社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

下記よりご希望の保育園をご選択下さい

私たちの記録 第一光の子保育園 私たちの記録 第二光の子保育園 私たちの記録 角田光の子保育園

いよいよ明日

2019/12/13

明日はいよいよクリスマス親子礼拝の日となりました。アドベントに入るころからクリスマスの讃美歌が響き始めたなあと思ったらあっという間にこの日がやってきた感があります。僕がそう感じるのですから日々忙しく準備をしてくれていた先生たちは尚更でしょう。4・5歳児のペアは最終確認をしながらページェントをしていましたが、子どもたちと先生たちをサポートするために代休代替のM先生とA先生たちは献金台の準備をし、僕は燭台や飾り棚の飾りを手直しましたが、その時に聞こえてきた讃美歌を歌う声の大きさから子どもたちが緊張しながらも楽しみにしていることが伝わってきました。
 一方、昨日から今日にかけては1歳児そら組の子どもたちが小麦粉粘土で作ったリースを暖炉の上で焼いていましたが、暖炉の温度がかなり高くなっていたこともあり、T先生がきれいに焼き上がることを想像していたのを裏切り、リースと葉っぱになるはずだった小麦粉粘土が餃子のように焦げ始めました。今日の夕方の段階では完全に焼き上がっていなかったものの、焦げた餃子のように見えることが面白い作品に見えてくるのです。最終的にどんな仕上がりになるか楽しみです。こんな風にリースを作るだけでなく、ランチルーム全てを温め、時には給食で提供されるパンを焼いたり、やきいもを焼いたり、畑で収穫した野菜を使って料理をしたりと大活躍しているてくれる暖炉(薪ストーブ)。今年は松や杉ではなく、ケヤキやクヌギ、栗や桜といった落葉樹の薪が多いこともあり、火持ちがよくじっくりと燃えてくれます。そのため気づくと火が消えているということもなくなりました。また、ランチルームが翌朝までほんのり暖かく、時には翌朝まで灰の下に火種が残っていることがあり、そんな時はマッチやライターを使うことなく少しの杉っ葉を着火剤にして火を付けることが出来るほどです。明日もランチルーム全体を温めクリスマス親子礼拝にいらしてくださる保護者の方々をお迎え入れできることと思いますが、それ以上に子どもたちのページェントが心を温めてくれることでしょう。

こちらこそ!

2019/12/12

いつもは7時過ぎに登園してくる3歳児てんし組のHちゃん、今朝はいつもよりゆっくり登園してきました。そして、自動車教習所で習うような見事な縦列駐車をしたお母さんの車から降りてきたかと思ったら、落ち葉掃きをしていた僕のところにやってきて「園長先生いつもありがとう!」と言って折り紙をプレゼントしてくれました。そこで「お家で作ってきてくれたの?ありがとう。」とお礼を言ってポケットにしまいながら、僕は「おはよう!」と声をかける程度で特別なことなどしていないのに、Hちゃんが「ありがとう」と言ってくれたのはなぜだろう?と思ったのですが、Hちゃんが何かを感じ「いつもありがとう」と言ってくれていたのなら嬉しいこと。そして、今朝、Hちゃんが笑顔で挨拶してくれたことが何より嬉しく、いつも以上に素敵な朝を迎えることができました。もらった折り紙はシワクチャにならないようにポケットから出し、テーブルに置いておいたのですが、給食の時間ランチルームで「Hちゃん折り紙ありがとうね!前描いてくれた絵と一緒に職員室に飾っておくね」と改めて話すと「うん!でも、お家に持って帰ってもいいよ」という返事が返ってきました。しかし、せっかくなので職員室のホワイトボード(予定表)の片隅に前回もらった絵と一緒に飾ることにしました。Hちゃん、こちらこそありがとう!
 さて、今日4・5歳児は今週末に迫ったクリスマス親子礼拝に向けて、ページェントのビデオ撮影をしました。当日のようにやり直しをすることなく演ずるということもあり担任の先生も子どもたちも緊張していたようですが、撮影後はホッとしたことが表情から伝わってきました。一方、今日「こうするともっといい」ということにも気づいたようですので当日がさらに楽しみになりました。

お手本

2019/12/11

基本的には職員室で保育に関する事務仕事をしてくれている主任のY先生ですが、急に体調を崩しお休みしなければならない職員が出るなどすると事務仕事もそこそこに保育に入り子どもたちと関わることになります。また、朝番遅番などのシフト(ローテーション)にも入っていくれていて、まさにフル回転で大忙し!今朝も朝番だったこともあり8時過ぎには園庭に出て子どもたちと十字鬼をするなど軽やかに体を動かして遊んでいましたが、遊びながらも園庭全体に目を配りなかなかお家の方とバイバイできない子どもがいるとさっと走り寄って声をかけ、対応してくれる様子はさすがベテランの先生と思える姿でお手本そのもの。同じように今日の朝番だった3歳児ひつじ組のM先生も5歳児の男の子たちを相手にサッカーをしていました。ベテランの先生の姿を見て中堅の先生が育ち、中堅の先生の姿を見て新人の先生たちが育っていくという、良い連鎖が続く姿を見ていられるからこそ園長として安心していられます。今後もこの良き連鎖が続いていってくれることを願うものです。
 さて、先週、5歳児のぞみ組のH君が「こわさないで」との張り紙をして以来、ずっとそのままになっていた重ねたタイヤ。自分の願い長い時間叶えてもらえたということで満足・納得したのでしょう。自分から「そろそろ倒そうかなあ!?」と言い出したので「じゃあ、まずは張り紙を剥がしてゴミ箱に捨てなきゃ」と話すと「なかなか剥がれない」と言いながらも全て剥がし、ついにタイヤを倒し始めました。すると、それがきっかけとなり、同じのぞみ組のE君が遊びに加わり、崩したタイヤの中に入りそこにタイヤを重ね、まるでフランスの某タイヤメーカーのキャラクターのようになっているのです。しかし、不安定なタイヤの中からよじ登って出てくることなど不可能なので、最後は想像通りタイヤと一緒にれるという結果になりH君もE君もタイヤによって朝から服が黒ずんでしまうので、お洗濯しなければならないお家の方々に申し訳なく思っています。こんな遊びを終えたH君「タイヤで遊べて何だかスッキリした」と言っていたので、今後重ねたタイヤに張り紙がされることはないでしょう。

どうせなら

2019/12/10

広辞苑で「楽」と言う字を調べてみると、①心身が安らかでたのしいこと ②好むこと。愛すること ③たやすいこと。やさしいこと。と書かれています。楽をするというと何となく手を抜いているような印象を持つ(持たれる)ことがありますが、本来の意味からすると悪いことではなく、それどころか良いことのように思えます。
 これからの季節、朝の冷え込みがどんどん厳しくなり、落ち葉掃きも間もなくお終いになるものの薪作りや薪運びは体が温まるまでは冷たさや寒さとの闘いでもあります。一方、現場で子どもたちと日々過ごしてくれている先生方にとってはクリスマスの準備は「楽」ではなく、それどころか「苦」と感じているかも知れません。しかし、僕はそんな辛い時こそ、いかに楽しく仕事ができるかを考え、実践するかが大切だと思っています。今朝も気温が下がり、駐車場に止めてある軽トラックにも園バスにも霜が降り、フロントガラスが真っ白になっていました。そこで両方の車のフロントガラスに目や鼻や口を描いてから掃き掃除をしていると、それに気づいた子どもたちが「あっ!顔が描いてある!」「園長先生、こっち側にも何か描いて!」とリクエストが入ります。そして、こんなことがきっかけとなり、園庭の車掌車の壁面や花壇に使っているタイヤに落書きが始まることがあります。どうせやらなければならない仕事なのであれば、いかに楽しく楽をして出来るかを考えていきたいものです。しかし、「楽あれば苦あり」のことわざのように、楽の後には苦しいことが来る。世の中は楽なことばかりではない。というのが現実であり、世の常。ところが、この頃「ぽつんと~」というとても人気のあるテレビ番組がありますが、あの番組に出てくる方々は決して便利とは言えない、楽ではない人里離れた環境で生活をしていますが、皆さん目が輝き、いきいきしているような印象を受け、その姿を見るととても羨ましく思ってしまいます。たった一回きりの人生、どうせなら、たのしく、楽に生きていきたいものです。

一安心!

2019/12/09

天気予報では今朝の最低気温はさほど下がらないといっていたと思っていましたが、放射冷却の影響があったのか思いのほか寒く園庭の遊具も畑も霜で真っ白になっていました。そして、雪が積もった蔵王が見事に見えました。ところが、そんな寒い朝でも園の近くの水路では二羽のカモが餌を探しているのか気持ち良さそうに泳いでいるのですから見ているこちらが寒くなってしまいました。そして、子どもたちは「寒い寒い」と言いながら遊んでいましたが、中でも5歳児のぞみ組のH君とHちゃんは「ねえ園長先生、寒いからお部屋で遊びたい!」と言い出すのです。ところが、放射線量を計測し始めると、Hちゃんが記録用紙の空きスペースに「絵を描きたい」と言うので鉛筆を渡すと上手にバ◯キ◯マンを描きニコニコ。それに刺激を受けたのか隣にいたH君が「じゃあ、僕は名前を書く」と言ってひらがなで名前を書いたのですが二文字目を間違ってしまいました。すると自分で書いた名前を見て笑いながら「これじゃ、はとじゃん!」と言うのです。それがまるでH君のネタのようで思わず笑ってしまいました。どうやらこの2人、やはり寒さに耐えられなかったのか、ランチルームへ行き暖炉の前で過ごしていたようです。
 さて、今週土曜日はいよいよクリスマス親子礼拝を迎えることになります。そのため、4・5歳児は一生懸命クリスマスページェントに取り組んでいます。そんな子どもたちの様子を初めて見に行きました。すると、4歳児あい組のS君が「園長先生ちょっときて」と言うのでS君のところまで行って「どうしたの?」と聞いてみると「頑張るから見ててね!」と嬉しそうに話してくれるではありませんか。その一言と表情から、自分たちもページェントを楽しんでいることと、一緒に作り上げているんだという意識が感じられ嬉しかったです。5歳児はお面を付けて演じていましたが恥ずかしがったり、緊張していたりする様子がいられました。明日は当日のように衣装を着てロウソクを持って入場するところから行う予定ですのでもっと緊張するかと思いますが、今日様子を見て特別心配なところはなかったのできっと明日も大丈夫でしょう。
話は変わりますが、園舎西側の玄関前の水飲み場が砂が詰まったようでここ数週間水が溜まったままになっていました。これまで高圧洗浄機を使い詰まりを解消しようとしましたが、上手くいかなかったため専門業者に依頼しておきました。そして今朝ようやく来てくださり作業をしてもらったのですが、さすがプロ!あっという間に詰まりが解消されました。これで、しばらくは安心ですが、子どもたちは砂遊びが大好きですので、今後も同じようなことが起きることが予想されます。これからは重症化することがないように、時々、園にある高圧洗浄機で掃除しようと思います。

助かります!

2019/12/06

台風19号の被害から間も無く2ヶ月を迎えますが、今朝、槻木駅のホームで仙台方面だけでなく、これまでのように角田や丸森方面に向かう電車を待つ方々の列が戻りテレビ局のカメラマンと思われる方が電車がやってくる方向を見て(待って)いる様子から、運行が止まったままだった阿武隈急行が運行再開となったことがピンときました。東日本大震災の際もしばらくの間電車が不通となったものの、燃料の確保ができなかったこともあり、車での出勤を控え、数日間仙台ー大河原間を自転車で通ったことを思い出し、阿武隈急行を利用されていた方々の喜ぶ気持ちがわかりました。ただ、しばらくは槻木ー丸森間、そして本数も元通りの本数とならないようですが、代替バスを使っていた方々にとっては鉄路再開は助かることでしょう。
 さて、間も無く2019年も幕を閉じ、新しい年を迎えることになりますが、入園から半年以上過ぎると入園時に泣いていた子どもたちもすっかり園生活に慣れ笑顔で過ごしていて頼もしさを感じることもあります。このところ、4・5歳児は来週のクリスマス親子礼拝に向けて聖誕劇(クリスマスページェント)に取り組んでいることもあり、それ以外のクラスの子どもたちが憧れの三輪車やペダルカーを使って遊べるチャンスが増えます。そして、2歳児クラスの子どもたちがいつの間にか上手にペダルを漕ぎ、三輪車に乗って遊べるようになっていることに驚かされます。幼稚園では3歳児といえば最年少クラスとなり赤ちゃん扱いされがちですが、保育所の場合、0・1歳児がいることもあり、2歳児クラスの子どもたちもしっかりしているように見えます。今日の夕方も2歳児ほし組の男の子たちが僕の薪割りに興味を示してくれたので、斧に手を添え一緒に割ってもらい、割れた薪を一輪車に載せてもらいとても助かりましたが、こんなことができるように成長していることに喜びを感じました。その背景には保護者の方々、そして先生たちの関わりがあるのですが・・・。
長くなりましたが、このところ正門近くの土が所々耕したかのように盛り上がっていることがあったのですが、今朝は別なところの土が同様に盛り上がっているのです。おそらくモグラの仕業かと思いますが、彼らも寒い冬を迎える前に冬眠するのに最適なところでも探しているのでしょう。ぜひ、いいところが見つかりますように。また、明日は角田光の子保育園のクリスマス礼拝が行われます。初めてのことで子どもたちも先生たちも緊張と不安でいっぱいかと思いますが、素敵なクリスマス礼拝となるよう祈ります。

5R

2019/12/05

ご存知かと思いますが、「3R」は、Reduce(リデュース)ゴミを減らす、Reuse(リユース)再利用する、Recycle(リサイクル)再び資源として利用するの3つの英語の頭文字を表したもので、この3つのRがゴミをできるだけ出さない循環型社会をつくるための基本的な考えですが、この3Rに、不要なもの、必要のないものを断るRefuse(リフューズ)、修理して長く使い続けるRepair(リペア)を加えたものを「5R」と言います。しかし、江戸時代から昭和までは買い物カゴを持って買い物に行く、穴が開いてしまった鍋を「鋳掛屋」にRepaiしてもらい大切に使うなど既に5Rが行われていたように思います。ところが、近代工業が盛んになり大量生産されたプレス成型のアルミ鍋等が流通するようになると鋳掛屋が簡単に補修できるものではなくなり鋳掛屋は廃れていってしまいました。そして、100円ショップで何でも買うことができるようになった現代、使い捨ては特別なことではなく当たり前になってしまったことやコンビニや外食産業の増加に伴い食べ物の廃棄(食品ロス)もあるのか、残念なことに日本はごみの焼却量は、何と世界1位なのだそうです。そんな時代にあっても保育園では風雨にさらされて壊れそうになったポストや底が抜けそうになっていた園庭中央のケヤキの木に付けてあった巣箱を修理したりして使っています。また経年劣化で壊れてしまった金属製の燭台(クリスマス礼拝で使う)が修理ができなかった場合を考え、薪を使って燭台を作ってみましたが、これも循環社会を作るための一つであれば嬉しいものです。
 さて、夕方5時過ぎなんだかやけにサイレンの音が聞こえてくると思いバルコニーに出てみると、園の近くで火事が起きていて、夕焼けのように空が染まっているのです。位置的に卒園時のB君・Yちゃんのお家の方角かと思い心配で走って確認しに行ってみました。幸い火元はB君・Yちゃんの家ではなく別な家でしたが、クリスマスや年末を迎えようとしている時に炎に包まれる家を見て気の毒で言葉がありませんでした。一方、燃え盛る炎の熱と明かり、時々聞こえてくる爆発音を目の当たりにしながら怯むことなく消火に当たる消防隊員の姿に頭が下がりました。どうかこの家の方の命が無事であることを祈ります。

時には必要なこと!

2019/12/04

新聞やニュースでご存知かと思いますが、来年4月から改正児童虐待防止法施行されることを受け厚生労働省が「体罰」を子どもの身体に苦痛や不快感を引き起こす行為(罰)と定義し、その例として「長時間の正座」「夕飯を与えない」など5つを挙げ、しつけとの違いを明確にしました。もちろん、保育園では定義された5つの行為がなされることはありません。しかし、子どもたちの誤った行為・行動、乱暴な言葉遣いが見られた時には、普段ニコニコしている先生が怖い顔で話さなければならないこともあります。今日の給食後には、玄関ホールの階段の所で5歳児のぞみ組のN先生がいつもと違う表情で子どもと向かい合い話しをしていましたが、いつも笑顔の先生が時に怖い顔で真剣に話すことにより、自分の言動がどうだったか伝わるものです。そんな意味からも普段の笑顔がいかに大切か再認識しました。
 さて、ニュースや天気予報によると北海道や東北の日本海側などは気圧の谷と寒波の影響で雪が降り風が強まるとのこと。そんな予報を表すように、いつもならば園庭や車窓から見える蔵王が今日は雲に覆われ全く見えませんでした。ということは、蔵王を越えた山形側は雪が降っていること間違いなし。これから冬が進むと山形側に雪が降っていても蔵王があるお陰で宮城県側は山形県ほど雪が降らず、山形側の空がどんよりとした灰色の空でも宮城県側の空は青空が見えることも特別なことではありません。その代わり山形の子どもたちは雪遊びを満喫できる季節を迎え、雲に覆われた蔵王の山頂ではこれからスノーモンスター(樹氷)が形作られていくことでしょう。交通が麻痺するような大雪になることは困りますが冬の間にある程度の積雪があることで夏、水に欠くことなく過ごすことができます。苦手な辛い寒い冬も必要な季節であることを肝に銘じ過ごさなければ・・・。

たっての願い!

2019/12/03

5歳児のぞみ組のH君、何がきっかけだったのかここ数日、自分の身長より高くタイヤを積み重ねることにこだわりを持ち、連日のように遊んでいます。ところが、クラスでの集まりで保育室へ戻らなければならなかったり、ちょっと目を離した隙に頑張って積み重ねたタイヤがものの見事に崩されてしまうことに納得がいかず、「園長先生、せっかく僕がつくった(重ねたの意)タイヤがいつも壊される!どうして?」と、涙ながらに訴えてきます。そこで、「じゃあ、僕が作ったんだからやめて!って言ってみるといいよ」と伝えたのですが「でも、気が付くと壊れていて、誰が壊したか分からないからお話しできない!」と悔しさを表します。確かに、H君が背伸びをしながら全身を使って必死で積み上げたタイヤは、無残にも失敗しただるま落としのようにバラバラに崩れ落ち見る影もありません。それが連日続くのですから納得がいかず涙に繋がってしまいます。そして今朝も「園長先生僕のタイヤまた崩されている!どうして?壊されないようにテープで留めて」と言うのです。しかし、セロハンテープやビニールテープ、ガムテープなど、園にあるどのテープを使っても落ちないように固定することなど不可能なのは明らか!そこで、H君の思い(気持ち)をどうすればみんなに伝えることが出来るか考え、不要になった紙の裏に「こわさないでね」というメッセージを書いて、今日もめげることなく積み重ねたタイヤに貼ることにしました。そこで、職員室で「『わ』ってどうやって書くの?」などと会話しながら作ったメッセージを貼ってみたところ、多くの子どもたちが「何貼ってるの?」「どうしたの?」と駆け寄って来て字を読める5歳児を中心にメッセージの解読が始まりました。ところが、一枚だけのメッセージでは、一方からは見えるものの反対側からは見えないことに子どもたちが気付き「こっちから来ると見えないよ」と教えてくれるのです。すると、今度はH君の思いに賛同した、めぐみ組のMちゃんが「わたしも書いてあげる」と言ってメッセージを書いてくれることになりました。そこで、再度職員室へ戻り、裏紙にメッセージを書くことに・・・。すると、Mちゃんが書いてくれたひらがなをよ~く見てみると「こわさないれね」となっているのです。ひらがなの読み書きがじょうずなMちゃんでも耳から覚えた言葉を書くと「で」ではなく「れ」になってしまうということが可笑しくて心の中で微笑みながらもメッセージを持って外へ出て、タイヤに貼ったのですが、Mちゃんは「じょうずに書けた!みんな読めるかなあ?」とニコニコ大喜び。そのお陰もあり今日は一日誰にも倒されることなく、立ち続けていました。とは言えH君以外の子どもたちもタイヤを使いたいという思いもあるでしょう。一日だけでもたっての願いを叶えてもらったH君、きっと満足してくれたでしょうから、明日は「ほかの皆にも貸してあげようね?!」と声をかけてみたいと思います。こんな風にたった一人の思いに共感し過ごしてくれる多くの子どもたち、それを見守ってくれる先生たちに感謝します。今年もみんなに素敵なクリスマスがやってくることでしょう!!!

クリスマスを迎えるために

2019/12/02

昨日から12月、キリスト教会ではクリスマスを迎える準備期間であるアドベントに入りました。保育園では先週末に開催したクリスマスマーケットに合わせ、玄関などは一足早くクリスマスの飾り付けをしましたが、保育室もアドベントカレンダーやイエス様の聖誕の場面を表したクリッペなどが飾り付けられ、園舎内が一気にクリスマスモードになりました。そして、礼拝もアドベント礼拝となり、来週土曜日の「クリスマス親子礼拝」同様、4・5歳児と0・1・2・3歳児に分かれて礼拝を守りました。4・5歳児は担任の先生とクリスマスページェントに向け話し合いを重ねていることもあり、M先生のお話しに真剣に耳を傾けていました。一方、0・1・2・3歳児は明かりを消したランチルームで礼拝を守ったのですが、ろうそくの代わりにペンライトを持ってニコニコ嬉しそうに入場し、暗いまま礼拝を守り、A先生の話しを聞いていたのですが、ランチルーム(園舎内)にいるのに、外で焼き芋やご飯炊きをしているような匂いが漂っているような気がするのです。しかし、明かりが消されていることもあり実態が分かりません。でもその匂いから、間違いなく暖炉に何らかの原因があり、ランチルーム内に煙が充満し始めていることが予想されます。案の定、礼拝が終わり明かりがつけられると暖炉から煙が漏れランチルームいっぱいに広がっていました!原因は給食を調理している厨房の大型換気扇にわずかに開けられた暖炉の扉から煙が吸われていたのですが、お陰で、先生たちも子どもたちも、園舎内もたった数十分できな臭くなり、しばらくの間ランチルームの扉は開け放たれることになってしまいました。業務用の換気扇の吸引力には驚きです。
 さて、話は一転しますが、今朝5歳児の女の子たちが友達の髪を結んだり、三つ編みにしてあげたりする様子が見られました。どうやらクリスマスページェントの配役が関係しているようで、彼女たちなりに役に合った髪型をイメージし結ってあげていることがわかりました。5歳児にもなると発想したことを具現化できるようになってくることを再認識させられます。

採用について

採用情報から各種文章まで、ご報告。