保育日誌
下記よりご希望の保育園をご選択下さい
自分のこととして
2021/11/02
先日の防犯訓練から日が経っていない今日、子どもたちがいつもと変わることなく遊んでいる午前中、主任のS先生から地震発生の園内放送が入り、先生たちと一緒に身を守るように指示がでました。このアナウンスに従い子どもたちは近くにいる先生たちの下へ集まり身をかがめ静かにしています。そこへ「地震は収まりました。でもまた地震が来るかもしれませんので、気を付けて遊びましょう」とのアナウンスが入るとまた自由に遊び始めます。ところは程なくして、今度は♪ピンポンパンポ~ンという音が響き、今度は「これは練習です!保育園の隣の山が火事になりました。先生たちと一緒に逃げてください」という園内放送が響きました。外遊びをしていた子どもたちは近くにいた先生たちのところへ集まり、あっという間に避難することができました。一方、外遊びを始めるためバルコニーで準備をしていた0・1歳児は散歩の際に使う車に乗ったり先生たちに抱き抱えられて避難しました。非常ベルが鳴り、避難指示が出されてから「全園児無事避難できました」と僕に告げられるまで要した時間、僅か3分程度!子どもたちの避難の様子だけでなく通報訓練その様子を見てくださっていた消防署の隊員に上手に避難することができたことを褒めてもらい、その後、先生たちが水消火器を使っての消火訓練、そして、楽しみで仕方なかった消防車の見学、そして署から持参くださった子ども用のファイヤーマンコート着てヘルメットを被り記念撮影など子どもたちにとって最高に楽しい時間となったようです。ほぼ毎日暖炉(薪ストーブ)が焚かれ、今月はやきいもの予定があるなど、火に触れる機会があります。今一度、火の有り難さとともに火の怖さを子どもたちと考えながら過ごさなければならないことを再認識することができました。
一方、二日前に京王線で起きた刺傷事件、もし日々利用している東北本線で我が身に同じようなことが起こったらどのようように対応すべきか、できるか想像してみたとき、きっと何もできず呆然とすることだけが頭に浮かびゾッとさせられました。物騒な事件が増えたとはいえ世界的に考えるとまだまだ安心安全な日本。そして時刻表など見る必要なく次々と時間通りにやって来る首都圏の電車。しかし、改めて考えてみると密室と言える電車。事件や事故は自分とは縁はないものではなく命を守るため自分のこととして考える必要があることを思わされました。
霜月になりました。
2021/11/01
オリンピック・パラリンピックの開催により、祝祭日がない中、「親子で遊ぼう会」や「遠足」など行事を行い無事に一ヶ月を終え11月を迎えることができました。朝夕一段と気温が下がり、霜が降りてくる時期であることから11月には「霜月」という呼び名が付けられているようです。それを証明するかのように朝の冷え込みで車掌車がすっかり冷たくなり、子どもたちが指で落書きをして遊んでいます。そして、あんなに飛んでいたトンボも日に日に少なくなり、羽根がボロボロになってしまい動きも鈍くなったトンボを子どもたちが簡単に捕まえられるようになりました。また、忙しそうに働いていたアリの姿も見られなくなり、夕方になるとうるさいぐらいに鳴いていた秋の虫たちの声も聞かれなくなりました。そして、職員室の前のバルコニーに現れた動きがとてもゆっくりになった大きなキリギリスは暖かい太陽の日差しを浴びて喜んでいたように思えました。一方、先週末、やけに慌ただしく動き回っていたので気になっていたペットボトルで飼育していたマツモ虫、今朝出勤してすぐにボトルを確認して見ると、これまでであればちょっとした刺激を与えるだけで泳ぎ出したのに、今日はそんな様子はなくボトルの底から動こくことなく一生を終えていました。金曜日の様子から何となく予感はしていたものの、約一ヶ月、餌となる虫を与え観察していたこともあり、残念で、異変を感じた時点で昆虫公園の近くの水溜りに逃してあげればよかったと後悔・反省しています。
さて、先週いもほりを終えた畑は子どもたちが泥んこ遊びや幼虫探しをするのに格好のスペースとなり、スコップやシャベルで掘られ月面のクレーターのような凸凹の穴が出来ていましたが、その隣の畑では大根やかぶ、白菜が立派に育っています。今月末にhクリスマスを迎える準備が始まりますが、その頃には雪虫が飛ぶようになることでしょう。季節は確実に冬へ向かっています。
嬉しいね
2021/10/29
カラスが食べに来ているということは、きっと甘くなっているはず。そこで4歳児はと組の子どもたちに「園長先生食べたいから取って」と言われたので真っ赤に熟し柔らかくなっていた柿を取って、W先生に分けてもらったところ、全く渋が感じられない甘い柿になっていて美味しく食べられたとのこと。よかったね。うみ組のH君は結構な高さの丸太の上に座ることができてご満悦でした。0歳児ひかり組のバルコニーには来週の保育に向けてきれいに洗濯された人形やボールが乾かされていました。
いもの蔓の有効利用!?
2021/10/29
「Haunted house(幽霊屋敷)」と縄跳びならぬ、「蔓跳び」に、「本格的なカモフラージュ」
芋掘りの様子
2021/10/29
こんな大きなお芋を掘ることができました。さて、どうやって食べようかなあ?
心配ご無用
2021/10/29
余程、僕が貧相に見えたのでしょうか。今朝、いつものように園舎の消毒作業をしていて西側階段の手摺りや玄関扉などを消毒していると、てんし組のHちゃんが階段を上ったところから僕を見下ろして「ねえ、園長先生、ちゃんとご飯食べてる?」急にそう聞いて来ました。「うん!食べてるけどどうして?」と会話をしていると、玄関のところにいた5歳児のぞみ組のお母さんにもその声が聞こえたらしく「おっかしい!何だか一人暮らししている息子がご飯食べているかどうか心配しているお母さんのようですよね」と大笑いしながら出勤していかれました。保育をしていると日々子どもたちの言葉に笑わされたり、そんな言葉どこで覚えてきたの?と驚かされたりしているので、我々には特別感はなかったとしても、Hちゃんのお母さんには衝撃的であり、大笑いに繋がったのでしょう。それにしてもなぜHちゃんは僕がご飯を食べているかどうか気になったのか?分からぬままです。
さて、今日は昨日3歳児がしっかり準備をしてくれた園庭の畑で待望の「いもほり」を行いました。全園児が一堂に掘ることはできないため、時間を区切っての活動となりました。そんなこともあり、5歳児が掘る時には1人一本などと言うことなど無理な状況になってしまったため、途中から掘り起こした芋を先生たちが埋めて、それを子どもたちが探す芋探しとしましたが、それも子どもたちには楽しかったようで夢中で探していました。今年は昨年のようにモグラなどに食べられることもなく結構な大きさの立派な芋たちを収穫できたので、今度は焼き芋を楽しみに準備をすることでしょう。ところで、例年捨てられてしまうだけの芋の蔓ですが戦時中は食べられていたと聞いたことがあります。ところが保育園では食べることはありませんが、先生たちが縄跳びの縄の代わりに蔓を回していたり、迷彩服を来ているT先生が野営訓練をするかのように頭に蔓を巻き付けていたり・・・。そして極め付けは、園庭中央の家の2階に蔓を運び、あちこちにディスプレーしているではありませんか!ハロウィーンの時期ということもあり、その様子はさながらHaunted house(幽霊屋敷)といったところでしたが、子どもたちは楽しく遊ぶためによく考えるものだと感心させられました。
長くなりましたが、最後に・・・。うみ組のH君たちが芋掘りの様子を見た後、担任のT先生に手を繋いでもらって園庭中央の丸太の遊具で遊んでいたのですが、落ちることなく、楽しく遊べるように僕もサポートさせてもらったところ、H君は自分の背よりも高い所へ上ったことを実感したようで表情が強ばった感はありましたが安定したところに座ってもらった途端、安心したのか、満足したのかニコッと微笑んでいました。
よかったね!②
2021/10/28
明日の芋掘りのために、3歳児てんし組・ひつじ組の子どもたちが伸びた蔓を切り、マルチシートを外してくれました。すると、天使組のHちゃんが自分の手くらいに大きなカエルを見つけたそうです。そのカエルを大切そうに握りしめ観察するかのように眺めていました。こんな風にカエルを握っていられるのは何歳まででしょうか?
朝、2歳児ほし組のYちゃん、T君、I君たちはお人形を抱っこしたり、おんぶしたりごっこ遊びを楽しんでいました。
よかったね!
2021/10/28
春に田植え、秋には稲刈りをさせていただいたお米が精米されて届いて以来、ずっと食べられることを楽しみにしていた5歳児たち。「遊ぼう会」や「遠足」を終え、一段落したこともあり、今日、遂に園庭にかまどを準備して羽釜でご飯を炊いて、お米をくださったHたち、田んぼの先生たちと一緒に外で食べることができました。お泊り保育を迎えるまで、何度となくご飯炊きを経験し上手に炊けるようになったというのに、焦げ付かせたり、おかゆのような柔らかいご飯になってしまうことを心配し、数日前から心配そうにしていたのぞみ組のR先生。しかし、水加減も火加減もよかったようで、炊飯器ではできない美味しそうな「おこげ」付きのご飯が炊きあがりました。炊きあがるまでの間、子どもたちが楽しめるように先生たちが準備してくれたマシュマロを炙って(焼いて)食べていましたが、中には炙るを通り越し、ごまのおはぎのように真っ黒になってしまい「(@_@。」困った表情を見せる子も・・・。反対にHさんたちは「久しぶりにかまどで炊いたご飯食べた」と大喜びして食べていました。
さて、5歳児がご飯炊きをする前、3歳児が明日のいもほりのために、伸びた芋の蔓を切り、雑草が生えることや土の感想を抑えるためのマルチシートを外し準備をしてくれたのですが、てんし組のHちゃんが葉っぱの陰で寒さを凌いでいたのか早めに冬眠の準備を始めていたのか、自分の手と同じくらいの大きなカエルを見つけ(捕まえ)大切そうに握りしめわざわざ僕にまで見せに来てくれました。それをほかの子どもたちが羨ましそうに一緒に眺めていました。また、いもほりがよほど楽しみだったのか、ひつじ組のA君は蔓やマルチシートだけでなくイモを引き抜いてしまったのでN先生が慌てて埋め直したとのこと・・・。しかし、明日はそんな心配をすることなく、掘り残すことがないよう思う存分いもほりを楽しんでほしいと思います。
※今週に入り、発熱でお休みや早退するお子さんが増えてきました。朝夕の気温差や週末を迎え疲れも出て体調を崩しやすのかも知れません。体調がすぐれないと思われる時には無理のない登園をお願い致します。
びっくり!
2021/10/27
認可保育所において月一度義務付けられている「避難訓練」火事や地震などを想定し毎月行っていますが、年に2回は非常ベルが鳴らされ、園内放送に従って避難する合同避難訓練を行い、消防署の職員をお迎えし訓練の様子をご覧いただきて講評をいただいています。しかし、今日は不審者から身を守るための「防犯訓練」を行いました。非常ベルはならないものの、園内放送(合言葉)に従い先生たちが子どもたちを集めることになっているのですが、♪ピンポンパンポ〜ンという音を聞いた途端、それまで自由に遊んでいた子どもたちが動きを止め園内放送を耳を澄ませて聞き近くにいる先生のところへ集まっていくのです。今日は一旦車掌車の近くに集まった後、以上児には2階ホールに避難してもらい、僕から防犯訓練の大切さ意味合いを説明しました。中には本当に怖い人がやって来て、僕と戦っていると思っていた子どもたちもいてくれたようで、中でも5歳児めぐみ組のS君は「僕が助けに行ってあげる!園長先生は大切だから」と言ってくれていたのだとか・・・。何とも優しくありがたい言葉ですが、いざと言うとき本当にそんなことを考えないようにしっかりと伝えていかなければならなそうです。今年度もう一度行う予定ですが、その時には警察署から職員にいらしてもらいたいと思っています。
さて、今日は昨日と打って変わって雨も降らず、気温も上り過ごし易い一日だったこともあり、子どもたちは朝から外遊びに興じていました。そんな中で3歳児てんし組のYちゃんとA ちゃんは頬っぺに湿布を貼っているので「どうしたの?」と尋ねてみたところ、「よそ見しながら歩いていてピザ窯にぶつかったんだ」とあっけらかんとした様子で返事が返って来ました。そうかと思えば3歳児ひつじ組のNちゃんとHちゃんは0歳児ひかり組のK君が保育室に戻らず車掌車のステップのところで遊んでいることを気にしてくれて転んだり落ちたりすることがないように見守りながら一緒にいてくれました。また、夕方の外遊びの時、てんし組のHちゃんは太いケヤキの丸太を抱き抱えたり跨いだりして何度も滑り台を楽しんでいました。その身のこなしと活発さにびっくりでした。
そうそう、びっくりといえば帰宅するためペデストリアンデッキを歩いていると、途中一部だけ黒山の人集りになっているので何かと思ったら、月末の選挙に向けて応援演説のためにやってくるというA元総理大臣を待つ・一眼見ようと言う人々の姿で、そこだけは密を避けるどころかコロナ禍以前のような雰囲気でした。
気になる
2021/10/26
毎年年度末に一回、保護者の方々が保育園に対してどのような要望や感じておいるかを把握するためにアンケートを取らせていただき、保育の質の向上に勤めるようにしいました。しかし、今年度は入園から半年経った今月に第一回目のアンケートをお願いしています。既に投書箱に入れて頂いたアンケート用紙を確認していますが、嬉しいことに多くの方々からほとんどの設問に対し、「満足している」との回答をいただいている一方、当然のことながら改善して欲しいこと要望が明確に記入された用紙が投函されています。特に園庭の遊具の安全面についての記述が多いこともあり、いつも以上に念入りに安全点検を行うようにしています。今日も雨が上がった午後の時間、花見櫓を中心にじっくりと見回ってみました。すると完成した2月には全く見られなかったキノコが何故か一本の木(柱)にだけ生えていることに気づきました。もちろんキノコが生えていても木が腐食しているわけでなく十分な強度はあるもののこのままにしておくと他の木より早く強度がなくなっていくことは間違いないはずです。そうならないよう、まずは生えいてきているキノコを取り除くこと、そして制作に携わって下さったYさんにアドバイスを頂くなど対処方法をしっかり調べ対応したいと思います。
さて、今日は朝から雨が降り気温も上がらなかったこともあるのでしょう、珍しく一日園庭から子どもたちの声が響くこともなく、またトンボが飛ぶ姿も時々職員室にやってくるハエの姿も見られず、反対に園舎内でカメムシの姿が見られるようになり、また一足冬が近づいて来ていることを思わされました。こう寒くなってくると、9月上旬に捕まえて以来、ペットボトルで飼育しているマツモムシの餌である職員室へやってくるハエなどの虫を確保するのが難しくなっています。そのため、そろそろ何処か住み心地がいい所へ放してあげたいと思っているのですが、1ヶ月以上世話をしていると愛着が湧いてくることと、寒さのため、生きていけないのでは?考えてしまい踏ん切りがつかないでいます。明日は何としてもご馳走を捕まえて食べてあげたいのですがどうなることやら・・・。
長くなりましたが最後に・・・。1歳児うみ組のY君のお兄ちゃんで、昨年度卒園したR君、時々お母さんと一緒にY君のお迎えに来てくれるのですが、コロナウイルスの感染予防のためにお母さんがY君をお迎えに行っている間、約束を守ってくれて玄関で待っていてくれます。そんなR君が「園長先生、僕は2本歯が抜けたんだ」と言うので「どこ?」といくと口を広げ「ここ」と言うので見てみると、明らかに保育園時代に抜けた下の前歯の跡には既に永久歯が生えています。そこで「もう立派な歯が生えているから虫歯にならないようにしっかり歯磨きしなきゃね」と声をかけたのですが、「うん」との返事だけでなく、「ここの歯が動くんだよね」と上の前歯がぐらぐらし始めていることを教えてくれました。何となく幼稚園・保育園時代だけが乳歯が抜けて何とも可愛らしい姿を見られると思っていたのですが、一年生でもまだ歯が抜ける時代であることを再認識させてもらいました。
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