社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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継承

2020/04/02

新年度が始まりたった二日目ですが、新のぞみ組・めぐみ組になった5歳児、新あい組・はと組になった4歳児の様子を見ていると先日卒園した子どもたちがしていたことをしっかりと継承し遊んでいることがわかります。その一つは、4歳児の女の子たちが桜の木に吊り下げられている丸太を十字型に組まれたブランコで遊ぶ姿です。座ったままでは揺れることがない重いブランコに乗った一人の友達をブランコが振れる両側に分かれ交代しながら押してあげているのです。これまでは先生たちに押してもらっていたような気がするのですが、今日の様子を見て卒園した子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿をしっかりと目に焼きつけ、習得していたことが伝わってきました。また、二人のA君は畑で見つけた虫(彼らはミミズと言っていましたが似てるものの別な虫)を観察していたところ、虫がもがくように動き始めました。その時、数字の6や8のようなに見える形になると「6だ」「8だ」と大喜びしていました。園庭の桜が咲き揃い始めましたが、これからどんどん暖かくなると様々な虫たちも活動を始めます。保育園の虫博士だったT君の跡を誰が継いでくれるか楽しみです。
 さて、話は変わりますが、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことから政府は各世帯に布製マスクを2枚づつ配布するといいます。このことに対し、「なぜ2枚なの」、「どうして今頃?」と多くの方が疑問を持たれているようです。医療関係者の保護者やご家族が消防署に勤務する職員に話を聞くとどちらもマスク不足に悩まされているとのこと。各世帯に2枚のマスクを配布することを全て否定するものではありませんが、しっかりと優先順位を見極めた対応をして欲しいものです。

できることなら・・・。

2020/04/01

例年であれば新年度は入園式から始まりますが、今年の入園式は明後日3日に行うため、今日は進級児だけが登園して2020年度の保育が始まりました。進級児ということもあり、誰一人なくこともなく、それどころか喜んで登園してくれました。全てのクラスが保育室も玄関の靴置き場も変わったため、どこに名前が貼られているかお家の方と確認してから保育室へ向かいましたが、新4歳児はクラス替えの結果(クラス発表)を確かめ、誰と同じになったかなど話し合いながら階段を上っていきました。保育室が一階から二階へと大きく変化した新3歳児は嬉しさが表情から溢れ出ていましたが、二階の保育室にしかないden(巣穴の意)という隠れ家のようなスペースから外にいる僕に気づいて欲しくて窓を叩きながら「園長先生」と大声で呼びかけてくれました。そんな子どもたちの様子を見に行ってみると、これまでの保育室とは違うおもちゃに大喜びして遊んでいました。どのクラスも保育室の荷物置き場の確認などをしたこともあり、いつもより随分遅くに外へ出てきましたが、新年度を迎える前に届けて欲しいとお願いしていた砂が昨日の夕方届き、空っぽだった砂場に山盛りになりました。今日はその砂場に多くの子どもたちが群がり、1歳児のHちゃん、Nちゃんまでが砂まみれになりながら遊んでいました。その姿を見て30年ほど前、アメリカの哲学者、ロバートフルガムが著した「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」という本を思い浮かべました。『人間、どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を送ればいいか、本当に知っていなくてはならないことを、わたしは全部残らず幼稚園で教わった。人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、日曜学校の砂場に埋まっていたのである。わたしはそこで何を学んだろうか。何でもみんなで分け合うこと。ずるをしないこと。人をぶたないこと。使ったものはかならずもとのところに戻すこと。ちらかしたら自分で後片付けをすること。人のものに手を出さないこと。誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと。食事の前には手を洗うこと。トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい。釣り合いの取れた生活をすること・・・毎日、少し勉強し、少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして少し働くこと。毎日かならず昼寝をすること。おもてに出るときは車に気をつけ、手をつないで、はなればなれにならないようにすること。不思議だな、と思う気持ちを大切にすること。』などです。新入園児が登園してくるようになると、しばらくは子どもたちも先生たちもおおわらわとなりますが、たくさんの遊びを通して様々なことを学んで欲しいと思います。
 さて、話は一転しますが、今日4月1日エイプリルフールは嘘をついても良いという風習があり、国によってはテレビや新聞までが嘘の記事を掲載したり報道したりします。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、ジョークさえタブーになってしまっているように感じていましたが、そこに、老若男女が知っている、コメディアン、志村けんさんの訃報が重なり例年のようなエイプリルフールにはなりません。一昨日3月30日の朝、めぐみ組の K君がこんなことを言っていました。「園長先生、にいに(兄に)がもし魔法が使えたら志村けんを生き返らせたいんだって」とです。こんな子どもたちの願いを思うと、コロナウイルスの拡大も志村けんさんの訃報は本当の嘘であって欲しいそう思ってしまいます。

何度も!

2020/03/31

今年度最後の保育日となった今日は、子どもたちが楽しく遊ぶことができる風もなく穏やかな一日となりました。特に5歳児ののぞみ組とめぐみ組の子どもたちは、保育園で思い残すことがないようにとの思いから、のぞみ組の子どもたちは最後の山登りに、めぐみ組の子どもたちはリレーに興じていました。今でこそ笑顔で過ごしている子どもたち、一体これまで何度泣いたことでしょう。入園したばかりの頃お家の方と離れるのが辛くて泣き、友達とのトラブルに泣き、先生に叱られて泣き、大笑いして泣き、怪我をして泣き、怖くて泣き、お泊まり保育で寂しくなって泣き、卒園式で友達や先生たちとお別れするのが悲しくて泣き、数えきれない程ないたことでしょう。明日の朝この子どもたちが登園してこない現実を実感した時、私たちも改めて寂しさが募ると思いますが、子どもたち自身も明日の朝、寂しさを覚え、泣いてしまうかもしれません。今朝の新聞に「会津の三泣き」に触れた、デスク日誌が掲載されていました。「会津三泣き」という言葉、以前聞いたことがある言葉ですが、意味は、「初めはよそ者扱いに泣き、住むと気候・風土の厳しさに泣き、最後は会津人の人情に触れて別れがつらくて泣く。」ということだそうです。泣いた回数こそ多くの差がありますが、入園から卒園までの保育園生活とどこか重なるように思えてなりません。5歳児に限らず子どもたちはこの一年たくさんの方々に支えられ過ごしてきました。ハープコンサート、サッカー教室、お話の部屋、羊の毛刈り、田植え・稲刈り、味噌作り、芋植え・芋掘り、餅つきなどの行事でお世話になった方、礼拝のお話をしてくださったM先生、給食の食材を届けてくださった業者の方々、三輪車などの遊具、水道やトイレの修理に来てくれた業者の方々、そして保護者の方々に感謝いたします。また、今年度限りで園を退職する職員にも感謝します。明日からの新年度も皆さんが神様に守られ過ごすことができるように祈ります。1年間本当にありがとうございました。

開花!

2020/03/30

桜の開花を指折り数えて待っていましたが、先週土曜日保護者の皆さんにご協力いただき研修と新年度の準備をさせてもらった時、数輪だけでしたが桜が開花しているのを見つけました。このままだと今日には多くの花が咲いているだろうと思っていましたが、昨日の寒さによって少し足踏みした様で今日は想像していたほどは咲いていませんでした。それでも今週中にはきれいな花を咲かせてくれそうです。一方、足元に目を向けると、いつの間にかつくしが顔を出していて、スイセンが次々と花を咲かせ、芝桜が間も無く花を咲かせそうです。しかし、先生たちはこの時期、桜の開花よりも新年度に向けた保育室の片付けと掃除、用品の準備に追われそれどころではないというのが正直なところでしょう。そして、来月4月3日の入園式後からが大変さの本番で心身ともに疲労困憊の日が続きます。そんな時こそきれいに咲き誇る花たちに目を向け一息ついてもらいたいものです。そして、新型コロナウイルスの影響で中止となっ桜まつりの代わりに多くの方が園庭に咲く桜を愛でて元気になって欲しいものです。

今日も笑顔と笑い声が溢れました!

2020/03/27

江戸の情緒と昭和の郷愁が入り混じる観光名所、東京「浅草」いつもならば海外からの観光客で賑わっていますが、新型コロナウイルスの影響でさぞかし閑散としていることでしょう。この浅草のシンボル「雷門」の辺りには観光案内のために人力車が待機していて鯔背な引き手がお客様を楽しませてくれます。そんな浅草のように、保育園の園庭ではオンボロのリヤカーが走り始め、それに乗車希望の子どもたちが車掌車の前の丸太に腰掛け、引き手である5歳児めぐみ組のK君を待ち園庭観光に大喜びしていました。このリヤカー最初は僕が薪運びのために使っていたのですが「乗りた〜い」と言う子がいたので数回に分けて乗せてあげたのが運の尽き!?どんどんお客さんが増え始め、このままでは体力が持たないことは明らかになったので重量はあるものの一度に大勢乗せられる大きなリヤカーも登場させ子どもたちを乗せてあげたものの体力の衰えを痛感させられました。ところがK君を始め、のぞみ組のR君たちは3・4歳児のお客さんを乗せて何度も周遊しているのですからさすがです。それだけではありません。園庭で人遊びした後、のぞみ組のN先生と山登りを始め頂上まで登り、登ったところと別なところから降りてきたと思いきや、今度はズボンが汚れることやお尻が痛くなることなど気にすることなく斜面を滑り降りる遊びを始め、ついには滑りやすいようにとN先生が準備してくれたゴミ袋を履いて滑り始めることになったのですが、それがまるでおむつのようで、作ってあげたN先生も周りにいた子どもたちからも大笑いが溢れました。そのほかにも、4歳児がランチルームの椅子やテーブルを移動し大掃除をしてくれたり、昨日、育ちすぎた野菜やマルチシートの処分がされた畑では2歳児の子どもたちがミミズ探しに夢中になっていました。4月、新年度が始まると泣きながら過ごす新入園児がいるのでこんな風にのんびりと過ごせるのは不可能となることは明らか。そんな意味からも今日は先生たちにとっても子どもたちにとっても本当に充実した1日になったことでしょう。

きれい!

2020/03/26

2012年6月に現在の地に保育園が新築された時、何もなかった園庭に植えたの木々の成長や環境(遊具)の変化、そして四季折々の自然の移り変わりを映像に収め続けています。今朝は雲に隠れることのない雪を纏った雄大で見事な蔵王の姿を見ることができたので掃除と線量の計測を済ませてから山に上り、写真を撮りましたが、園庭の木だけでなく、斜面の木も時間とともに育っていてることがレンズに入り込んでくる枝から気付かされます。それでも8年前には下草刈りなどされていなかった山をも子どもたちが過ごせるスペースにするべく、少しずつ手を入れたことが良かったのか、それまでススキなどの植物によって日が当たらず花が咲いていても気づかれることのなかったフキやカタクリが日を浴び見事に育っています。そんな様子を一人でも多くの子どもたちが見ることができるように、そして、これまで以上に高いところへ上るための梯子を作るなど今後も地道に手入れを続けていかなければなりません。ちなみに、園庭に最初に作ったのが砂場ですが、丈夫な枕木でさえ時間の経過と水による腐食で随分痛んできています。そんなことを知る由もない3歳児てんし組のS君が「園長先生スコップ貸して」と言ってきてカチカチになっていた砂を掘り始めました。しかし、長続きはしなかったものの、それがきっかけとなり3歳児ひつじ組のM先生が他の子どもたちと作業を引き継ぎ大きな山を作っていましたが、これにより砂が柔らかくなるだけでなく、枕木が乾燥するという好循環が生まれます。しかし、本当はカチカチの砂を必死に柔らかくするために苦労することがないように新しい砂を入れてあげなければならないのですが。
 さて、この頃本当に日が長くなり、夕方沈んでいく太陽によって蔵王のシルエットがきれいに見える日が増えてきました。そして、今日の夕方の太陽は、まるで朝日のような輝きを発しながら沈んで行きました。そんな様子から自然の素晴らしさと都会とは違う環境のよさを痛感させられました。

最後の日

2020/03/25

昨日も書きましたが、今日は今年度の保育終了日となり明日からは届出保育となります。ここ数週間、新型コロナウイルスの感染拡大が心配されましたが、内容を短縮しなければならなかったものの、休園することもなったため卒園式もお祝い会も3歳児ひつじ組のKちゃんの誕生会も無事終えることができ本当に良かったと思っています。今日で保育園生活が最終日となった5歳児の子どもたちは思い残すことがないように外遊びを楽しみ、給食を味わい、お迎えの時間には、これまで一緒に保育園生活を過ごしてきた友だち、先生たちとの別れを名残惜しそうにしていました。また、3歳児ひつじ組のHちゃんも今日が保育園生活最終日となりましたが、いつもと変わることなく遊び、給食を食べていました。こんな風に今日保育園とお別れとなった子どもたちが明日から登園しなくなると思うと僕でも寂しくなるのですから、担任の先生の寂しさや喪失感が大きいことは言うまでもありません。その一方で新年度に向けて様々な準備をしなければならにという現実にほっとする間も無く、また寂しさを感じることが難しいのも事実。忙しさと寂しさが交錯する中で明日も変わることなく登園してくれる子どもたちがいることは救いなのかもしれません。

喜びと悲しみ

2020/03/24

今年度の通常保育は明日が最終日で明後日からは届出保育となるため、5歳児の中には明日が本当に保育園最終の登園日になる子どもたちがいます。これまで当たり前のように登園し、泣いたり笑ったりしていた子どもたちが登園しなくなることがまだ実感できないでいましたが、今日、例年この時期に計画している「お祝い会」を行い、卒園・進級したことを喜び合った一方、今年度で退職する先生を紹介しなければならず、悲しみで涙が溢れる時間となりました。4歳児あい組の2人のK君はいつも楽しいことをしていた5歳児のぞみ組のH君が卒園し登園しなくなることが寂しいらしく、今朝も園庭に長い棒を使って楽しそうに絵を描いているH君を見ながら「ねえ、園長先生、Hちゃんもう保育園来なくなるの?」と尋ねてきたので「うん。そうだよ!明日が最後だって」と返事をすると「ふ〜ん」との返事が返ってきました。その後、桜の蕾がどれくらいおおきくなっているか確認しに行くとH君とK君たちが「どこに行くの?」と言いながらついてきたので、桜の蕾といっしょに思い出の写真を撮ってあげたのですが、これも、クラスの枠を超え子どもたちが良き交流をしている第一光の子保育園の良さだと再認識しました。そんなK君たちも10日には保育園で最高学年となり今度は、K君たちがH君のように憧れられる存在・先輩になってくれることでしょう。
 さて、新型コロナウイルスの感染が拡大し、保育園も休園しなければならないようなことがあれば、1年間ずっと誕生日(会)を心待ちにしていた3月生まれの子どもたち(保護者)にとって、そんな悲しいことはありません。しかし、幸いなことに、今日は4歳児はと組のT君、5歳児のぞみ組のHちゃんの誕生会を行うことができたので二人ともニコニコ大喜び。明日、3歳児ひつじ組のKちゃんの誕生会が予定通り行われれば、全ての子どもたちの誕生日をお祝いすることができたことになります。これまで首を長くして誕生会を待っていたKちゃんの誕生日をみんなでお祝いしたいと思います。そうそう、5歳児めぐみ組のMちゃん、ぐらついていた上の前歯が抜けたことを嬉しそうに教えてくれまし。ところが抜けた歯の隣の歯も間違いなく直ぐに抜けるようにグラグラになっているのに、そのままにしながら器用に給食を食べているのには驚きでした。歯が一本抜けただけで表情が随分違って見えましたが、永久歯が生え揃うまでの限られた期間の表情、しっかりと目に焼き付けておかなければ・・・。
※今日の給食は子どもたちの卒園・進級をお祝いし、給食室で手作りされたお赤飯が提供されました。感謝です。

驚き!

2020/03/23

新型コロナウイルスがヨーロッパで感染拡大する中、クロアチアの首都ザグレブで、22日朝、マグニチュード5.4の地震があり、建物が倒壊する被害が出ているということをニュースで知りました。今回の規模の地震はおよそ140年ぶりと言うのですから、ほとんどの人々が初めての経験した地震でさぞかし驚き、パニックになっていることでしょう。2017年6月、OMEP(世界幼児教育・ 保育機構)の世界大会に参加するためクロアチアに出かけましたが、ザグレブ空港から会場となったオパティアという街に向かうために通過した際、車窓から見たあの綺麗なザグレブの街が被害を受けたかと思うととても複雑です。今後余震など起きることなく少しでも早く皆さんが安心して過ごすことができるように祈るものです。
 さて、4歳児あい組のK君のお父さんのお陰で本日、暖炉用の薪が保育園に届けられました。その量なんと2tダンプ3台分(午前中2台、午後1台)これまでも毎年薪用にと丸太が届いたのですが、今日届けていただいたそれは、チェーンソーで玉切りすることはもちろん、斧を使って必死に割る必要がない、乾燥させるだけのほぼ出来上がった薪が届いたのです。届けてくださったK君のお父さんと造園業者の方々の話によると薪になった桜は結構な樹齢のソメイヨシノだったそうですが、道路の中央にあったことで通行の邪魔になり伐採されたというのです。ソメイヨシノということは自生したのではなく、数十年前に人間の手で植えられ多くの人が春に咲く綺麗な花に癒されたことでしょう。しかし、今度は同じ人間が大きく育ちすぎたという人間の都合だけでなんの罪もない木を伐採しなけれならないのですから、木を切る業者の方々は仕事とはいえ辛い思いなのでしょう。それが「ただゴミとして処分されるのではなく、保育園の暖炉で薪として生かされることは嬉しいです」と言葉に集約されているように感じました。今日届いた薪の量を考えれば秋までにいい具合に乾燥すれば今年は薪割りをしないで済みそうなのですが、これまで斧で薪割りをしていたということを聞き驚いたようで、午後薪と一緒に電動の薪割り機を搭載してきてくださり、「園長先生、一週間ぐらい使って見てください!」「あっという間に割れますから」とおっしゃるのです。このお言葉に甘え、玉切し重ねてある丸太を割ってみようと思います。今日改めて当園が多くの方々に支えられていることを実感させられました。K君のお父様、本当にありがとうございました。心から感謝し薪割り機を使わせていただきます。
 そうそう、畑で育てられていた野菜が次々花を咲かせ始めていたので、そろそろ機械で耕さなければならないと思っていたのですが、4歳児あい組の子どもたちが今日大根を収穫し煮物作りをしていました。暖冬だったとはいえ、枯れることなく冬を越した大根の強さに驚かされました。

大丈夫!安心して!

2023/08/19

今週末、引っ越しをして大河原町を離れてしまう5歳児のぞみ組のH君、引っ越しの準備が着々と進んでいるからなのでしょう、このところ、ことあるごとに「あと何回寝たら新しいお家に・・・」と話しかけ来るのです。それは保育園、友達や先生たちとお別れするということを理解している証拠なのですが、一方で引越しすると、もう保育園に来ることができないと思っているようで、これまでの保育園生活で楽しかったことを振り返り、もう一度同じことをしたいというのです。今朝も僕のところへやってきて「あ〜あ、前行った🐗イノシシの足跡があった畑、どうなったかなあ?もしかするとまた🐗イノシシが来てるかもしれないなあ!?行ってみたいなあ!」また、園の山を見ながら「山登りしたいなあ!?」と話しかけてくるのです。そこで「じゃあ、今日は園長先生忙しいから来週にしない?それか、N先生にお話ししてみんなで行っておいで!」と返事をしました。すると「でも、イノシシの畑はN先生行ってないからどこか分からないと思うから・・・」と的を射た返事が返ってきます。そこで、イノシシの足跡のあった畑には来週行くことを約束し、山登りについてはN先生にお願いしてみることを伝えたところ、ちゃんとお話し(お願い)し、念願を受け入れてもらったようで、H君だけでなくN組の子どもたちが頂上まで登り眺望を楽しんでいました。おそらく今月末には桜が咲き始め、頂上から最高のお花見ができると思いますが、さすがにそれをH君が楽しむことは時間的に難しいことでしょう。そこで引越し後も時々保育園に遊びにきてイノシシの足跡があった畑や園の山登りを楽しんだり大好きなオランウータンの人形で遊んでもらえるように、登園最後の日には「大丈夫!安心して!遊びにおいで」と伝えたいと思います。
 さて、今日の夕方、しばらくぶりに蔵王の稜線が見えるような綺麗な夕焼けを見ることができました。夕焼けの翌日は晴れると言われていますが天気予報によると風の強い一日になるとの予報が出ています。せっかくのお休みコロナウイルスで沈みがちの方々の気持ちが少しでも晴れるような一日になることを願うものです。

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