保育園よりず〜っと涼しく感じましたが、保育園の近くにある公園にも園庭にもない遊具で遊ぶことができて大喜びでした。めぐみ組のA君んはあまりの暑さに少々体調を崩しかけたものの、エアコンが効いたバスで少し眠れたことで元気が戻りその後はみんなと一緒に活動できました。園に戻って、お弁当を食べ、係ごとに分かれて夕食を作る準備を行い、夕食を食べた後は、先生たちによるお楽しみを見せてもらい、キャンプファイヤー、花火など楽しみにしていた全てを堪能しました。このように思い切り遊んだことで疲れもあったのでしょう。Iさんによるハープの音色を子守唄にしてみんな眠りにつきました。中には「お泊まり保育」が心配でならなかった子どもたちもいましたが、そんな心配を克服して、眠りにつきました。明日の朝、みんながどんな表情で目を覚ますか楽しみでなりません。反対に、泊まりたかったけれど体調を崩して泊まることができなかった子どもたちの体調が少しでも早く良くなることを祈ります。
お願いです
2021/07/15



各地から梅雨明けのニュースが伝えられるようになりましたが、園庭から聞こえていたカエルの鳴き声に代わってどこからともなくセミの鳴き声が響くようになり、暑さに拍車がかかるだけでなく東北でも梅雨が明する気配を感じられる一日となりました。夕方、5歳児の男の子たちがセミが脱ぎ捨てた抜け殻を見つけ、壊れないようにそ〜っと掴んで「見て見つけたよ」と見せてくれたのですが、めぐみ組のS君が見せてくれたのは抜け殻ではなく、今晩か明日の朝に羽化するであろう幼虫を見つけドヤ顔で見せに来てくれるではありませんか!クワガタやカナブンであれば「お家に持って帰って育てたら?」と声をかけるところですが、数年間土の中で過ごし、やっと地上に出てきてこれから恋愛相手を見つけなければならないのですから、さすがに「連れて帰ったら」とは言えず「セミになって戻って来てもらえるように逃がしてあげよう!」と伝え、近くにいたT先生に手渡し、子どもたちの手が届かないところに逃してもらいました。子どもたちに見つかってしまうというロスタイムを取り戻すかのように一気にそれなりの高さに逃してもらった(木に登ることができた)幼虫もホッとしたのでしょう、しっかり幹にしがみついていました。どうか無事に羽化し抜け殻を残してくれることを祈ります。そうそう、前述のS君「抜け殻」のことを「亡骸」と言っていて担任のM先生が笑いながら「『亡骸?』それって『抜け殻だよ』」と間髪入れずツッコミを入れていました。それにしても「亡骸」なんて言葉、どこで覚えるのでしょう?驚きです。
さて、虫好きの4歳児あい組のH君が虫を捕まえたくて昨年保育園の栗の木にトラップを仕掛けたのですが時期が遅く念願のカブトムシやクワガタを捕まえることができませんでした。そこで、昨年のうちから「来年こそ捕まえられるように仕掛けよう」と約束していました。その約束を忘れることなく、今朝、お家で作ったバナナ入りのトラップを2つ持って来ました。早速、担任のN先生に園庭と玄関前に仕掛けてもらったようですが、今年こそ念願の虫たちをゲットできますように!明日から毎日トラップを確認することがH君の日課になることでしょう。
採用について
採用情報から各種文章まで、ご報告。
