社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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シフトチェンジ

2021/09/27

4・5歳児は土曜日に「遊ぼう会」を終えたという達成感と満足感に満たされた表情で「園長先生おはよう!遊ぼう会楽しかった!」とか「遊ぼう会の後、◯◯に行って◯◯食べたんだ」と話しかけてくれました。体が冷えて風邪をひいてお休みする子がいるのでは?と心配していたこともあり、子どもたちの嬉しそうな表情と保護者の方々が早々に寄せて下さった「開催して下さってありがとうございました」との感想に雨の中での開催判断が救われたように思います。5歳児の担任は遊ぼう会を終えると嫌でも「クリスマス親子礼拝」を意識してしまうものですが、その前に来月は「遠足」だけでなく、臨時休園で延期になっている「夏祭り」も行う予定です。こんな風に保育園生活最後の行事を次々と終えていき気がつけば卒園式となってしまうのでしょう。こんな風に時間の流れや変化を表すかのように園庭の柿の木の実がオレンジ色に色付き畑に植えられた白菜も少しずつ結球し始めています。午後のおやつは少しずれたものの秋を象徴する「おはぎ」が提供されました。週末には10月になり、制服がある学校では衣替えとなりますが、僕も年度の後半をしっかりと歩めるように心身ともにシフトチェンジしなければ・・・。

なぜ!?

2026/10/25

昨日の朝、出勤した際に5歳児のぞみ組のHちゃんのお父さんにご挨拶すると「明日の遊ぼう会、今年も天気に悩まされそうですね」と心配そうに声を掛けられました。週間天気予報では雨の予報は出ていなかったと思っていた僕は一瞬「・・・・?」と思ったものの、何となく胸騒ぎがしてきました。そこでPCを立ち上げメールチュックも程々に大河原の天気予報をチェックすることにしました。すると☀️お日様マークが☁︎くもりマークになっているのです。まさか!と思ったものの天気は我々にはどうすることもできません。そんな僕の心配以上に天気予報をチェックしていた先生たちが「何だか天気が怪しくなっているんです」と言うのです。そして、当日の今日、外れて欲しかった天気予報が的中し雨が・・・。それでも、天気が回復するという天気予報を信じ、願い開催することを一斉メールにて連絡し準備に取り掛かりました。そんな中も降ったり止んだりを繰り返す雨。そして、メールを確認して下さり、天気を案じて下さったのでしょう、準備を手伝いに来てくださったR君のお父さんに感謝・感激させられました。着々と準備が進むと、遊ぼう会担当のN先生が天候回復を願って即席した“てるてるぼうず”がテントにぶら下げられた頃から雨脚が弱まりましたが、結局は終始降ったり止んだりを繰り返す中での開催となりました。それでもいつもと違い保護者の方々家族に見守れながらの遊ぼう会に子どもたちが喜んで過ごしてくれたことがその表情から十分伝わってきました。それでも雨の中の開催、そして4・5歳児だけのプログラムとなった「遊ぼう会」本当によかったどうか、そして、多くの乳幼児施設で行われている「運動会」の起源を保育者が学び直し、その運動会から派生しているこの行事そのものを考える時代になっているように思えました。何はともあれ、雨の降る中ご参加頂けたこと、大きな事故や怪我なく行えたこと、片付けや荒れたグランドの整備など多くの方々にお手伝い頂けたこと、そして家庭保育にご協力下さった0〜3歳児の保護者の皆さんに感謝いたします。雨に濡れた子どもたち、保護者のみなさん、先生たちが体調を崩すことがないことを祈ります。

たくさん!

2021/09/24

秋が深まるのと比例するようにたくさんのトンボたちが園庭を気持ちよさそうに乱舞し、枝やフェンスなどでひと休みしています。子どもたちはそのトンボを捕まえようと走り回っているのですが、思うように捕まえられず悔しそうにしている子どもがいるかと思えば、どこでどのように捕まえたのか、5歳児のぞみ組のHちゃんは左右の手に1匹づつのトンボを持ち「園長先生見て!こんなに捕まえたよ」と見せてくれるのですから、たくさんいるのに1匹も捕まえられない男の子や3・4歳児は「すっご〜い」「いいなあ」と驚きながら憧れと尊敬の眼差しでHちゃんを見ていました。イナゴ1匹と死んでしまったヒシバッタを入れた飼育ケースを持っていた4歳児あい組のM君は「じゃあ、こっちあげる」と言われたのですが、予想もしていなかったあまりに突然の出来事に一瞬間があり、その後「ありがとう」と言いながらイナゴに逃げられないようにそ〜っとケースの蓋を開けてトンボを入れてもらいニコニコ!しかも偶然にもトンボが死んでいるヒシバッタを食べるかのように抱き抱えたのですから「食べるのかなあ?」と尚びっくりしていました。
 一方、玄関前の栗の木から次々と栗が落ちてきていています。この休み中にT先生がまた綺麗に下草を刈ってくれたことで尚更落ちた栗が目立ち、拾い易かったこともあり、朝の掃き掃除の時間だけでたくさんの栗を拾い集めることができました。昨年に続き山では今年もどんぐりなどの木の実が不作で熊が里に下りてきているとニュースが伝えていましたが、保育園の栗の木は昨年以上にたくさんの実を付けているようです。とはいえ、全園児が食べるとなるとどう頑張っても足りません。今日拾った栗以外にも子どもたちと先生たちが拾った栗ができるだけたくさんの子どもたちの口に入るといいのですが・・・。
 さて、たくさんといえば、夕方4時、玄関は子どもたちをお迎えにいらした保護者の方々の靴で埋め尽くされました。いつもであればこんなことはないのですが今日は一体何があったのでしょう?あまりにもたくさんの靴があることに多くの方が「えっ?どうして?!」と言いながら靴を踏まないように飛び越えたり爪先立ちしたりして保育室へ向かっていました。でも今日に限って一体なぜ?僕もそう思いました。

素晴らしい!

2021/09/22

昨日の午後のおやつは十五夜に関連づけて「ふかしいも」だったと思いますが、今ごろになって給食のメニューのベーコンエッグも満月を象徴していた?そんなことに気付きました。そして、今日の午後のおやつも昨日の十五夜を思い出させるような「ずんだ団子」が提供されましたが、ずんだ餡出来合いを購入したものではなく、厨房で手作りされたずんだ餡でした。その色は仙台でも有名な「村◯餅屋」のずんだ餅と同じ自然な色合い。そんなこともあったのでしょう、5歳児のぞみ組のR先生によると、のぞみ組のYちゃんは、団子にわさびがかけられていると思ったというのです。確かに言われてみればおろしたての生わさびそっくりの色でしたが、もし、そうだったら、その量から考えても最近のテレビ番組では中々見ることができなくなった罰ゲームかロシアンルーレットそのものでしょう。5歳児にもなるとしっかりわさびの色や風味を知っているということ(証拠)。そして、子どもらしいYちゃんの疑問、発言、また、週末に迫った遊ぼう会の際、雰囲気を盛り上げるために張られる万国旗をとめるために使う竹を田植えや稲刈りでお世話になっているHさんに許可をいただき、山から切り出してきたのですが、そんなことからも、ここが日本であるということを感じさせてもらうには十分でした。そうそう、昨日の十五夜で月に帰ってしまったのでしょう、かぐや姫に出会うことはありませんでした。
 さて、子どもらしいといえば、5歳児のぞみ組・めぐみ組の保育室の前に飾られている先日の稲刈りの様子を描いた子どもたちの絵です。一人ひとり印象に残ったことが違っていることがその絵から伝わってきましたが、のぞみ組のR君の描いた絵の子どもの表情とたくさんのお米が実っている稲の捉え方がとてもインパクトがあり釘付けにさせられ、これもTシャツにプリントしたいと思わされました。そして、遊ぼう会が終わった時にもきっと描く(描かれる)であろう子どもたちの絵も今から楽しみです。

満月の十五夜

2021/09/21

今夜は十五夜・中秋の名月、しかも8年ぶりに満月と重なっているのだとか。そんな十五夜を子どもたちに伝えるべく栄養士のY先生は月見団子を作ってきてくれただけでなく、ススキ、コスモス、柿、ぶどう、栗などを持って出勤してくれて、玄関ホールに飾り付けてくれました。出来立てで柔らかそうな月見団子の他にも食欲を掻き立てる本物の果物が飾られているのですから子どもたちが黙って通り過ぎるはずはなく、給食の前後、おやつの時間など玄関ロビーを通るたびに、誰かしらが立ち止まり、誰も見ていなければ食べてしまうのでは?というぐらい飾ってある何かに触っているのです。春、桜が咲き、花見をするときには「花より団子」などと言われることがありますが、中秋の名月を愛でる時も子どもたちには「月より団子」なのでしょう。そんな子どもたちにも満月を見てもらえたらと思っていたのですが、午後から雲が広がり、退勤した時間にも大河原ではせっかくの満月も雲の陰に隠れ見ることはできませんでした。それでも、仙台駅から帰宅する途中、ビルと雲の間からチラッと見えた8年ぶりという満月と重なった中秋の名月、子どもたちも見ているといいなあ。そんなことを思いながら映像に残しました。
 さて、日中、子どもたちがバッタとトンボを夢中で追いかける足元に目を向けると、アリたちが忙しそうに巣を出入りしていることに気づきます。そんな彼らアリの姿から深まり行く秋、そして、その先に訪れる冬に備えて働いていることを思います。また、掃いても掃いても次から次へと落ちてくる桜の葉、先週植えられた白菜の苗が生き生きと育っている様子、バスや軽トラックの窓が毎朝朝露で濡れるようになっていることから、アリを見習いしばらくサボっていた薪づくりも本格的に再開しなければ・・・。

上物だよ

2021/09/17

今朝の新聞に塩釜港に水揚げされた「三陸塩竈ひがしもの」の名がつくブランドマグロのシーズンが到来したことが写真とともに掲載されていました。競りにかけられる前に仲買人が品定めしやすいように全て同じ向きに並べられたマグロたち、鮮度や色つや、脂の乗りを基準に厳選し、旬の味として仙台や首都圏の市場に初出荷されたそうです。そんなブランドマグロのようになどと書くことは適切ではありませんが、てんやわんや、大混乱の中、給食を食べ終えた(食べさせてもらった)0歳児ひかり組の子どもたちは満腹感で満足し、それまでの喧騒が嘘のように同じ向きを向いて眠りについていました。その姿は前述の「三陸塩竈ひがしもの」どころか、最高ブランドマグロとして有名な青森県大間で一本釣される天然クロマグロ以上の最高級品そのものです。そして、子どもたちを寝かせてから数十分後、気持ち良さそうに寝ている子どもたちの姿を見て「かわいいね」と言いながら給食を食べる担任たち、さすがプロ!さっきまでの必死な表情は全く見られませんでした。
さて、台風14号の影響に気を付けることが県からのメールや天気予報で呼びかけられました。これまで少々の雨の時はもちろん、台風のときにも特別なことはしてなかった車掌車のガラスが無くなっている窓に雨が吹き込まないようにビニールを貼りました。台風に慣れた地域の方々がオンボロの車両にくすんだビニール、それをガムテープで止める様子を見たら、「ほとんど役に立たたないのに何を無駄なことをしているんだろう」と笑うことでしょう。それでも、子どもたちに「すっご〜い!窓みたい」とか「プゼレント(プレゼントの意)みたい」と言われると最高な気分になるものです。一方、保育園の虫博士の一人として認定されるであろう4歳児あい組のH君は虫好きで子どもとは思えないような知識がありカマキリを飼育していたりしているのに、自分では虫を触る(捕まえる)ことができないため、驚いたことに保育園で餌となるバッタや蝶々を友だちに捕まえてもらうというのです。そんな訳で今日もカマキリの入った飼育ケースを持ってきたのですが残念なことにゲットならず持ち帰ることになりました。そんなとき、降園する時必ず玄関のメダカに釘付けになるという1歳児そら組のA君が鉢の中を泳ぐメダカを覗き込んでいる姿をお父さんが優しく見守ってくれています。とはいえ、ずっとそのままというわけにもいかないでしょうから「ねえA君、ほら、こっちにはカマキリが入っているんだよ」とH君の飼育ケースの存在を知らせてみました。すると狙いをメダカの鉢からH君のカマキリに変え夢中でケースのなかで動くカマキリを見ていました。H君はそんなA君の様子が嬉くて、心の中で「僕のカマキリもすごいでしょう!」そういっているように感じました。

しっかりと50年・100年先を見て

2021/09/16

国土の3分の2を森林に覆われているという日本。今、その日本の山で異変が起きているというのです。コロナ禍の影響でアメリカなどでは郊外に住宅を建てるなど、木材需要が高まったことで輸入材が不足し、国産材の価格が高騰するウッドショックが起こっています。そして、山の所有者に無断で木を伐採する“盗伐”が各地で起きているそうです。それだけではありません、伐採されたままのはげ山が放置され、ダムの役割も果たしていた木がなくなったことで土砂災害を引き起こす一つの要因となっているというのです。オリンピック・パラリンピックの舞台となった国立競技場でも国産の杉などがふんだんに利用されたようですが、木材として利用できるようになるには50年・100年という長い歳月が必要です。今回使われた木も、林業を生業にしていた先人が戦後に植林した杉やひのきが成熟した木材が使われたということになるのでしょう。これから暖炉(薪ストーブ)が使われるようになると、保育園に隣接する山から焚き付けに使う杉っ葉を拾い集めさせてもらっていますが、山を所有する方が入っている気配もなく山も荒廃しているように感じます。子どもたちが生まれるずっと前からここに立ち続けている木々たちがこれからどのように育ち、どのように使われていくのか、僕が生きているうちには見ることが出来ないと思いますが、そんな木々同様、子どもたちの50年・100年先の姿は見ることが出来ませんが、だからこそ、50年・100年先の姿をしっかりとイメージして子どもたちと過ごさなければならないことを思わされます。今日は10時頃まで小雨が降っていたこともあり、子どもたちは雨が上がるまでホールや保育室で過ごしていましたが、3歳児ひつじ組のY君、Y君、A君たちはいつも自分たちがしてもらっているように先生になりきって楽しそうに保育園ごっこ(絵本を読んであげる)をして遊んでいました。そんな楽しそうな姿や笑顔で給食を食べる姿、必死にオレンジを食べる様子を見ている限りでは50年・100年先も安泰でしょう。

何としても

2021/09/15

秋冬野菜を植える(種を蒔く)ために管理機(耕運機)をかけマルチシートが張られた畑にキャベツや白菜の苗が植えられ、大根の種が蒔かれました。暑かった夏には毎日のように植えた苗に水を掛ける姿が見られましたが、涼しくなったことを子どもながらに感じるからなのでしょう、さすがにジョウロを持って畑へという様子は見られません。これから少しずつ気温が下がっていき、冬には霜が降りてフワフワだった畑の土がカチカチに凍ってしまうことに初めて出会う子どもたちもいることと思います。人間の中にも暑い夏より寒い冬が好きという方がいる様に、寒い中でも野菜が育つ不思議さ興味を持って欲しいと思っています。そのためにも土の中で育ってくれているであろう“さつまいも”を掘ることを通し、トマトやきゅうり、なすのように地上で育つ野菜だけないことに気づいてもらえることでしょう。一方、僕には、お勧め頂き今年初めて育てた“おかひじき”の種を取る作業が待っています。このおかひじき子どもたちみんなが食べられるくらい収穫できることを楽しみにしていましたが、結果的には一人暮らしの先生が持ち帰ることができる程度の収穫となりました。それでも種だけはそれなりに取れそうな様子!来春、今度こそ願い通り収穫できることを願いながら大切に種取りをしなければ・・・。
 さて、まだ葉っぱと同じ色で中々見つけることが出来ない柿が少しずつ色付き始めると今年度入園した子どもたちの中に渋柿だと知らず、何としても食べると決めて、こっそりもぎ取って食べて(かじって)、その渋さに顔をしかめ吐き出す様子とそれをニヤニヤして見ている先輩たちの姿が見られるのももうすぐです。反対に水遊びを楽しむ姿は見られなくなっていくのですが、今日は思っていたより気温が上がったこともあり、夕方、2歳児つき組のM君とAちゃんがジョウロに水を汲んで遊び始めたのですが、M君には蛇口の位置が高過ぎるため水飲み場によじ登り蛇口をひねるけれど、蛇口がきつく締められていて水が出せないと知ると自分より身体が大きく力があると思ったのでしょう「ねえAちゃん水出してちょうだい」と懇願し、水を出してもらいながら楽しそうに遊んでいました。

旗が揺れる園庭と稲刈りの様子

2021/09/14

園庭で風に揺れる手作りの旗と稲刈りでお世話になった人生の先輩、物知りの先生たちとコンバイン以上にザリガニに夢中になっているメンズたち!

しらんがな!?

2021/09/14

いつも賑やかな園庭から、いつも以上に賑やかな子どもたちの歓声とはしゃいだ姿が見られました。その原因は、「親子で遊ぼう会」に向けて作った染紙の旗(万国旗)が園庭の子どもたちの頭上に張り巡らされ、遊ぼう会当日のような賑やかな雰囲気に大喜びしていたのです。早速その旗の下で4歳児あい組・はと組は綱引きをして大いに盛り上がっていました。この旗、当日を前に張り巡らすことで、旗(紙)が乾燥することや紐の長さやバランスを確認するという目的があるのですが、子どもたちには遊ぼう会が近付いているということが意識づけられ、一気にモチベーションが高まるということは言うまでもないようです。
 一方、5歳児は天気に恵まれ、予定通り「稲刈り」ができるとあって、朝から興奮気味!田んぼではHさんを含めたやる気満々の5人の田んぼの先生が子どもたちがやって来るのを待っていてくれました。ところが、いつもなら田んぼの先生よりも早く待ち構えていてくれている顔馴染みのテレビ局のカメラマンも新聞記者もお見えになっていません。するとHさんが「あれ、おかしいな?いつもなら俺たちより早く来てるTV局の人、今日は来てないけど・・・?!」とつぶやくのです。毎年、田植えと稲刈りの様子がニュースで取り上げられることをHさんも楽しみにしていて、たくさんのお友だちに「今日TVに出るから」と予告していたらしく、不思議がるというより残念そのもの・・・。そんなこともあり稲刈りが始まっても時折「おかしいなあ?」「日にち忘れたのかなあ?」とつぶやき、園の行事の際、来ていただいているカメラマンのMさんがドローンを飛ばして撮影を始めると田んぼの上空に現れたドローンを見て「なんだ!N〇K、ドローンで撮影しにきてくれたんだ」と喜ぶ姿が・・・。Hさんがこんな勘違いをするくらい取材を楽しみにして下さっていたのかと思うと複雑な思いでした。ちなみに稲刈りを終え職員室に戻ると事務のOさんが「ついさっき、N〇Kの方から、『稲刈り』いつですか?」と問い合わせの電話があったと言うではありませんか(@_@;)!先日、日程確認のお電話を戴いていたと聞いていたので、お分かりいただいていると思っていたので確認の連絡しなかったのが原因だったようで、残念であり申し訳なく思ってしまいました。TV局としてもコロナ禍にあっても、春の田植えも秋の稲刈りもしているという明るいニュースを伝えることを考えてくださっていたのかも知れません。そう考えると、朝、しっかりとお電話を入れるべきだったと反省させられました。そんなこんなのハプニングはありましたが、誰も怪我することなく園に戻り給食を食べ、お昼寝を終えた頃、子どもたちが刈ったところ以外の稲をコンバインで刈り取るというので見に行ったのですが、鎌で手や足を切ることがないように気を付けて刈ったのとは違い、あっという間に刈り取られていく様子に驚いていました。そうかと思えば、コンバインより、用水路にいたザリガニに夢中になるメンズたちも・・・。それもいい思い出になったことでしょう。全てを刈り終えるまで見ていると午後のおやつを食べる時間がどんどん遅くなるので作業の途中で切り上げて園に戻ることにしたのですが、その際、土手に「ひがんばな(彼岸花)」が咲いていたので一緒に歩いていた近くの子どもたちに「あの花なんていうか知ってる?」と聞いてみるとめぐみ組のS君が自慢げに「しらんがな」と答えてくれました。「しらんがな!?」と思ったのですが直ぐに分かりました。「しらんがな、シランガナ、知らんがな、ひがんばな」そうです、彼は「ひがんばな」の響きを「しらんがな」と覚えていたのです。求めていた答え・名前とは違っていたのに、は行い段の「ひ」、さ行い段の「し」など全ての段が一致していて「知らんがな」は「知らん」どことか、よく「知っている」ということ、そして「しらんがな」が何だか素敵な名前、正解に思えてしまいました。そうそう。2歳児ほし組の子どもたちは保育室が田んぼに一番近いこともあり、お昼寝後、聞こえてくるコンバインの作業音が気になり、何が行われているか見たくてバルコニーに出てきたものの見えません。そんな中からT君を抱っこして作業が見えるフェンスのところまで行くとコンバインの動きだけでなく、作業をサポートしている方の動き様子までしっかり見ていました。いずれにしても、人生の大先輩で物知りの田んぼの先生たち、特に病により声帯を切除して話すことが出来なくなったKさんとの関わりは多様性を求められる今、とても大切な時間になったことでしょう。本当にありがとうございました。

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