社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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少し前進

2020/04/14

新入園児も少しずつ保育園に慣れて来てくれたのか、今週に入った途端、先週までほとんどの子どもたちが泣いていた1歳児クラスの子どもたちから笑顔が見られるようになりました。今日はお散歩車に乗せてもらい園庭を散策していたので、先週、子どもたち同様涙を流しながら保育をしていたそら組のM先生に「今週に入って本当に泣かなくなったね!?」と声をかけると、「そうなんです!みんなお散歩車に乗ってくれるようになったんです」と、子どもたちの姿大喜びしていました。保育時間が少しずつ長くなり給食もお昼寝もはじまり、仕事量は増えたことは間違いありません。しかし、登園してからお迎えまでの時間が長くなったことで慌ただしさから開放されたところもあるのか、先生たちが以前より少しゆっくり食事をとることができるようになったように思います。一方、進級した子どもたちは、これまでと変わらず自分の好きなこと(遊び)を見つけ過ごしていましたが、K君は風で吹き飛ばされ園庭に落ちた桜の花びらや降ってくる花びらを指差し「◯×!△♯♭¨※∈」とニコニコして話しかけてくれました。また、2歳児クラスのYちゃんとAちゃんはペダルに足が届かない三輪車に乗って遊んでいましたので押してあげたのですが、職員室へ戻らなければならず、その場を離れることになったのですが、動かないと楽しくないことを知っていて、Yちゃんが運転席から降り、Aちゃんが乗る三輪車を押している姿がほのぼのとしていました。何はともあれ、1歳児以外の新入園児もまだまだ慣れない保育園生活に泣いたり落ち着かなかったりしますが、少しずつ前進していることは間違いありません。みんなが笑顔で過ごしてくれるまで焦ることなく関わっていきたいと思います。

厳戒・限界

2020/04/13

この数週間、連日のように送られてくるコロナウイルスに関する様々なメール!いったいこれがいつまで続くのか分かりませんが、そろそろ精神的に滅入ってしまいます。各地で感染拡大防止のために「外出自粛」が再三呼びかけられ、多くの企業で在宅勤務に切り替わる中、現在も開園している保育園。横浜市では保護者に向けて「市内の保育所等は原則開園とし、保育が必要な方については、引き続き保育所等を利用していただけますのでご安心ください」と発表したそうです。一方、保育現場では保育者たちにしわ寄せがきていて、SNSでは「何が“ご安心ください”なのか意味がわからない」という声が続出しているそうです。政府や自治体、企業など、それぞれの思惑の間で板挟みとなり、疲弊しはじめている保育者たち、幸い大河原ではまだ感染者は出ていませんが、いつどうなるか分からない状況の今、本当にいちばん大切なことは何なのかすら分からなくなってきているような気がします。盛んに「3蜜」を避けるように言われていますが、特にスキンシップが必要な0・1・2歳児の子どもたちと関わる先生たちに「密着」を避けることが可能でしょうか?厳戒態勢の中で行ったといえる「卒園式」や「入園式」、そして、今後も様々な行事を行うかどうか考えながら保育をしなければなりませんが、先生たちの心身が限界にならないようにしなければならないでしょう。そのためにも、「3蜜」だけでなく、保護者の方々と「綿密」に連絡し合い、何かあった場合には「秘密」を作ることなく情報共有しなければと思います。
 さて、満開だった桜が今日の雨と風によってあちこちに薄桃色のじゅうたんを作り、園庭中央のケヤキたちが新しい葉を広げる準備を始めています。桜やケヤキに青葉が広がるころには何とかコロナウイルスの感染拡大が抑えられ、明るい話題に花を咲かすことができるように願い祈るものです。

途切れることなく

2020/04/10

新年度になって5人の子どもたちが誕生日を迎え、それぞれ一つ大きくなりました。そして、今日行われた2歳児ほし組のHちゃんの3歳の誕生会が今年度初めての誕生会となりました。これまで数年間、登園してきた時「おはよう!」と声をかけただけで顔がひきつりお母さん・お父さんに助けを求め、遊んでいる時に目があっただけで担任の先生にしがみついていたHちゃんが、ようやく「おはよう!」の挨拶に笑顔で応えてくれるようになり、目があっても逃げる事もなく、時には自ら話しかけてくれるようになったのですから、嬉しくて仕方がありません。今日も給食の時にお祝いに行くことを約束していたのですが、僕がなかなか来なかったので「園長先生来ないね!?」と心配してくれていたというのですからビックリです。今では当たり前になった感がある一人ひとりの誕生日に合わせた誕生会を行うようになり10年以上経ちますが、コロナウイルス感染症によって途切れることなく今年度も継続できることを心から祈ります。
 さて、保育園は多くの卒園児の保護者の方々によって現在も支えられていることを覚えます。現在の園庭の環境、届けて頂く暖炉用の丸太、5歳児が経験させて頂いている田植えと稲刈り、バスや軽トラックの車検や整備、職員駐車場などなど数えるとキリがありません。そして今日、改めて卒園児の保護者によって支えられていることを再認識させられることがありました。それは、昨日、入学式の後、ランドセル姿を見せにきてくれたKちゃんのお父さんが発電機や溶接機、電動丸のこ、コンプレッサーの他に見たこともないような工具を軽トラに載せてボロボロになっていた車掌車の修理に来てくださったのです。以前から「時間があれば修理のお手伝いします」とおっしゃってくださっていたのですが、昨日お見えになった時「明日仕事が休みなので修理しに来ます」との言葉通り、修理のために一日時間を割いてくださったのです。物珍しい工具は勿論のこと、その器用さとこだわりには只々驚かされました。とは言え、丸一日かかってもステップの一部の修理が始まったばかりで子どもたちに以前のように遊ぶためのスペースとして開放するには時間がかかることは言うまでもありません。本来であれば保護者から「危ないのでは?」と言うご指摘を受けた時点で早々に修理をするべきだったのですが、結局はKちゃんが卒園してしまうまで(してもなお)そのままになってしまったこと、子どもたちに本当に申し訳なく思っています。「これからも時間がある時に修理しに来ます」とおっしゃっていただけたので、僕ができるお手伝いあれば喜んでお手伝いさせていただこうと思います。
 そして、これからも卒園したからと言って、卒園児・保護者の方々との関係性が途切れることなく歩んでいける保育園でありたいと思います。Kさん本当にありがとうございました。

※先日に引き続き、5歳児のぞみ組のK君のお父さんのご配慮により2トンダンプ一台分の薪用の桜が届けられました。本当に感謝です!

入学おめでとう!#2

2020/04/09

一年生になりました。

入学おめでとう!

2024/05/09

一年生になりました!

「はい、わたしが園長です」

2020/04/09

入園式から明日で一週間、そして今週月曜日の初登園から5日を迎えます。新入園児はこの時期、慣らし保育期間中ということもあり進級児より早いお迎えとなっています。中にはお仕事の都合でおじいちゃんやおばあちゃんがお迎えにお見えになることがありますが、入園説明会や入園式におじいちゃん・おばあちゃんがいらしていない場合、担任の先生はもちろん僕を含め職員と初対面ということになります。そんなこともあるのでしょう。一昨日の朝こと、1歳児I君、3歳児N君を連れてきて下さったおばあちゃんに「こちらの園の関係者ですか?」と尋ねられたので、「はい、園長です。どうぞよろしくお願いいたします」とお返事をしたところ、大慌てで「そうでしたか!?申し訳ありません」と頭を下げられました。どこからどう見ても園長になど見えない風貌を考えれば当然のことですし、園長だからといって偉い訳でも何でもありません。これまでも飛び込みでやってくる業者の方に玄関で「園長先生お願いします」と何度言われたことか・・・。その都度、恐縮し頭をさげる業者の方々の表情を見られるのもおもしろかったのですが、「変な園長」ということが伝わってしまったのか、この頃はそんなことがないのが寂しいほどです。だからと言って急にスーツにネクタイというスタイルに変えることは・・・。といったわけで結局毎年同じようなことが繰り返されるということになります。
 さて、今日は大河原町内(隣接する柴田町も)の入学式が行われました。例年であれば5歳児で担任をしてくれた先生たちと手分けして入学をお祝いしに行っていたのですがコロナウイルスの影響があり伺うことができませんでした。それも影響したのか入学式を終えた卒園児(新入園児)たちが大勢ランドセルを背負って顔を見せに来てくれました。その姿に担任だったN先生もR先生はもちろん、つい先日まで一緒に遊んでいた子どもたちが大喜び、大歓声をあげ歓迎していました。仙台市内の小学校に入学するH君の入学式も今日同様、素晴らしいお天気の下行われることをみんなで祈っています。

嬉しそう

2020/04/08

月末、コロナウイルスの感染拡大防止の観点から国が突然発表した小中学校、高校、特別支援学校の臨時休校。あの日から毎朝すれ違っていた小学生たちの姿が見られず、声も聞かれなくなり寂しさを覚えていました。ところが今日、大河原町内の小学校の始業式が行われることもあり、久しぶりに子どもたちとすれ違い、元気そうな声が響き、嬉しそうな笑顔を見ることができ、これこそが社会において自然で大切な姿であることを感じ、子どもたちの力の凄さ素晴らしさを再認識させられました。ところが、小学校は明日の入学式後また一週間程度の休校が決まっているとのこと・・・。真新しいランドセルを背負い、学校に通うことを心待ちにしていた新入学児にとっても、つかの間ではあったものの、今日久しぶりに友だちとの再会を喜んだ生徒たちは残念がっていることでしょう。一方、保育園では4歳児、はと組・あい組の子どもたちが満開の桜を楽しみながら園庭で給食を食べ、5歳児のぞみ組・めぐみ組、3歳児てんし組の子どもたちがいつもに増して嬉しそうに午後のおやつを食べていました。小中高生だけでなく、学校に行くことができないでいる学生たちに笑顔が溢れるように祈るものです。
 さて、嬉しそうと言えば、代休代替担当のM先生が出勤してくるなり声を弾ませ「園長先生、さっき駐車場でカモシカに会いました!」と嬉しそうに話してくれました。昆虫公園の近くではこれまで、イノシシが現れたという話は何度となく聞いていましたが、園から数百㍍しか離れていないところに、特別天然記念物が現れたというのですから俄かには信じられないのですが、M先生が見間違えていなければそれだけ自然豊かな環境で生活できているという嬉しい出来事!できることなら僕も一目見てみたいものです。イノシシでないことを祈って・・・。

結ぶ

2020/04/07

5歳児のぞみ組に進級したRちゃんは4歳児あい組の5月、古くなり壊れたゴザから落ちたビニール製の紐やクローバーを柳の木の枝や園庭のフェンスに結んで遊んでいました。そのRちゃんが昨日ピザ釜に近くに植えられているチャボヒバという木の下に傘を差しているように入り込み、一人黙々と何かしているので何をしているのか近づいて「Rちゃんおはよう!何してるの?」と声をかけてみました。すると、このチャボヒバの枝にもたくさんの紐を結び付けているではありませんか!そして、今日も昨日と同じように飽きる様子もなく見つけてきた紐を上手に結んでいるのです。この様子からRちゃんが「結ぶ」という事(遊び)が楽しくて進級しても継続して遊んでいることが伝わってきます。洋服や靴などありとあらゆるものがジッパーやマジックテープにとって代わり、生活の中に「結ぶ」という行為・作業が減っていく中で、誰に指示されるわけでもないのに黙々と「結んでいる」Rちゃんの姿が素敵に思え、結び付けられた紐はそのままにしてあります。しかし、他の子どもたちの目に触れそうにないところに結んであるので、幸か不幸かきっと誰にも気付かれることはないでしょう。
 さて、昨日の強風にも耐えた桜が満開になりましたが、コロナウイルスの影響でしょう、例年のように散歩がてら園の桜を観にくる方の姿はありません。一方、園の子どもたちは桜が咲いていることが当たり前の環境にいるからか、特別感もなくいつも通り遊んでいますが、満開の時期は限られているため、5歳児のぞみ組のS先生と子どもたちは隣接する東部体育館の駐車場に咲く一本桜の前で記念撮影をしました。来年の今頃は小学生になっていると考えると、こうして保育園の桜の木下で記念撮影できるのもあと一週間程度でしょうか?今週はお天気が崩れることはなさそうですので、5歳児の保護者の皆さんに限らず送迎の際にでも記念撮影をしてみてはいかがでしょうか?

泣きたい!?

2020/04/06

先日の入園式の時、「困った時、悲しくなった時、痛い時、寂しくなった時、そんな時には泣いていいよ。」という話をしたのですが、新入園児の登園初日となった今日、多くの子どもたちが約束通り泣きながら過ごすことになりました。1歳児の保育室では新入園児の泣く姿に影響され進級児までが泣き出してしまい、先生たちは大混乱となったようです。この大混乱、慣らし保育中はもちろん、しばらく続くことが予想されるので、先生たちの方が泣きたいと思っているかもしれません。一方、4・5歳児は今年度初の礼拝を守りましたが、4歳児はと組に入園したRちゃんは別な施設での保育経験があるためか、泣く事もなく初めての礼拝でも他の子どもたちと変わることなくしっかり椅子に座り話を聞いてくれました。ところが、担任のR先生は、僕が先日まで担任をしていた子どもたち(卒園児)のことも祈ったことで、卒園した子どもたちのことを思い出し泣きそうだったということを夕方保育を終え職員室に戻ってきて涙を流しながら話してくれました。卒園式後ことあるごとに寂しさが募り泣いているR先生に担任してもらった子どもたちは幸せです。そして、この4月から担任をしてもらうことになった子どもたちにも同様の愛情を注いでくれることでしょう。
 さて、園庭の桜が満開となり空を薄いピンク色に染めてくれていますが、今日は結構な風が吹き、砂埃や落ち葉を巻き上げていました。その風は夕方になっても収まらなかったのですが、そんな中、田んぼの先生(Hさん)が田んぼを耕運機で耕しているのを見つけた5歳児は「お〜い!Hさ〜ん」「今度は僕たち(私たち)だからよろしくお願いします」とご挨拶していました。Hさんもこの日を楽しみにした下さっている事もありニコニコしながら「わかった!13日だから忘れないでね!」と応えてくださいました。
 話は変わりますが、風の影響で電車のダイアがお幅に乱れてしまい帰宅する電車を大河原駅のホームで1時間以上待つことになりました。風と寒さを凌ぐために改札前で待っている方もいたようですが、コロナウイルスのことを考えると寒くともホームの方がリスクが少ないと思い頑張ったものの、あまりの寒さに自販機で暖かい飲み物を買い求めることになりました。春がきたとは言え、まだまだ朝夕は寒さを感じることがあるを痛感させられました。

祝ご入園

2020/04/03

今日は2020年度の入園式でした。お天気も入園式を祝ってくれるかのように朝から青空が広がり、日中の気温も上がったため園庭の桜が一気に見事な花を咲かせ、まさに入園式日和となりました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために卒園式同様、保護者の出席を人数制限させていただくとともに、プログラムも短縮して行いましたが、子どもたちの笑顔と咲き誇る桜がコロナウイルスによる閉塞感、重苦しい空気をしばし忘れさせてくれたように感じます。初めてお子さんを保育園に入園させる保護者の方々の表情からは不安と緊張が伝わってきましたが、兄姉が在園している、あるいは保育園を卒園した兄姉がいる保護者の方は、どことなく余裕があり「桜の花をバックに写真撮影をどうぞ」とお勧めしても遠慮する方が多い新入園児の保護者とは違い桜を眺めながら写真を撮っていました。週間天気予報によると今日入園式を終えた子どもたちが登園してくる来週も天気が崩れる予報は出ていないので少しは桜を見ながら外でも過ごせる陽気が続きそうですが、泣きながらの登園が続いたり、保育室を飛び出したりする子どもたちの対応に先生たちはしばらくの間、余裕もなく必死な時を過ごすことになるでしょう。保護者の方々には慣らし保育の間、早いお迎えをお願いすることになりますがご理解・ご協力いただけますようお願いいたします。

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