保育日誌
下記よりご希望の保育園をご選択下さい
「あっそう!」
2019/09/25



今朝のこと「ねえ、園長先生、火を燃やしたいんだけど、よく燃える葉っぱとか枝どこにある?」と5歳児めぐみ組のW君と数人の男の子が職員室へ聞きにやって来ました。いったい何をするのかと思い「えっ?火を燃やして何をするの?」と尋ねると「あのさあ、カブトムシが死んじゃったから、燃やして天国に行ってもらわなきゃいけないんだよ」と言うのです。なるほど、彼らはカブトムシを火葬してあげようと考えたということがわかりました。そこで、「じゃあ、森に行って杉っ葉とか集めてこなきゃ」と話すと少々納得いかなかったのか両手を広げ「う~ん・・・」と言って困った様子。面白い発想だと思ったので彼らが杉っ葉や小枝を集めてきたら願い通り「火葬」のお手伝いをしようと思っていたのですが、諦めたのか、砂遊びがしたくなったのか、しばらくすると今度は「ねえ、園長先生スコップ貸して」とやってきます。「いいけど、振り回さないことと、使ったらちゃんと片付けるんだよ」と約束をしてスコップを使うことをOKすると夢中になって砂場を掘り起こして遊び始めました。すると彼らが遊んでいる砂場のすぐ傍に、何と火葬されるはずだったカブトムシが土葬され間もなく咲こうとしていた彼岸花が供えられているのですからびっくりするやら可笑しいやら。結局、「火葬」でも「土葬」でもなく「あっそう!?」っていう感じの結果になりましたが、彼らは死んでしまったカブトムシを決して忘れることなく土に埋めてから遊んでいたことに感心させられ、嬉しくなりました。その後は薪にするためにチェーンソーで切った木を軽トラックに載せる手伝いをしてもらったのですが、何も言わなくとも荷台にきれいに並べて積み込むのにも驚きでした。そしてランチルームの北側に運び積む手伝いもとても上手で僕一人でしていたら半日近くかかったであろう仕事が1時間程度で終わりとても助かりました。まだ切っていない木があるので、次回もぜひ手伝ってもらおうと思います。
さて、10時前から近所の公園におやつを食べに出かけた2歳児ほし組とつき組の子どもたち、予定していた公園で枝の剪定作業が行われていたということで急きょ東部体育館のところにある大きな桜の木の下でおやつとなりました。その近くでは5歳児が軽トラックの荷台から薪を運んでいるので、気になって仕方がなかったようです。その後、本当ならば公園でする予定だったであろう鬼ごっこを園舎東側のアスファルトで行い、そのあとは先生たちが必死に叩き落とした栗を子どもたちが一生懸命に拾っていました。凄い執念です。
深まりゆく秋
2019/09/24



大人でもそうですが、休み明けの月曜日の朝はまだ調子が戻って(エンジンがかかって)いないこともあり、子どもたちの多くが登園してもお家の方と離れられず愚図ってしまう様子が見られます。ましてや、今日のような連休明けの朝となると尚更で、今朝も5歳児めぐみ組のKちゃんが階段の踊り場でお母さんとバイバイするのが名残惜しく涙ぐんでいました。そんなKちゃんに「ねえ、Kちゃん、どうしたの?園長先生お手伝いして欲しいことあるんだけど聞いてくれる?」「・・・・・」「あのさあ、栗の木からたくさん栗の実が落ちてきてたんだけど、一緒に拾ってくれないかなあ?」と話してみました。すると、少~し興味を持ってくれたのか、涙がとまり、お母さんと「じゃあね、バイバイ」とタッチをして別れることができました。そこで、改めて「じゃあ、外で待っているから、2階の先生に『園長先生と栗拾いしにいってきていい』ってお話して、『良いよ』って言われたら帽子を被ってお外においで」と話をしました。すると、程なくして笑顔のKちゃんが「園長先生、『良いよ』って言われた」と言いながら走ってきました。そんなKちゃんにバケツを持ってもらい栗の木の下で栗拾いをしました。すると、登園してくる子どもたちは僕たちが何をしているのか気になるらしく「園長せんせいおはよう!何してるの?」と聞いて来ます。Kちゃんは「栗拾ってるんだよ!」とドヤ顔。そんなKちゃんのお陰であっという間に結構な数の実を拾うことができました。本当ならば、他のクラスの子どもたちにも同じような経験をしてもらいたかったのですが、今度はKちゃんに拾い方を皆に伝えてもらい、他のクラスの子どもたちにも楽しい経験をしてもらおうと思います。
さて、栗拾いを終え園庭に戻ると、どこからともなくこ甘~いいい香りが漂っていることに気付きました。その匂いはいったいどこからなのか探してみると、園庭の「銀木犀」の匂いでした。金木犀ほど匂いがしないこと、そして、ここ数年ほとんど花を咲かさなかったこともあり驚くと共に嬉しくて仕方がありませんでした。本当はもっとたくさんの花を咲かせるのかも知れませんが、しばらくは深まりゆく秋を感じながら、優しい香りに癒されたいと思います。
凄い!
2019/09/20


日本では「食欲の秋」「芸術の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「実りの秋」などと称することは特別なことではありません。しかし、海外には「◯◯の秋」という概念がないらしく、日本人以外はピンとこ何のだとか・・・。しかし、ここは日本、園生活の中で「◯◯の秋」と表現したくなることがあります。今日はサッカー教室があり、コーチの指導のもと4・5歳児の子どもたちがそれそれ東部運動場で身体を動かしました。ところが、5歳児の子どもたちは疲れを見せるどころか、園に戻って来てすぐ、のぞみ組・めぐみ組に分かれて並び、日課のようになっているリレーを始めるのです。そして、驚くことに、夕方の延長保育では男の子と女の子のグループに分かれリレーをしているのです。しかも男の子の数が少なかったこともあり、男の子は二度も走るのですからその体力に、ただただ驚かされます。そんな子どもたちは1日一体何歩歩いているのでしょう?一度万歩計をつけて計測してみたくなりました。その他にも、2階のバルコニーまで届いている支柱を上手に登る子どもたちの腕力やバランスの良さにも感心します。何はともあれ、こんな風に身体を動かし遊ぶ子どもたちの様子から「スポーツの秋」そして、体力がついてきている姿から「実りの秋」を感じます。
一方、秋の深まりと和を感じさせる、「ほうれん草と菊の花とキノコのおひたし」「栗ごはん」という今日の給食のメニューから「実りの秋」と「食欲の秋」を実感させられました。玄関前の栗の木にはこれまでににないほどの数の実がついています。もうしばらくするとそのイガから実が落ちてくることでしょう。その実を子どもたちと拾って美味しく食べたいものです。
待ち遠しい
2019/09/19



スノーボードやスキー、スノートレッキング、ソリなどのウィンタースポーツや湖上でのワカサギ釣り、そして雪合戦や雪だるま作りが大好きという方は、これから寒くなり早く雪が降って欲しいと願っているのかも知れません。しかし、年々、体力の衰えを感じる僕としては、寒さが身に染みる寒い冬はありがたくない季節に感じてしまいます。ところが、今朝もいつものように外の掃き掃除を終え、園庭で放射線量の測定をしているときのこと、僕の、すぐ傍でじ~っと見ていた、素敵な花柄の服を着た4歳児、はと組のSちゃんが「早く冬にならないかなあ」と急に話し掛けてきました。その表情から冬になるのが楽しみで仕方がないという様子は伝わってきました。しかし、いったいなぜだろうと思い「え~っ!?だって冬って寒いから暖かいほうがいいんじゃない?」と聞いてみました。すると「だってSの誕生日は12月だから、お母さんが誕生会にきてくれるんだもん」と今から誕生会にお母さんが来てくれることを心待ちにしているということがわかり、なるほどと納得しました。それだけではありません、どうやら、おばあちゃんにも来て欲しいらしく「おばあちゃんはお仕事してないんだけど、来てくれないんだよね。『敬老会』で疲れちゃったのかなあ!?」とブツブツ独り言を言っているので、「じゃあ、お母さんにお話ししてあげる?」と話すと「大丈夫!S自分でお話してみる!」とニコニコしていました。今日も誕生会のために5歳児のぞみ組のA君やめぐみ組のT君のお父さんやお母さんが来てくださいました。そして誕生日を皆で祝ってくれていました。このような経験があるからこそ自分の誕生日(誕生会)が楽しみで待ちきれないのでしょう。Sちゃんの願いが成就するかどうかわかりませんが、Sちゃんの誕生会当日は嬉しさのあまりデレデレでしょう。そんなSちゃんに触発されたわけではありませんが、寒くなったから慌てないようにこのところサボっていた薪作りを再開しました。その中にキクラゲと思われるきのこが育っている木がありました。さすがに食してみようとは思いませんでしたが、自然界には様々なものが生きている(生かされている)ことを再認識させられました。
さて、来月の今日は「親子で遊ぼう会」の予定日です。お天気が良ければ園に隣接するグランドをお借りして行うことになっていますが、グランド全体に草が伸びていることがずっと気になっていました。当日このままでは大変になるだろうと思い、時間がある時に草刈りをしようと思っていたのですが、そんな僕の心配や思いが伝わったのか今日の午前中グランドの方から草刈り機と思われるエンジン音が響いてきました。そこで、その音源を見てみると、これまであまり見たことのない立派な機械を使い刈り払い作業が行われているではありませんか。という訳でたった一日だけできれいさっぱり刈り取り作業が終わり、僕の懸案だったグランドの草の心配がなくなり、明日のサッカー教室はもちろん、遊ぼう会もすっきりした中で出来ることでしょう。よかった!
昨日はありがとう!
2019/09/18


昨日の暑さから一転、今日は湿度もなく過ごしやすい一日となりました。昨日、5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちが稲刈りをした田んぼに機械がやってきて刈り取る様子を見たくて朝から田んぼを見下ろせるフェンス側で遊ぶ子どもたちの姿が見受けられました。朝の打ち合わせ後、職員室で仕事をしていましたが、10時過ぎ、何となく外の様子が変わったことから、待ちに待った機械がやってきたことがわかりました。そこで、一旦、仕事の手を止め、子どもたちと田んぼの様子を見に園庭に出てみました。すると、5歳児だけでなく、ほぼ全クラスの子どもたちがフェンスにへばり付き作業の様子を見ています。働く車と言われる乗り物が大好きな2歳児H組のA君とH君は田んぼを縦横無尽に動き回りあっという間に稲を刈っていくその機械を指差し、目を輝かせ「コンバインだよ」教えてくれるのですからビックリです。一方、5歳児の子どもたちといえばコンバインが刈り取る作業を見守っているHさんを見つけると「お〜い!Hさ〜ん。昨日はありがとう!」とお礼を伝えています。そんな子どもたちに「昨日ニュースに出た人?」「インタビューされた人?」と手を振りながら応えてくださいました。来週も日曜日・月曜日と連休が続きますが、お天気が崩れるとの予報が出ています。そんなことからも今日刈り取ることができてHさんはホッとした様子。そこで「これで一安心ですね」とお声がけするとニコッと笑い頷いていました。
さて、台風15号で被害を受け、今尚大変な生活を強いられている千葉県内の方々のニュースを見聞きすると8年半前、東日本大震災の被害を受けライフラインである水、電気、ガスがストップした上、交通も麻痺し、燃料を手に入れることが困難な日を送った日々を思い出します。幸い、仙台市内でいち早く電気が翌日復旧したため、水に困ることはなかったものの、反対にガスだけは1ヶ月以上復旧できず、お風呂はもちろん、シャワーすら浴びることができず、簡易コンロや電気ポットで沸かしたお湯で急場を凌いだことを思い出します。そのため、ガスが復旧した時、家族から「ガス来たよ!」という短いメールが届いたことと、しばらくぶりでバスタブに浸かることができた時の嬉しさを思い出します。東日本大震災の時もそうでしたが、全国各地の電気会社の方々が停電の復旧のために懸命に作業に当たってくださっているはずです。オール電化の住宅の方々も大勢おられることでしょう。一日でも早く復旧することを祈ります。
PS:昨日の稲刈りのニュース映像はhttps://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20190917/6000006928.htmlでご覧になれます。
鎌を手にして
2019/09/17



5月14日、卒園児のおじいちゃんのHさんのご好意により田んぼの片隅に子どもたちが田植えをさせてもらってから約4ヶ月、冷害や台風、大雨の影響もなく黄金色に育った稲穂が頭を垂れ収穫の時期を迎えました。そこで今日は機械で刈り取る前に5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちが稲刈りをさせていただきました。日々の家庭生活の中では持つことなどないであろう鎌を握り、一株一株刈り取るため、手や足を切ることがないように最初はHさんや先生たちが鎌に手を添えましたが、何株か刈り取ることで、要領を得ると鎌で怪我をすることがないように気をつけながら一人で刈り取ることができるようになり嬉しそうな表情を見せていました。春、田植えをした時には泥んこに足を取られ歩くことすらままならなかった田んぼですが、足を取られることも、泥んこになる心配も必要なかったこともあり、時間があればまだまだ作業を続けてくれたような気がします。ちなみに、僕のグループには左利きの子どもたちが複数いたのですが、左利き用の鎌がなかったため刈り取るものの大変だったことでしょう。子どもたちがこんな風に苦労して稲刈りをしましたが、残りは明日、機械によってあっという間に刈り取られるとのこと。明日はその作業を喜んで見ることでしょう。今日刈り取った稲と明日刈り取られる予定の稲は乾燥・脱穀・精米され、後日、Hさんが届けてくださると約束してくださいました。卒園児のおじいちゃんとは言え、こんな風に素晴らしい経験をさせていただいていることに心から感謝します。後日、届けていただお米は園庭で羽釜を使って炊き、一緒に食べることを通し感謝を表したいと思います。ちなみに、この稲刈りの様子を新聞社とテレビ局が取材に来てくれました。突発的な事件・事故がない限りお昼頃のニュースで放映されるとのことでしたが、あいにく放映されたかどうか確認することはできませんでしたので、新聞の記事になることを楽しみに待ちたいと思います。
午後の保育
2019/09/13



午前中「敬老会」が終わると多くの3・4・5歳児の子どもたちが給食を食べず、おじいちゃん・おばああちゃんと一緒に降園したこともあり、午後は本当に少人数での保育となりました。お昼寝・午後のおやつを食べ、園庭で遊んでいる子どもたちの様子はいつもと違い広い園庭を贅沢に使っている印象を受けたこともあるのか、いつもと違い時間がゆったり・ゆっくりと流れているように感じてなりませんでした。いつもならなかなか使うことができないペダルカーや三輪車を我が物顔で乗り回す姿、普段ならブランコに乗る子どもたちを押してあげる先生が子どもに押してもらう姿など全てが素敵でした。遊具小屋でお店やさんごっこをしていた4歳児あい組のRちゃんとMちゃんに「タピオカドリンクください」とオーダーしたのですがオーダーが難しかったようで提供されたのは砂に葉っぱが載せられた謎の品・・・。大河原にタピオカドリンクのお店が開店するとイメージできるのでしょうが、それは望めないでしょう。そう考えるとあの遊具小屋のお店では今後もタピオカドリンクはメニューになることは皆無でしょう。また、4歳児あい組のSくんとKちゃんは死んでしまったカエルのために「かわいそうだからお祈りしよう」といって築山の上で突然お祈りしていましたが、こんな風に子どもたちが自分たちで考え楽しそうに遊ぶ姿は本当に生き生きしていましたが、子どもたちと過ごす先生たちにもいつも以上に余裕が感じられ、いかに毎日が時間に追われ慌ただしく過ごしているか痛感し複雑な思いでした。
さて、今日は中秋の名月だそうで、保育園の玄関にススキと団子が飾られていましたが、夕方仕事を終え退勤するとき、近所の方々が月見をするために飾るススキや萩を刈り取っていました。地域性もあるのでしょうが園の近くのご家庭ではお月見を楽しんでいらっしゃるようです。
いつまでもお元気で
2019/09/13


今日は、おじいちゃん・おばあちゃんをお迎えするため、3・4・5歳児の子どもたちが先生たちと様々な準備をし心待ちにしてきた「敬老会」でした。いつもと違い、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に登園してくる子どもたちは「超」が付くほどご機嫌で、そんなお孫さんと手を繋ぎお見えになる、おじいちゃん・おばあちゃんも表情が緩みっぱなしといった様子でした。昨年度までは0・1・2歳児の子どもたちのおじいちゃん・おばあちゃんにもいらしていただき、全園児がホールに一堂に会し礼拝を守り、その後クラスごとの活動でしたがクラスでの時間がなかなか確保できないこと、未満児クラスでは年齢的に難しいこと、そして駐車場の確保など様々なことを鑑み、今年は以上児クラスのみ、そして礼拝もクラスごとで守ることにしました。その結果約1時間半、時間を確保することができ、製作、歌を聞いてもらうなど各クラス楽しい交流の時間を過ごすことができました。中にはこの行事のために時間をかけて県外から車を走らせて来たくださったおじいちゃん・おばあちゃんもいらっしゃいましたので「遠方からありがとうございます」とご挨拶させていただくと、みなさんが笑顔で「いえいえ」という返事を返してくださいましたが、そんなことからもお孫さんがいかに可愛いくて仕方がないのか伝わってきました。来春に小学校へ就学すると「誕生会」はもとより「敬老会」といった行事もなくなることもあり5歳児の子どもたちにとっては実質的に最後の「敬老会」、そんなことをご存知なのかどうかわかりませんが、0歳児から入園しこれまで6年間の成長を感じてくださったのか、中には「これまで本当お世話になりました。ありがとうございました」とお礼を伝えてくださるおばあちゃんがいらっしゃいました。卒園までには「親子で遊ぼう会」や「クリスマス親子礼拝」など、まだまだおじいちゃん・おばあちゃんにも参加していただける行事があります。これからもお元気で子どもたち(お孫さん)の成長を見守っていただきたいと思います。本日はいらしていただきましてありがとうございました。
継承
2019/09/12



仙台発祥、また仙台名物といえば「七夕」「牛タン」「回転寿司」「冷やし中華」「炉端焼き」「フィギュアスケート」「笹かまぼこ」「萩◯月」などを思い浮かべるかと思いますが、この中で子どもたちが作ったり、経験したりできることとなると限られてきます。ところが、前述の名物以外に有名なもの、それは「ずんだ餅」です。最近では全国区になった「ずんだ」ですが、一般的には茹でて塩をかけて食べる枝豆の薄皮を剥いて潰し、そこに砂糖と少々の食塩を混ぜた甘いずんだ餡を餅に絡めるということに抵抗を持たれる方も多かったように思います。幼いころ、ずんだを作る祖母と母を手伝い、枝から豆を取り、茹で上がった豆の薄皮を剥ぐことをしたものです。そのような経験を保育園の子どもたちにも経験してもらい地域の文化を継承したいとの思いから今年も栄養士のY先生が先生たちに提案し、午後のおやつのために今日は4歳児、あい組・はと組の子どもたちが茹でた枝豆の薄皮を取る作業を手伝ってくれました。ところが鞘から飛び出してしまい、ボールを狙ったはずなのにとんでもないところに飛んでしまうこともありましたが目を輝かせ嬉しそうに取り組んでいました。個人的にはランチルームいっぱいに広がる茹でたての枝豆の香りを嗅ぐと、そのまま塩をかけて食べたいという思いに駆られましたが、午後のおやつに提供された「ずんだ餅」も格別でした。とはいえ、季節は秋へ移り変わっていくため、ずんだ餅がおやつで提供されるのは来年度になることでしょう。
ところで、明日は3・4・5歳児の祖父母をお迎えする敬老会が予定されています。その敬老会に参加してくださるのでしょう。4歳児あい組のK君は気仙沼のおばあちゃんが泊まりに来てくれることが嬉しくて、待ちきれないらしく「園長先生、今日Kのお家におばあちゃんが来るんだ〜!」と喜んで教えてくれました。お父さんお母さんとは違った愛し方をしてくれる、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に過ごす子どもたちですが、そんなお孫さんと一緒に過ごせるおじいちゃん・おばあちゃんたちも明日はニコニコでしょう。そうかと思えば、5歳児の子どもたちは来月予定されている「親子で遊ぼう会」も楽しみで仕方がないようです。中でも今ではすっかり5歳児の名物プログラムとなったリレーに興ずる様子が連日見受けられます。今日ものぞみ組・めぐみ組が揃い競争していましたが、4歳児の子どもたちその様子を2階のバルコニーから見ながら「*\(^o^)/* がんばれ〜!」と声援を送ってくれていましたが、こうして自分たちも5歳児なったらリレーをするんだという意識が継承されていくことを確信しました。
さて、話は一転しますが、日本保育学会の会長であり、日本の保育界においてなくてはならない東京大学教授、秋田喜代美先生の園庭調査研究グループが全国の幼稚園・保育所・認定こども園に園庭に関するアンケート調査を行い、平成27年度から現在までの研究調査もとに〝園庭を豊かな育ちの場に 質向上のためのヒントと事例〟という書籍を刊行しました。その本の中に、なんと第一光の子保育園の園庭が掲載されているのです。この数年間、何度となく研究グループのメンバーが園にやって来て、子どもたちと先生たちの関わりや園庭の様子を見学し、先生たちにもインタビューをしていったのですが、それが形となったことは嬉しいことです。園の子どもたちが普段生活している園庭が実は多様性があり、他の園の質の向上のためのヒントになるのであればなんと素敵なことでしょう。これからも子どもたちにとって必要な環境とはどのようなこと(もの)なのか、私たちもこの本から学んでいきたいと思います。興味のある方はぜひお読みになってみてください。
複雑!
2019/09/11



果たして「園長先生」と言う言葉を一日に何回聞いているのでしょう?今朝も登園してきた多くの子どもたちが「園長先生おはよう」と挨拶をしてくれましたが、それだけでなく、外掃除をしている時、職員室で事務仕事をしている時など「ねえ園長先生」と声をかけられました。昨日の朝から「ねえ園長先生、カマキリどこにいるの?」と訪ね一日中カマキリを探していた5歳児のぞみ組のH君が登園してくるなり嬉しそうに「園長先生おはよう!カマキリ持ってきたよ」と教えてくれたので「どこで見つけたの?」と尋ねると「保育園」との返事。どうやら昨日一日かけて念願のカマキリを捕まえ、餌にコオロギをあげるなどしたカマキリを入れた飼育ケースを持って登園してきました。それがいい刺激になったのか、他の5歳児の男の子たちも朝からカマキリ探しに興じ、R君はH君より大きいカマキリを捕まえ大喜び。ところが、ここからが何とも子どもらしいところなのですが、虫取カゴに入れられていたのはカマキリだけでなく、何とトンボが二匹!そうです、子どもたちはカマキリが何を食べるか知っていて餌として捕まえたトンボをカゴの中に同居させるということをしていたのです。カマキリが出てくる前まではセミやトンボが子どもたちの宝物のように扱われていたのに、それよりも価値があると判断した生き物が現れると、価値観が一転し餌になって(して)しまうのですから現金なものであり複雑な思いです。しかし、このようなことから、子どもたちは弱肉強食という言葉を知らなくとも、弱い動物が獰猛な動物の餌食になる、海の中の魚たちや虫たちの世界でもそのようなことがあることは知っているということがわかります。このところの5歳児の言動を見ていると、自分たちで楽しいと思う遊びを考え出し、先生がいなくとも夢中で遊んでいる姿があちこちで見られます。昨日はめぐみ組の男の子数人が三角コーンを等間隔に並べ、足でボールを挟んだまま飛び越えるということにチャレンジしていました。そうかと思えば今日はのぞみ組の女の子数人とH君が枝やドラム缶を使い秘密基地のようなものを作って遊んでいたり・・・。その生き生きとした姿、表情を見ていると「園長先生ちょっと見にきて」と言われると絶対に「ハイハイ」そう答えその時にしか見ることができない様子を見に行ってしまいます。
さて、今日は東日本大震災から8年半、アメリカ同時多発テロ事件から18年を迎えます。時間が過ぎても心が癒えることなく、悲しみを抱え続け生きている方々が大勢いることでしょう。そのような方々がいることを忘れることなく、祈り続けたいものです。
採用について
採用情報から各種文章まで、ご報告。
