社会福祉法人 光の子児童福祉会

保育日誌

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たった数日間で

2020/06/17

月・火の二日間、お休みをいただいたこともあり、月曜日の「花の日礼拝」を子どもたちと一緒に守ることができず、礼拝の様子を見ることもお伝えすることもできませんでしたが、主任のY先生や司会担当だったT先生、そして、お話をして下さった教会のM先生から当日の様子を聞かせてもらったところ、初めてホールで礼拝を守った(しかも3・4・5歳児合同)3歳児もとても落ち着いてお話を聞いてくれていたこと、また、例年通りたくさんの方々がお花を持ってきて下さったことを聞かせてもらいました。本来であれば持ち寄ってもらったお花を近隣の方々や普段お世話になっている警察署や消防署などに子どもたちと届けに行くのですが今年はコロナウイルスのことを鑑み、訪問先を減らし、子どもたちの代わりに先生が届けたり、押し花のカードにお手紙を添えて郵送するなど形を変えての「花の日礼拝」でしたが、今年も神様の恵みをお伝えできて本当に良かったと思います。
 さて、この二日間の間に隣接する運動場の土の入れ替えが順調に進んでいて、ブルドーザーやショベルカーはなくなり、その代わりロードローラーが土を固めるために忙しそうに動き回り、見たこともない不思議な年代物の働くクルマがスタンばっていました。この調子であれば7月からグランドでサッカー教室もできるようになりそうです。また、園庭の栗の木にはたくさんの花が咲き、独特な香りを撒き散らし、柿、ビワ、桑など実のなる木々が小さな実を付けています。また、ザクロの木がタコウインナーのような花を落とし遊びを発展させ、園舎内には来週行う5歳児の伝統行事となった「味噌作り」のため、味噌作りの工程や大豆から出来ている食べのもに関するディスプレイが貼られるなど期待が高まるような取り組みがなされていました。これからもコロナウイルス の感染に気をつけながらですが、少しづつこれまでのような活動ができるようになることを祈るものです。
そうそう、全国のニュースでも取り上げられたという、謎の不思議な飛行物体。保育園の子どもたちも「ねえ、園長先生あれなあに?」と聞きながら空を眺めていましたが、あの飛行物体が何だったのか謎のままでしたが、これから変なことが起きないといいのですが・・・。

突然

2020/06/12

昨日誕生日だった3歳児ひつじ組のN君、朝登園してきた際、雨が降っていたこともあり「園長先生おはよう!今日は雨だね。だからお外に行けないからお部屋で遊ぶの?」と話しかけてくれたので「おはよう!でも雨が止んだらお外で遊べるよ!」と返事をしたのですが、N君は「神様が『え〜ん』したから雨が降ってるんだよ」と、何とも子どもらしい詩的な返事を返してくれました。そんなN君の声が聞こえたのか、降っていた雨はあっという間に上がり、N君もいつものように外遊びを楽しんでいました。そうかと思えば、今朝はいつものように子どもたちが外遊びを楽しんでいた時に突然音を立てて雨が降り出したので大混乱。外掃除を終え、園舎内の消毒をしていた僕のところにまで「きゃ〜」とか「わ〜っ!」とかいう悲鳴が聞こえてきて子どもたちが先生たちと一緒に遊具小屋や乗り物の車庫、園舎西側の玄関で雨宿りをしていたのですが、そんな中、5歳児の数人の女の子たちが頭にゴザを乗せ雨よけにしながら遊具小屋へ歩く様子が運動会の可愛らしいムカデ競走のよう(しかもスローのコマ送り)に見えて仕方がありませんでした。また、水曜日の夕方、降園するため玄関で靴を履こうとしていた3歳児てんし組のKちゃんが、帰宅するために靴べらを使って靴を履いていた僕に「ねえ、園長先生、それなあに?どうしてそんなの使うの?」と尋ねてきました。そこで「これを使うと靴が履きやすいんだよ。大人になるとわかるよ」と返事を返したのですが、すると、Kちゃんの何かにスイッチが入ったようで「お父さんはヒゲが生えてくるよ。でもKにはまだチ◯チ◯が生えてこないんだよ」と言いだしたのです。この一言にお父さんはタジタジ、同じ場所にいた4歳児はと組のS君のお父さんは妹のYちゃんを抱っこしながらニヤニヤ笑い出しました。そこで「男の子と女の子が入れ替わるお魚はいるけれど、残念ながらKちゃんは大人になっても◯ン◯ンは生えてこないいんだよなあ。」と僕が話したのですが、Kちゃんが納得した様子はなく、ぽか〜んとした表情をしていました。もしこの先Kちゃんに突然チ◯◯ンが生えてくるようなことがあれば、それこそ珍事になるのですが・・・。
 さて、昨日は東日本大震災から111回目の月命日で、今日は宮城県沖地震から42年となりました。東日本大震災は知っていても多くの先生たちが宮城県沖地震を知らないため、「県民防災の日」と言われてもピンとこないことでしょう。とはいえ、災害はいつやってくるか分かりません。常に備えを怠らず命を守る対策をしていかなければならないと思わされました。

大切なこと

2020/06/11

人間は自分の身体の大きさや、周囲の環境から、本来、椅子ではないものでも座れそうなモノを「椅子」として使うことがあります。また、「自分が乗っても、物を載せても壊れることなく安心な物体」があると、それを様々な用途に使います。「座る」「物を乗せる」などなど・・・。そのことを知覚心理学者のジェームズ・ギブソンは「与える・提供する」という意味の「afford」という動詞をもとに、物が持つ形や色、材質などが、その物自体の扱い方を説明しているという考え方「affordance」と言う言葉を作りました。当然のことながら我々の生活の中にも保育園の中にも無数の「affordance」があふれ、無意識のうちにその中で生活しています。園庭では出されていた日除け用のテントの下に5歳児の女の子たちがゴザやカップなどごっこ遊びをするために必要なものを運び込み、お家ごっこを始め、0歳児の保育室前のバルコニーでは5歳児のぞみ組のT君とS君が並べた椅子をロケットに見立て遊んでいました。このように、大人が「日除け」や単なる「椅子」として準備しても彼女・彼等は「家」や「ロケット」として認識して遊び始め、更に遊びを発展・展開させていくことができるのです。それは、前述のように、その形(デザイン)から使い方(情報)を発見できる、使い方の情報を発信しているということです。そのため園庭に落ちている枝や棒が子どもたちの格好の遊具となり銃になったり魔法の杖になったり・・・。僕自身がそんな子どもたちと同じ感覚のまま(ネオテニー)なので、妙な形の丸太や薪を見つけると園庭の遊具として使えないか考えてしまうのでしょう。
 さて、今日は気温だけでなく湿度も高くジメジメとした一日でした。それでも、1歳児そら組のK君は寂しさや不安を取り除くため、大切なぬいぐるみやふわふわのブランケットを抱えて過ごす姿が見られます。そして、担任のM先生はぬいぐるみを抱っこしたYちゃんをおんぶして保育をしているのですから、夏にカイロを背中に背負っているようなもの。M先生も大変ですがYちゃんもさぞかし暑いことでしょう。しかし、このような関わりを重ねることでぬいぐるみもブランケットも必要とせず過ごすことができるようになります。それまでの間、K君やYちゃん、M先生たちにはもう少し頑張ってもらいたいと思います。

健診、診断

2020/06/10

先週の歯科健診に続き今日は予定通り内科健診のため園医のI先生にいらしていただき子どもたちの健康状態を診ていただきました。不思議なことに先日の歯科健診の時は違い、子どもたちの悲鳴に近い泣き声や叫ぶ声はほとんど聞こえてくることはなく、各年齢・各クラスとも淡々と受診することが出来ました。健診後、先生に今後、園で予定している行事での注意事項や先生がなさっている予防対策などを聞かせていただきました。中でもどうするか思案していたプール活動は例年通りは出来ない(すべきではない)ものの、入水する子どもの人数を減らすこと、水が激しく飛び散らないようにすること、鼻水が出ている場合は保護者が入水可と判断しても入水しないようにする、何より、入水前の消毒やシャワーの徹底、タオルの共有は絶対にしないことなどを守れば大丈夫ではないかとのお話をいただきました。このことを踏まえ、職員会議で検討し判断したいと思います。
 さて、10年前の2010年2月末から3月にかけ、卒園児のおじいちゃんにお手伝いいただき卒園記念品として建築し、2012年12月旧園舎の園庭から移設した園庭の二階建てのお家、10年と言う歳月の間、雨や風、雪や太陽の日差し、そこに加え、子どもたちが遠慮なく遊ぶことであちこちダメージが出てきています。それでも記念の品を簡単に処分するわけにはいかないという気持ちがあり、修理や修繕が必要なところがないか、できるだけ気を付けて診断しています。今日はハチの巣が出来ていないか確認していたところ、二階へ上るための梯子の木が痛んでいたので古い部材を取り外し新しい(とはいっても廃材)ものと交換修理しました。これで梯子はもうしばらく大丈夫かとおもいますが、子どもたちが安全に楽しく遊べるように今後もしっかりと診断し必要な修繕をしていこうとおもいます。
そうそう、診断と言えるかどうかわかりませんが、ハウスのように屋根を掛けてもらったトマト畑、驚くほど順調に育っていると思っていたのですが、ハウス作りや畝立てを指導してくださったYさんの目にかかると、育ちは順調でももっと支えが必要であることなど、様々な診断結果・指導をいただくことになります。それでも着実に花が咲き、小さな実を付け始めていますので、子どもたちが喜んで食することが出来るよう、今後も時々診断・ご指導いただき育てていかなければ・・・!!

きれいになったら!

2020/06/09

刈った羊毛はきれいに洗って保育教材へ!玩具もきれいになりました!

毛刈りの様子

2020/06/09

少し怖かったけれど、頑張って毛刈りをしました!

よかったね!

2020/06/09

不思議なことに「ひつじの毛刈り」の日はなぜだか雲ひとつなく良く晴れて澄みきった青空の「ピーカン」となります。そして、今年(今日)も朝から晴れ渡り、気温もぐんぐん昇して少し動いただけで汗ばむほどでした。それなのに、今日来たひつじは、仲間の羊たちがすっかり衣替え(毛刈り)を終え涼しくしてもらったというのに、一頭だけ今日の毛刈りのために毛を刈ってもらえず、ずっと暑さに耐えていたようです。そんなこともあったのでしょう。きれいさっぱり毛を刈ってもらうと涼しさを感じてホッとしていたように思います。保育園の恒例行事となったひつじの毛刈り、例年なら二頭連れてきてもらい、5歳児のぞみ・めぐみ組の子どもたち以外もバリカンに手を添えて毛刈りを経験させてもらっていましたが、今年は5歳児だけに限定したこと、また、ひつじも一頭だけにしたことが残念でしたが、今年も途切れることなく毛刈りが出来て本当によかったと思います。また、他の年齢の子どもたちもモコモコのひつじが毛を刈られヤギのように変わっていく姿や意外と大きい羊を間近で見て興奮したり緊張したりしていたことが来年につながってくれると思っています。そして何より、今日とてもよかったことは、のぞみ組・めぐみ組の子どもたちが久しぶりに皆出席だったことです!そのため、各クラスの集合写真はもちろん、5歳児全員で記念撮影もできて担任の二人も大喜びでした。
 さて、今日のようにお天気がいい日は布団干しや洗濯にはぴったりの天気ですが、保育園では0歳児の担任の先生たちが綺麗に洗った(消毒)したテーブルやおもちゃをバルコニーに並べ、更にお日様の力も借りて消毒してくれていました。何でも口に運び舐めたりかじったりすることの多い未満児たち、そのためにこのような地道なことが感染症予防に大切なことです。それを行ってくれている先生たちに感謝です!

着々と!

2020/06/08

約一ヵ月前に植えた畑の苗、今年は例年よりも念入りに肥料を施したことと、このところの天候が功を奏しているようで、ほとんどの」野菜が順調に育ち、中でもキュウリとピーマンが早くも小さな実を付け始めています。また、梅の木には見事な大きさの実が付き間もなく収穫の時期を迎えていることを感じます。これからもこのまま順調に育ってくれることを願っていますが、梅雨入りすると気温も下がり、雨が大敵なトマトなどは病気になってしまうことが多いので今後の天気が心配になります。一方、赤から紫に色付き始めたJuneberryは園にだれもない日曜日にやって来た鳥たちがついばんでいるようで、子どもたちが食する前になくなってしまいそうな勢いです。また、まだまだ色付いていないblueberryの枝に、たくさんの「みのむし」がいつの間にか芸術的な住居を作っていたようで柔らかそうな葉っぱを食べて着々と蛾になる準備を始めているようですが、是非、実は食べることなく育ってくれることを願うものです。
 さて、今朝玄関ホールから3・4・5歳児の保育室やホールがある2階へ続く階段や廊下に毎年この時期の恒例となったひつじの足跡が貼られていることにお気づきになったと思います。これは、保育園の恒例行事となっている「ひつじの毛刈り」を楽しみにしてもらえるように担当の先生たちが貼りつけたのですが、これまで毛刈りを経験したことがある子どもたちは、明日、その毛刈りがあること、そして5歳児は自分たちが毛刈り体験ができるので楽しみで仕方がありません。しかし、初めて見た子どもたちには妙なものが貼られているとしか思えないのでしょう。先週まではなかった見たことがない妙なもの(足跡)を辿っていくと、そこに本物のひつじの毛が貼られているのでびっくり!そんな子どもたちも明日本物のひつじを目にし喜んだり怖がったりすることでしょう。少々残念なのが、コロナウイルスの影響もあり、例年通り2頭の毛刈りを断念し1頭だけ、そして、5歳児以外は遠巻きに見ることしかできないことですが、お天気のもと楽しいひと時を過ごせることを楽しみにしたいと思います。

泥だんご作りはお任せください!?

2020/06/05

H先生の授業のお陰で泥だんご作りには自信があります!大人、経験者の意地として子どもたちに負けるわけにはいきません!

なんとしても!

2020/06/05

今日は気温だけでなく湿度も高く、汗が乾きにくい日本の夏の到来を思わせる一日でした。このように湿度が高くなるからなのか、この季節になると毎年、園庭の遊具として立てて(埋められて)いる丸太に結構な大きさのキノコが生えてきます。色も形も一見食べられそうに見えるのですが、さすがにイチゴや柿などと違って、子どもたちが食べようとすることは絶対にありません。それどころか、生えてきたと思ったら砂遊びに使うシャベルやスコップ、あるいは棒や枝を探してきては器用に取って(叩き落として) しまいます。今朝も5歳児のぞみ組のK君が「園長先生、キノコが出てきた」と大きくなり始めたキノコを見つけました。そうなるとなんとして自分で取りたくてあれこれ方法を考えたようで、三角コーンを運んできて一生懸命にキノコと格闘した末、遂に収穫⁉することができて満足そうな表情をしていました。そんな5歳児ならではの行動に改めて成長を感じましたが、5歳児のぞみ・めぐみ組の子どもたちは七月に予定されている「お泊まり保育」に向けて少しずつ話し合いを始めていて、今日もホールに集まりお泊まり保育の時に何を食べたいか(食べるか)話し合いをしていました。普段の生活と違い、当日は給食室で調理してもらった食事をいただくのではなく、自分たちで調理して食べなくてはなりません。それでも様々なメニューが出てくるあたりが日々、お家の方々がどのような苦労をしているか気付いていない(気づくはずもない)ことが分かります。いずれにしろ、これから何度も話し合いを重ね、メニューを決めたり、どこでどんなことをして過ごすか(遊ぶか)考えたりしていきます。そんな話し合いや計画がコロナウイルス の感染第二波・第三波によって無になるようなことがないように祈る(願う)ものです。
 さて、昨日Hさんの畑から頂いてきた畑の土のおかげで、5歳児の女の子だけでなく、泥だんご作りが他の年齢に一気に広がり始めました。しかし、ひつじの毛刈りの時にひつじが園庭に落とす宝物のような泥だんごに比べ、S学院大学出身の先生たちは、在学中にH先生の授業で泥だんご作りを経験していることもあり、あっという間に結構なクオリティの作品を作るので憧れの存在です。しかし、先生たちも泥だんご作りをしているときは童心に帰るのか、大人としての意地や驚かれるような逸品(一品)を作ろうという気持ちがあるのか、子どもたちのように夢中になっているように見えました。この調子ですと、近々また畑に行って土をいただいてこなければならないような気がします・・・。

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